ヴェルター湖:ブラームスの道って・・・絶句!!
マーラーの跡を訪ねる小旅行でヴェルター湖Wörtherseeを訪ねています。
クラーゲンフルトKlagenfurtのマイアーニックMaierniggにあるマーラーの作曲小屋とヴェルター湖畔のマーラーのヴィラを訪れた後、次はブラームスゆかりの地、ペルチャッハPörtschachのツーリストインフォメーションを訪れました。ブラームスのハウスはないけれどと言いながら、≪ブラームスの足跡Auf den Spuren von Brahms≫なる13枚の写真カードの小冊子を出してくれました。その資料に基づいて、ブラームスの散歩コースを歩いてみることにします。しかし、ツーリストインフォメーションのお姉さんのきっぱりとした何もないという言い方にすべてを想像した配偶者は、さすがにsaraiとの同行を拒否。街のカフェでブログを書きながら待つそうです。ペルチャッハの町の目抜き通りのハウプトシュトラーセHauptstraßeに出ると、あまり開店しているカフェがありません。イタリア料理店のダ・マリオDa Marioが綺麗なので、そこで配偶者は休んで待つことにします。ここからはsaraiの単独行動。ハウプトシュトラーセを西に少し歩いたところで右に折れて、山のほうに向かいます。すぐに山道、グロリエッテヴェーグGloriettewegに入る標識があります。

だらだらした坂道を上っていきます。

案内板を見ながら、ホーヘ・グロリエッテHohe Glorietteに向かいます。

ここから、急な坂道になります。

フーフー言いながら、山道を上っていきます。

見晴らしもよくなって、ヴェルター湖の湖面も望めます。

この先は階段が続きます。暑くて苦しい修業です。

平坦で広いところに出ます。案内板がちゃんと設置されているので、道に迷うことはありません。

目的地のホーヘ・グロリエッテに着きました。眺めは素晴らしいです。

眺めはいいんですが、ただ、それだけ。目指していたBrahmsliegeというのがどこなのかは明確ではありません。多分、このホーヘ・グロリエッテの一角なのでしょう。ここまで30分ほど歩いてきたので、帰りの時間も考えると、そろそろ、このあたりでお終いにしましょう。配偶者も待っていますからね。最後に美しい眺めを楽しみます。

配偶者の判断は正しかったようです。ここまで歩いて来たのは大間違いでした。山の中の坂道を上がっただけのことです。きっとブラームスの散歩コースの一部なんでしょうけどね。暑くて苦しくて、まるでブラームス修行のようなものでした。ペルチャッハはブラームスが美しいヴェルター湖をここから眺めながら、作曲したんだねって思うだけのところのようです。あとは≪ブラームスの足跡Auf den Spuren von Brahms≫の写真カードを眺めるだけで十分だったようです。
さて、配偶者の待つイタリア料理店に戻りましょう。目抜き通りのハウプトシュトラーセへは坂道を下ってくるだけなので、たった10分ほどしかかかりません。ハウプトシュトラーセの道沿いに、レオンビーチLeonbeachというレストランが見えます。

その通りの向かいには、ブラームスの名前を冠した史跡案内板があります。

ホテル シュロス レオンシュタインHotel Schloss Leonstainです。ブラームスがこのペルチャッハで定宿としたホテルです。

ホテル シュロス レオンシュタインの綺麗なお庭です。

ホテル シュロス レオンシュタインの瀟洒な佇まいを見ながら、配偶者の待つレストランに向かいます。

イタリア料理店は2,3軒隣りでした。配偶者は涼しい顔で待っていました。すっかり、くたびれもうけでした。
歩いたルートを地図で確認しておきましょう。

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