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クレモナ散策:カンピ通り、ガレリアを抜けてコムーネ宮へ

2017年7月22日土曜日@ミラノ~クレモナ~ベリンツォーナ/6回目

クレモナCremonaのクレモナ市立博物館(アラ・ポンツォーネ美術館)Museo Civico Ala Ponzoneでカラヴァッジョの名画の鑑賞を終え、今度はクレモナの旧市街の真ん中にある大聖堂のほうに向かいます。
クレモナ市立博物館に沿ったダーティ・ウゴラニ通りVia Dati Ugolaniを西のほうに歩いていくと、妙な絵(巨大な魚の落書き?)が描いてある塀の道にぶつかります。クレモナ駅から旧市街に続くパレストロ通りVia Palestroです。

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パレストラ通りを旧市街の中心がある南のほうにどんどん歩いていきます。やがて、クレモナの目抜き通りのカンピ大通りCorso Campiが始まる三叉路に出ます。

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カンピ大通りに入ると、道行く人も増えてきます。

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通りの左側に大きなガレリアが現れます。

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そのガレリアの手前には左に折れるグァルネリ・デル・ジェズ通りVia Guarneri del Gesùがあり、先には緑の森も見えています。

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この高名なヴァイオリンの名工の名をとったグァルネリ・デル・ジェズ通りには行かずに、魅力的なガレリア、4月25日記念ガレリアGalleria Venticinque Aprileの中を通り抜けることにします。ちなみに4月25日はイタリア解放記念日で祭日です。反ファシズム勢力の市民兵パルチザンが立ち上がり、北部の主要都市すべてをドイツ軍の支配から解放したのが1945年4月25日です。日本人の感覚ではイタリアはドイツの同盟国で解放というよりも敗戦ではないかと思いますが、戦争末期はファシズム政権のムッソリーニに対して、共産パルチザンによる革命が起きていたんですね。ムッソリーニは捕らえられて、略式裁判により、銃殺刑になったそうです。その遺体はミラノのロレート広場で吊るされたそうです。哀れな最期だったんですね。

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ガレリアの中には小さな入り口からは想像できなかったような高いアーチの天井があります。

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床には大理石で美しい模様が描かれています。こういうのはイタリアのガレリアの決まりものですね。

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ガレリアを抜けると、にぎやかな商店街があります。

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反対側には緑の公園が広がっています。ローマ広場Piazza Romaです。

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商店街に入ると、大変な数の人が行きかい歩きにくいほどです。この商店街はアントニオ・グランシ通りVia Antonio Gramsciです。

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アントニオ・グランシ通りの先にはストラディヴァリ・アントニオ広場Piazza Stradivari Antonioがあり、正面にはコムーネ宮Palazzo del Comuneも見えてきます。ここはものすごい人であふれています。広場は多くの店で埋め尽くされ、何も見えやしません。土曜市が開かれているようです。

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美味しそうな果物のお店があります。旅の途中でなければ、何か買いたいところです。

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スイカが美味しそうですね。暑くて水分が欲しいので、こういうのが食べたいなあ・・・。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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旧市街の広場を見物する予定でしたが、大変な喧噪です。とりあえずはヴァイオリン博物館に行くことにします。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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