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ドヴォルザーク・プロジェクト第2夜:ウィハン・カルテット@鶴見サルビアホール 2018.9.25

今日はSQSドヴォルザーク・プロジェクト2018と題したドヴォルザークの弦楽四重奏曲シリーズの第2夜です。今日はドヴォルザークの楽曲の中でも特に有名な弦楽四重奏曲 第12番 「アメリカ」が演奏されます。チェコを代表するカルテットのウィハン・カルテットの演奏する《アメリカ》は既に3年前にも聴きました。今日もそのときと同様に音楽性に優れた演奏でした。彼らの体にはチェコ人魂が沁み込んでいるので、黙っていてもこんなに素晴らしい演奏になるんでしょう。

冒頭は前回と同様に弦楽四重奏のための「糸杉(Cypresses)」です。何も言う必要はありません。ただただ、ボヘミアの美しさに満ちていて、その哀愁にあふれた演奏にはうっとりとするだけです。前回同様、第1ヴァイオリンのレオシュ・チェピツキーの美しい響きが心に沁みてきます。

続いて演奏された弦楽四重奏曲 第8番も見事な演奏。こんなに美しい曲をドヴォルザークは《アメリカ》以外にも書いていたんですね。とりわけ、第2楽章の美しいこと、この上もないって感じです。作曲されて、初演まで13年もかかったということが不思議だし、今でもほとんど演奏されないのが不思議な名曲です。こういう曲が聴けたのも、こういうドヴォルザークの連続演奏会の企画のお蔭です。感謝しましょう。

後半の《アメリカ》は細かい感想は不要です。素晴らしい演奏でした。終始、美しい響きが続きました。とりわけ、第1ヴァイオリンのレオシュ・チェピツキーの美しい響きが突出していました。チェロのミハル・カニュカもさすがの演奏でした。フィナーレでは気持ちが高揚しました。

アンコールはヴィオラのヤクブ・チェピツキーが「アントニン・ドヴォルザーク」とだけ言って弾き始めます。「糸杉(Cypresses)」でしょうが、何番かは分かりません。後で第11番と判明します。最後の日に弾く予定の曲でした。聴けないはずの曲が聴けて、満足です。美しい演奏でした。

今日のプログラムは以下です。

  弦楽四重奏:ウィハン・カルテット
   レオシュ・チェピツキー vn    ヤン・シュルマイスター vn
   ヤクブ・チェピツキー va   ミハル・カニュカ vc

 SQSドヴォルザーク・プロジェクト2018 第2夜

  弦楽四重奏のための「糸杉(Cypresses)」 第4-6曲
     4. その愛は私たちを幸せに導くことはないだろう
     5. 本に挟んだ古い手紙
     6. おお、私の輝く薔薇よ

  弦楽四重奏曲 第8番 ホ長調 Op.80

   《休憩》

  弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調 Op.96「アメリカ」

   《アンコール》
    弦楽四重奏のための「糸杉」 第11曲

最後に予習について触れておきます。
以下の全集盤で予習しました。ただし、やはり、「アメリカ」は別の演奏を聴きます。

 プラハ弦楽四重奏団(全集盤) 1973年録音

もう既に書いたことですが、特に糸杉の哀愁に満ちた演奏が素晴らしいです。また、弦楽四重奏曲 第8番のボヘミアの郷愁にあふれた演奏が美しいです。


で、弦楽四重奏曲 第12番 「アメリカ」だけは、以下の録音を聴くしかありません。予習っていうわけではありません。

 スメタナ弦楽四重奏団 1980年録音 神戸文化会館でのライブ LP

単に愛聴盤を久しぶりに聴いただけのことです。うーん、これしかない!


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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai

saraiさま、
お久しぶりです!
お元気にコンサートや旅行を楽しんでおられますね!
ブログ、楽しく拝見しています。おフランス、良いね😊
私は春だというのに、仕事と用事以

04/09 05:29 えりちや

気になってたずねても 
誰にも知らんと言われなんやろ
と思いつづけて居ました❗
写真みつけてこれだと思いました❕スッとしました
教えて下さって嬉しいです
ありがとうご

02/13 22:26 みーちゃん

みーちゃんさん、saraiです。

あの謎の建物は雄琴沖総合自動観測所という施設で琵琶湖の水質を測定しているそうです。

https://www.water.go.jp/kansai/biwako/html/repo

02/13 21:40 sarai

ずーと前にうきみどうに行きました
やはり、琵琶湖の真ん中の建物が何なのか気になったままです
分かりましたか
教えてください

02/13 20:54 みーちゃん

五十棲郁子さん、コメントありがとうございます。

水道水のこと、tap waterって言うんですね。知らなかった。単にwaterで通していました。ましてや、フランス語はほとんど

02/11 00:12 sarai

フランスも地方へ行くと英語が通じないでしょう。tap water ぐらいフランス語で言えないとね。

02/10 12:54 五十棲郁子
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