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気ままに箱根:湖尻まで自然を満喫したハイキング

箱根の3日目。昨日、箱根湿生花園からすすきの原に向かって歩いていく途中で、気になる看板を見ました。それって、この仙石原から芦ノ湖の湖畔の湖尻までの散策路の地図です。仙石原~湖尻自然探勝歩道って名付けられた散策路です。

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今日は天気も良さそうなので、この散策路を歩いてみることにします。朝11時ころに天気を見極めて、散策に出発します。早川沿いに箱根湿生花園の前まで歩き、そこから、すすきの原のほうに向かいます。昨日見つけた看板のところに到着。ここから、湖尻への散策路が始まります。

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さあ、元気よく歩き始めましょう。

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丁寧に立てられた案内板にしたがって歩いていきます。

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曲がり角には必ず案内板があります。

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やがて、自然豊かな雰囲気の小径にさしかかります。

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気持ちのよい素晴らしい小径が続きます。

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木立の中の道を進んでいきます。

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やがて、小径の路面が石畳に変わります。いい雰囲気ですね。アッピア街道とまではいきませんが、石畳はいいですね。

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と、早川沿いの道に下りていく階段があります。早川沿いに出ると湖尻の方向とは逆方向に進むので戸惑います。

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早川沿いを逆方向に歩いていくと、大きな看板が立っています。展望案内図です。箱根の外輪山の案内図です。

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正面の山の左手のへこみが乙女峠です。画面の一番右側の山が金時山です。

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左に目を転じると、大きな山が見えます。丸岳です。画面の左端の山が下ったあたりが長尾峠です。

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さらに早川沿いに進むと、横から流れ込む支流を渡る木橋とその先の早川本流を渡る橋が見えてきます。この橋に誘導するために早川沿いの道は逆方向になっていたんですね。

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早川を渡る木橋に立って、saraiは早川の流れを眺めます。

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これが早川です。芦ノ湖から流れ出す清流です。これは芦ノ湖の湖尻方向です。

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橋を渡って、対岸の道を今度こそ、湖尻方向に向かって歩いていきます。先ほど支流の木橋を渡りましたが、今度は対岸の支流の木橋を渡ります。

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やがて、向かい側に先ほど早川沿いの道に下りてきた階段が見えます。ここまでは無駄な回り道だったわけです。しかし、それを配偶者に言うと、気持ちのよい自然を余計に味わわせてもらって感謝しましょうって言われます。それはそうかも・・・。

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余計に歩いたせいではありませんが、持病の足の痛みが襲います。どこかで一休みしたいところです。ベンチがほしいなと思っていると、うまい具合に道の真ん中に頃良い高さで斜めに切った切り株があります。まるでベンチみたいなものです。これで足の痛みが治まります。

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その先に進むと、すぐに本物のベンチが現れます。これには苦笑しますが、今一度、休みます。

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やがて、散策路は早川から離れていきます。笹に両側を挟まれて、まるで笹のトンネルのように見える美しい小径です。

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散策路はやがて、広い道にぶつかります。これはサイクリング道です。

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しばらく、このサイクリング道を歩きます。

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やがて、分岐路に出ます。ここには大きな地図の案内板が立っています。ここから歩道はサイクリング道から離れて、山道を上っていきます。配偶者はsaraiの足を心配して、平坦なサイクリング道を歩こうと言いますが、saraiは大丈夫だから、見晴らしが良さそうな山道を上がろうという方向で話を決します。

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さあ、山道を上っていきましょう。山道と言っても道幅の広いしっかりした道です。

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振り返ると、今分岐してきた道が見えます。サイクリング道は左が仙石原、右が湖尻方面です。

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山道を上っていきますが、道には車の轍が残っています。ハイキング道にもなっていますが、車も通行できるようですね。

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山道ではありますが、左側にはずっとゴルフ場が見下ろせます。向かい側の山の中腹では噴煙が上がっています。大涌谷でしょうか。

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後ろから車が追い越していき、少し前で停車します。山林の作業中の方たちのようです。少し声を交わすと、幼木が鹿に食べられないように保護ネットを巻き付けているそうです。イノシシは食べないそうです。自然と人間の共生はなかなか難しいんですね。これが保護ネットを巻き付けた幼木です。

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保護ネットの設置中であることを示す看板も立っています。

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やがて、展望台のようなところに出ます。展望案内板が立っています。

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やはり、噴煙の上がっているのは大涌谷でした。その左の山は台ヶ岳、右はつんと突き出た山が冠ヶ岳、その右は神山です。

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道の傍らに花をつけた木があります。配偶者によると、ミツマタだそうです。確かに枝先が奇麗に三つに分かれて、花を咲かせています。

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山道を下り始めます。やはり、下りは楽です。

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このあたりは山林の整備が進んでいて、樹木の間引き作業の説明板も立っています。

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大きな樹木も鹿の被害に合わないように竹で保護されています。鹿と人間の共生の難しさが実感できますね。

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やがて、山道を下り終えて、また、大きな地図の案内板があります。

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先ほど分かれたサイクリング道と合流です。

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合流したサイクリング道を湖尻に向かって歩き始めます。振り返って、合流ポイントを眺めます。

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まあ、サイクリング道と言っても、山道とそんなに変わらず、結構、起伏があります。

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長尾峠に上る道があります。往復1時間ほどのようです。もちろん、そんな体力はありませんから、素通りします。

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散策路はずっとゴルフ場に沿っています。樹木がなくて、ゴルフ場が見通せるところがあります。箱根カントリー倶楽部です。

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やがて、距離の表示してある道標があります。湖尻まであと2.3キロ、仙石原から5.6キロです。3分の2以上来たようです。あと少し頑張りましょう。

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ゴルフ場を抜けた先で突如、芦ノ湖の湖尻水門が姿を現します。

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これが芦ノ湖から早川への水の流れをコントロールする湖尻水門です。

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途中、足が痛くなったりもしましたが無事にハイキング完了です。じっと芦ノ湖を見入るsaraiです。

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ここからまた、芦ノ湖西岸歩道が始まっています。今回はこれでハイキングは終了です。それでも芦ノ湖の湖岸だけは見に行きましょう。

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芦ノ湖の湖岸に立ちます。

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釣り船で糸を垂れる人もいますね。のんびりした風景です。

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湖側から湖尻水門を眺めます。

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湖畔にはコテージが立ち並んでいますが、今の時期は休業中のようです。春休みでもなれば賑わうのでしょう。ここは芦ノ湖キャンプ村です。

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バーベキューをするテーブルも並んでいますが、今は閑散としたものです。

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美しい林を抜けて、桃源台に向かいます。

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桃源台のロープウェーのゴンドラが見えます。

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桃源台からはバスに乗って、仙石原に戻ります。その前にここでランチをいただきましょう。展望レストランの窓からは芦ノ湖クルーズの海賊船が見えます。

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saraiはメンチカツカレーをいただきます。

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配偶者はとろろそば。

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ランチを美味しくいただき、15分おきのバスにゆったり座って、15分ほどであっという間に仙石原に帰着。バスはさすがに早いですね。
リゾート宿で温泉に浸かって、疲れを癒しました。
明日はゆったりと過ごしましょう。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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