ガルミッシュ=パルテンキルヒェンも間近
ザルツブルクSalzburgを離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenへ向かっているところです。現在、世界遺産のヴィースの教会Wieskircheからバスでガルミッシュ=パルテンキルヒェンに向かっているところです。とんでもない事態のために約45分の大幅な遅れになっています。バスはウンターアマガウUnterammergauの村の中に入ります。このあたりでは、建物の壁に絵が描かれています。ドイツやスイスの村の特徴です。

この建物は村役場Rathausだったようです。

ウンターアマガウの村を通り過ぎると、また、美しい緑の草原が広がっています。

やがて、オーバーアマガウOberammergauの駅前に到着。大騒ぎの発端になった4、5組の家族ずれが降りていきます。鉄道に乗り換えるのでしょう。彼らとて、予定の電車には乗れなかったのですね。まあ、人助けでしたから、仕方ありませんでした。配偶者はハエ退治で手なずけた子供たちとお別れしています。

車内はすっかり空きます。ガルミッシュ=パルテンキルヒェンまで行く中国人家族と我々はそのまま乗車しています。

このオーバーアマガウの駅前は以前も来たことがあり、そのときの記憶がよみがえってきます。16年前の旅でノイシュヴァンシュタイン城を訪れ、その後、フュッセンから乗ったバスでヴィースの教会を経て、このオーバーアマガウの駅前まで来て、ここでリンダーホーフ城行きのバスに待ち時間1分で乗り換えました。しかもその乗り換え時にオーバーアマガウの駅舎のコインロッカーに走っていって荷物を預けました。このときから、スリルのある旅に目覚めたような気がします。駅前の様子は16年後の今も変わりませんね。

大幅な遅延にも関わらず、ここでちょっと時間調整しています。何故?(後で調べたところ、本来、次に発車するガルミッシュ=パルテンキルヒェンが15分ほど前に発車していたんです。ですから、バスの時間間隔を空けていたんですね。迷惑な話です。)

ようやく、バスが発車して、懐かしいオーバーアマガウの駅前を通り過ぎていきます。

次のバス停、オイゲン・パプシュト・シュトラーセEugen-Papst-Straßeに到着。しばらく、オーバーアマガウの町並みの中を抜けていきます。また、乗客が乗り込んできます。

しばらく走って、エッタール修道院Kloster Ettal前のバス停に着きます。エッタール修道院には美しいバロック様式の教会もありますが、寄って見ていく余裕はありません。

ここでも乗客が乗り込んできます。

やがて、大きな岩山が見えてきます。ドイツ・アルプスに連なる山々でしょう。ガルミッシュ=パルテンキルヒェンも近づいてきたようです。

オーバーアウOberauの町に着きます。ガルミッシュ=パルテンキルヒェンまで、あと15分ほどです。

正面に険しい山々が見えてきます。明日登る予定のツークシュピッツェZugspitzeなのかな?

ガルミッシュ=パルテンキルヒェンの町に入っていくと、岩山の姿が鮮明に見えてきます。

ガルミッシュ=パルテンキルヒェンの駅前はもうすぐです。
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