ザルツブルク音楽祭:究極のコンサートはハイティンク指揮ウィーン・フィルのマーラーの交響曲第9番
今朝1回目のコンサートは祝祭大劇場Großes Festspielhausですが、朝食を食べるところが祝祭大劇場のあたりにはなかなか見つかりません。仕方がないので、少し遠いゲトライデ通りGetreidegasseまで行ってみます。
と、お馴染みの海鮮料理のお店ノルドゼーNordseeを発見。ここで頂きましょう。
氷を敷き詰めた上に美味しそうな魚介が並んでいます。
魚介だけでなく、パンも豊富です。バーガーを頂きましょう。
お店の奥にはテーブル席が並んでいます。ここで朝食を頂きましょう。
これが選択したバーガーです。
バーガーと一緒にコーヒーもお願いします。コーヒーは持ってきてくれるのかなと待っていると、ここで自分で淹れてねといいます。セルフサービスなんですね。エスプレッソマシンがどこでも導入されています。ついでに美味しそうなジュースも追加。かなり高価です。
でも、イタリアで飲んでいたブラッドオレンジジュースはありません。ブラッドオレンジジュースを飲むためにならイタリアに行ってもいいかなと配偶者は真剣に思っています。でも、イタリアは鬼門・・・。
さて、朝食も終わったところで張り切ってコンサートに行きましょう。今日は巨匠ハイティンクです。究極のマーラーを聴きにわざわざ駆け付けたんです。
ゲトライデ通りからドゥルヒガンクを抜けていきます。
ドゥルヒガンクの中には美しい中庭があります。
祝祭大劇場の前に戻ると、開演時間が迫り、着飾った男女が集まっています。
早速、ホール内に入ります。今日は最高の席、最前列中央です。指揮台が間近に見えます。
開演まで10分少しになり、席も埋まってきます。だんだん、緊張感も高まってきます。
どの席もまんべんなく、埋まってきます。どちらにせよ、今日は満席の筈です。
今日は特別の演奏でした。終演後、祝祭大劇場を出るまで無言でしたが、配偶者にぽつりと「終わったね」と言いました。万感の思いです。saraiにとって、音楽は人生そのもの。中学生になって、親に買ってもらったステレオでクラシックを聴き始め、40歳になって、夢だったウィーン国立歌劇場でオペラを見て、それから、病みつきになって、ヨーロッパ遠征で音楽を聴き続けてきました。そして、一昨日と今日、ハイティンク指揮ウィーン・フィルで一番愛して止まないマーラーの交響曲第9番を聴き、これでもう思い残すことはありません。
このコンサートの詳細な記事はここに既にアップ済みです。
配偶者によると、ハイティンクを聴き終わり、saraiは気が抜けたようだったそうです。配偶者はそういうsaraiに気を使ったのか、無事、ハイティンクを聴き終えた記念にワインで乾杯しようと誘ってくれます。saraiと配偶者の間で、愛称ぞうさんと呼んでいるレストランに向かいます。今日もぞうさんは健在です。
見渡すと、ぞうさんグッズが並んでいます。このレストランは以前泊まったことのあるホテル・エレファントに付属しているレストランです。
ところが生憎、いつものように大変混み合っています。スタッフに2人だというと、相席を勧められます。いやあ、ちょっとね。入口のところに、ナプキンの準備などに使っているテーブルがあります。ここでいいんだけどというと、作業中のものを片付けて、2人用に準備してくれます。ありがとう。
さあ、ワインで乾杯です。
ここで気持ちを落ち着かせながら、ゆっくりとランチをいただきましょう。
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