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ヒラリー・ハーンの思い出・・・初めて聴いたのはいつ?

12月3日・5日のバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲演奏コンサートでsaraiの10年来の夢が完結しました。10年来の夢というのは、ヒラリー・ハーンのコンサートを聴き始めて、10年以上が経過したということです。それでは、ヒラリーの実演を初めて聴いたのはいつのことだったんでしょう。どうも思い出せません。ブログを書き始めてからの記事を見ると、今回の2回のリサイタルを含めて、13回聴いています。初めて、ちゃんとした記事を書いたのは2010年5月30日、東京芸術劇場でペッカ・サロネン指揮フィルハーモニア管弦楽団と共演したチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲のコンサートです。因みにその時のアンコール曲が昨日と同じアンコール曲、パルティータ第1番のサラバンダでした。(ヒラリー・ハーンのすべての記事はブログの左側のインデックスのヴァイオリンのカテゴリから、ヒラリー・ハーンをクリックしてください。) でも、それ以前から、確かにヒラリー・ハーンは聴いています。ブログの記事を探索すると以下の記事の断片を発見しました。

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まずは、ヒラリー・ハーンの来日「ヴァイオリン・リサイタル」。

 1月9日 横浜みなとみらいホール
     イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタから
     アイブス:ヴァイオリン・ソナタから
     バルトーク:ルーマニア民俗舞曲から
     ほか

 saraiは熱狂的なヒラリ-ファンです。でも、最近のヒラリ-は聴く度に演奏の精度を上げ、さらに期待を上回る演奏で感動させてくれます。特に研ぎ澄まされたヴァイオリンの音色はヒラリーにしか出せないもので、その音色で完璧な技巧のもとに彼女独自の解釈した音楽を繰り広げてくれるのですから、まったく脱帽です。
 イザイの曲は技巧的にも難しい曲ですが、なんなく弾きこなし、感銘を受けました。アイブスは今回初めて聴く曲で事前にCDで予習しましたが、これまた、素晴らしい演奏。バルトークはお馴染みの曲で、彼女がどんな風に弾くのか興味がありましたが、意外にバルトークそのものって感じという演奏。
 全体として、非常に充実したリサイタルでヴァイオリンの魅力に満ちており、割に耳慣れない曲が多かったのですが、聴覚が喜ばされる感覚で満足!満足!
 既に来年来日予定のサローネン+フィルハーモニア管とのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲のコンサートのチケットを入手し、待ち遠しく思っています。
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上記は2009年1月9日、横浜みなとみらいホールでのリサイタルですね。

その前はいつだったのか・・・記憶の奥底を探し回ります。ふっと記憶が蘇ります。誰かとヒラリー・ハーンのことを会話しました。だんだん、記憶が明確になってきます。ヨーロッパへの旅に向かう飛行機で隣にたまたま座っていたsaraiよりも随分若い男性との会話です。その男性がとんでもないクラシック音楽好きでヨーロッパにオペラを聴きに行くということで話がお互いのオペラのことで盛り上がったんです。ただ、saraiは普通のメジャーなオペラハウス、彼は地方のマニアックなオペラハウスということで、彼はsaraiに優る音楽愛好家だったんです。彼はスーツを着ていて、荷物は小さなアタッシェケースのみ。アタッシェケースには下着の着替えとPCだけが入っていて、大きな荷物は預けていないそうです。ヨーロッパのローカル空港への飛行機に乗り継ぐときに荷物があると短い乗り換え時間では問題が起こるからとのことです。飛行機の中でもスーツを着ているのは、そのまま、オペラハウスに駆け付けるためだそうです。ヨーロッパでは各地のローカルなオペラハウスを連日、飛行機で駆け巡るのだそうです。印象的だったのは、ベルクのルルを聴くと言っていたことです。その頃はまだ、saraiはベルクのオペラを聴いたことがありませんでした。で、その時、話題に上ったのがヒラリー・ハーンのことでした。ヨーロッパからの帰国後すぐにヒラリーのリサイタルを聴く予定でしたが、彼も聴くと言っていました。また、その会場、オペラシティでお会いしましょうというのがお別れの言葉でした。結局、オペラシティでは彼の姿を見ることはありませんでした。以来、我が家では彼のことを《達人》と呼称して、敬っています。
その旅はどの旅だったのか。2005年のゴールデンウィーク、北イタリアとウィーンを訪れた旅でした。旅の概要は以下です。

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2005年のゴールデンウィークをフル活用して、北イタリア(ベネチア~ボローニャ~フィレンツェ)からウィーンを巡る旅です。
前半の北イタリアは美術、風物を楽しみながらの鉄道の旅、後半はフィレンツェとウィーンでオペラを楽しんできました。

今回の旅の目的は、前回のイタリア訪問でカバーできなかった北イタリアの美を堪能することです。特に
・パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂のジョットのフレスコ画
・ベネチアの教会のティツィアーノの絵画「聖母被昇天」
・ラヴェンナのビザンチン文化のモザイク画群
にこだわっていました。
それにもちろん、ヨーロッパに行って、オペラを見ないで帰ることはできません。ヨーロッパに旅する目的はもともとオペラを見ることにあります。フィレンツェの5月音楽祭と無理して帰りに寄り道するウィーンでオペラを見ます。ほかでも見たかったのですが、どうしてもスケジュールが合いませんでした。

・5月5日 フィレンツェ歌劇場 歌劇「トスカ」 メータ ライモンディ,ウルマーナ,ハドック
・5月6日 ウィーン国立歌劇場 楽劇「さまよえるオランダ人」 小澤 グルントヘーバー,シュナイダー・ホフシュテッター,フィンク,ボータ
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そして、帰国後、2005年5月10日、東京オペラシティ コンサートホールで初めて、ヒラリー・ハーンのリサイタルを聴きました。ヒラリーが26歳、今から13年前でした。因みにヒラリーの初来日は2000年11月のヤンソンス指揮ベルリン・フィルに帯同してのものでした。ヒラリーは若干21歳。そのときの11月26日のサントリーホールでの公演はNHKがHI-VISION放送しましたから、D-VHSでばっちり録画しています。見事なショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番の演奏でした。アンコール曲は無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番のプレストでした。(ヒラリー・ハーンのツイッターによると、今回の12月3日のリサイタル後のサイン会で、この初来日時にヒラリーの最初のバッハの無伴奏のCDにサインをもらったかたがそのサインされたCDを持ってこられたそうです。)

ですから、saraiは初来日後、5年目の2005年からヒラリー・ハーンの演奏を聴き続けていることになります。10年間は素晴らしい演奏が続き、3年前の2015年は不調でした。そのときは分かりませんでしたが、妊娠・出産という出来事があったんですね。今年は二人目のお子さんも出産し、見事に復活しました。また、saraiにとって、世界最高のヴァイオリニストに復活です。

因みにその2005年のリサイタルに行くきっかけは渋谷のタワーレコードでヒラリー・ハーンのコーナーができていて、絶賛されていたので、試しにメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を購入し、その演奏を聴き、いっぺんにファンになってしまったんです。

なお、2005年5月から2009年1月の間に聴いたコンサートはまったく不明です。当時の手帳で暇なときに調べてみましょう。

今回の日本ツアーはパーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルと共演するモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番のコンサートが続きますが、saraiはラストコンサートになる12月16日の宮崎芸術劇場のコンサートを追っかけします。



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ジャンル : 音楽

       ヒラリー・ハーン,

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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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