電車を降りたけど・・・バス停はいったい、どこ?
ザルツブルクSalzburgを離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenへ向かっているところです。途中、世界遺産のヴィースの教会を訪ねます。現在、ムルナウMurnauで次の電車に乗り換えました。乗り換えた電車のテーブルにも先ほどまでの電車と同じ地図が描かれています。分かりやすくて、いいですね。

ムルナウ駅を出た電車はすぐに山間の高台を走り出します。すぐ、ムルナウ・オルトMurnau Ortに到着。

車内はそこそこに空いています。このあたりにまで足を延ばす観光客はあまりいないようです。

ゼーライテン・ベルクガイストSeeleiten-Berggeistの駅を過ぎて、広大な平原を左に見ながら、電車は走ります。

グラフェナシャウGrafenaschauの駅を過ぎると、山がちになります。

それでも林を抜けると、綺麗な山の斜面が現れます。

斜面の草原にはハイキング道もあるようです。

ハイキングしているご夫婦もいますね。このあたりは牧草地のようです。

次の停車駅、バード・コールグルブBad Kohlgrubに到着。ここで降りる人たちがいます。駅名からすると、温泉地なのかな。

乗り換え駅のバード・コールグルブ・クアハウスBad Kohlgrub Kurhausに到着。

ここまでの3回の電車の乗り換えはスムーズに完了しました。一緒に降りた乗客は一組の親子だけ。彼女たちはさっさと歩いていきます。

次のバスへの乗り換えは、駅からバス停まで250メートルの移動で、乗り換え時間は20分です。地図もありません。分かっているのバス停の名前だけ。ここで間違いは許されません。緊張します。降り立った電車の駅は、ポツンと駅のみがあるだけで、駅員もいません。駅から1本の道が伸びています。車掌さんにバス停を聞くと、その道を行けとのこと。確かに方向としては間違えようもありません。呆然としている我々を残して、電車は去っていきます。

電車のいなくなった駅には、なーんにもありません。線路と草原だけです。

先ほどの親子連れが歩いていった道をとぼとぼと歩きます。上り坂を進むと、大きな道にぶつかります。親子連れもここで立ち止まっています。さて、右に進むか左に進むか・・・。両方を眺めて思案します。バス停を示す道標はありません。右は何もなし、左は向こうに町並みが見えています。左でしょうね。

不安ながらも歩いていくと、少し、賑やかな界隈に出ます。

大きなピザ屋さんの前に出ます。しかし、まだ、バス停は見当たりません。

この先に右に入る大きな道があります。まさか、そっちにバス停があるわけではないよね。まったくもって見当もつきません。

ともかく、もう少し、この道路を進んでみましょう。まだ、バス停らしきものはまったく見えませんが・・・。

淡々と歩いていくと、カーブした道の先にバス停がありました! よかった・・・ほっと胸を撫でおろします。こんなところで迷子になったら、どうしようもありませんからね。

本当にこのバス停でいいのか、ちゃんと確認しましょう。目的とするバス停の名前、フォイエルヴェーアハウスFeuerwehrhaus, Bad Kohlgrubからすると、消防署の前の筈なんですけどね。
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