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クレモナのヴァイオリン博物館でのストラディバリウスのヴァイオリン・コンサート

2017年7月22日土曜日@ミラノ~クレモナ~ベリンツォーナ/8回目

クレモナCremonaのヴァイオリン博物館Museo del Violinoにやってきたところです。ストラディバリウスのヴァイオリンのミニコンサートの始まる時間まで、お茶して休憩します。入口横にテラス席のカフェがあります。風の吹き抜けるさわやかなテラスです。日陰の席を選んで、座ります。

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暑くて喉が渇いているので、冷たいオレンジジュースをいただきます。もちろん、ジュースには氷を入れてもらいます。飲み物に、大量のポテトチップスとピーナッツが付いてきます。お昼代わりになりますね。

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そろそろミニコンサートの開演時間です。カフェの席を立ちます。館内に入り、ブックショップの横を通って、コンサートホールに向かいます。

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コンサートホールに入ります。面白い形のホールです。博物館の中のホールなので、きっと会議室のようなちゃちいホールだろうと思っていましたが、予想外に素晴らしいホールです。円形の舞台の周りをすり鉢状にせり上がるような客席が取り囲んでいます。どの席からも舞台がよく見えますね。

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客席はこんなに急角度でせり上がっています。怖いくらいです。日本でもヨーロッパでもこんなホールは初めて見ます。

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舞台にはグランドピアノがぽつんと置かれているだけです。ピアノはイタリアらしく、ファツィオリFazioliです。客席はがらがらですね。

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すこしずつ聴衆も入ってきますが、客席は全然埋まりそうにもありません。あまり指定席の意味はありませんね。自由席でよさそうです。

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日本人会のお楽しみ会でしょうか。幾組かの日本人の家族が最前列に並びます。もう開園時間間近です。

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ところで先程から気になっていましたが、舞台に女性のガードマンがじっと立っています。お隣には博物館の男性スタッフが立っています。

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これは高価なストラディバリウスのヴァイオリンを警護しているんです。女性ガードマンの後ろの机の上にはストラディバリウスのヴァイオリンが置かれています。1727年作製のストラディバリウス、ヴェスヴィオVesuvioです。この博物館にある2つのストラディバリウスのヴァイオリンのうちの一つです。通常は博物館で展示されていますが、ミニコンサートのときだけ、ガードマンの警備のもと、博物館スタッフがうやうやしく運んでくるんです。価格は数億円以上もするのですから、当然かな。

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さて、女性ヴァイオリニストのAurelia Macoveiが登場。机の上のストラディバリウスのヴァイオリンを取り上げて、演奏開始です。
これが今日のコンサートのパンフレットですが、曲目の紹介はありません。ヴァイオリンの紹介とヴァイオリニストの紹介があるのみです。

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演奏はヴァイオリンの独奏曲です。エンニオ・モリコーネの曲、パガニーニのカプリース、バッハの無伴奏パルティータ、ヴィヴァルディの四季、ラヴェルのボレロ、アルベニスのアストゥリアス (伝説曲)など、多彩な曲でストラディバリウスの音色をたっぷり楽しませてもらいました。もっとも、saraiにはストラディバリウスのヴァイオリンの音は日頃のコンサートで聴き慣れていますから、珍しくはありませんが、アントニオ・ストラディバリが名器を製作したクレモナの地でその音色を鑑賞したことに価値があります。親に連れられて来ていた子供たちはコンサートの間中、静かに夢の中でした。きっと美しい夢を見られたでしょう。

では、博物館の展示を見て周りましょう。ストラディバリウスのヴァイオリンをまず、間近に見ます。先ほど演奏されたヴェスヴィオVesuvioは既に陳列ケースの中に収まっています。

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もう一つのストラディバリウスのヴァイオリン、クレモネーゼCremonese(1715年製作)はこれです。

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アントニオ・ストラディバリのヴァイオリン製作の道具も展示されています。史実では、アントニオ・ストラディバリの死後、3男のパオロ・ストラディバリがすべて売り払ってしまったそうですが、その後、クレモナ市が収集したのでしょうか。

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さて、いよいよ次はカラヴァッジョの名画とのご対面です。



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ジャンル : 海外情報

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 

マーラー6番ですか・・・ハンマー打撃は勘弁してほしいものです。あったとしても、3回目の打撃だけは・・・

04/11 18:10 sarai

まさにマーラー6番な状況です笑

04/11 17:51 kico

お互い、残念でしたね。今年でヨーロッパ遠征を終わりにする予定でしたが、悲劇的な状況になりました。天はまだ我に旅を続けよというご託宣を与えたのでしょうか。1年延期

04/11 03:13 sarai

以前にもコメントさせていただいた者です。来ましたね、楽友協会からのメール。私たちはとりあえず1年延期としましたが、どうでしょうね。困っている人が多い中贅沢な悩み

04/11 00:33 kico

お返事ありがとうございます。
本当に!私もレイルジェットや美術館の手配もしているので、祈るような気持ちです。

03/10 19:06 kico
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