スイス・オーストリアの旅(企画・準備編):ミュンヘン・オペラ音楽祭
ミュンヘンの7月と言えば、何といっても、ミュンヘン・オペラ音楽祭(Münchner Opernfestspiele)が思い起こされます。
といってもそんなことを思うのはオペラファンだけかなあ・・・。
当ブログでもご紹介した以前行ったバイエルンの旅(2001年)は6月の旅でしたが、本来はこのミュンヘン・オペラ音楽祭に行くことが目的で7月の予定だったんです。
ところが、saraiのミスでオペラのチケットの申し込み時期を思い違え、気が付いた時には、もうチケットはなし。
バイエルン国立歌劇場は通常は3カ月前からの予約開始ですが、この音楽祭に限って、約半年前からの予約開始となるんです。
で、前回は仕方がないので、予定を逆に1カ月早めて、6月に行くことにしたわけです。それだと、通常のオペラ公演のチケットの予約ができたからです。また、そのために新たな出会いもあったのもご紹介しましたね。
ともあれ、今は丁度、音楽祭の半年前。ちょっと調べてみましょう。
ええっ!! 「フィガロの結婚」の伯爵夫人役にsaraiが現在、最も大好きなソプラノの2人、ネトレプコとフリットリのうちのひとり、バルバラ・フリットリが出るじゃありませんか。
しかも、丁度、公演日はザルツブルグのあたりに行っている7月14日です。
これは見逃せませんね。一生、悔やむことになります。
で、恐る恐る配偶者にこの件を切りだしてみました。思いのほか、優しく了解してもらえました。感謝!です。
もうこの時点で予約開始の2月1日が数日後に迫っていました。早速、ネットのサイトでチケットの申し込みを済ませました。
1か月にわたる音楽祭の膨大な申し込みチケットの処理は大変らしく、チケットがとれるかどうかはまだまだ現時点では不明です。
今はただ祈るのみです。
もっとも、このヨーロッパの旅から日本に帰った直後、その翌週には、トリノ歌劇場の来日公演でフリットリの出演する「ラ・ボエーム」を見るんですが、それはそれ、別のことです。本当に今が旬のフリットリの天使のような歌声は、何度でも聴きたいのがオペラファンです。
そういうわけで、ミュンヘンに足を延ばすことになりました。
ついでにまた、美術館巡りでもしてこようかな。
アルテ・ピナコテーク、ノイエ・ピナコテークは再訪になりますが、さらに前回見逃した青騎士の美術館もなんとか見てみたいものです。
そんなわけで、ミュンヘンからウィーンにとんぼ返りして、バーデンの夏劇場に駆けつけることになってしまいました。
いつの間にか、随分、スケジュールが詰まってきました。
次回は、少し、整理して、次回の旅のスケジュールをご紹介しましょう。
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