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スイス・オーストリアの旅(企画・準備編):ミュンヘン・オペラチケット騒動

さて、本年7月のスイス・オーストリア・ドイツの旅はほぼ日程も固まり、肝心のオペラのチケットもバイエルン国立歌劇場でのミュンヘンオペラフェストシュピーレのチケットを残すのみでした。

 7月14日 フィガロの結婚
 7月15日 トスカ

2月1日からの事務処理開始ということで、いよいよでしたが、2月3日にはJCBでフィガロの分の引き落としがあったので、一応、安心して、フィガロ分だけでもチケットが郵送されてくるのを待っていました。しかし、じっと待っていましたが、なかなか待てど暮らせど、郵便も来なければ、連絡もなし。

遂に2月末になって、もう満席になったので、あなたのチケットは取れませんという非情なeメール!!
でも、それって、トスカのことでしょう、フィガロは大丈夫ですよね、早く、フィガロだけでもチケットを送ってよと気持ちが割り切れないままに即座にメールしました。

すると、暫く経って、やっと先週末にeメールが来ました。
フィガロのカテゴリー2の席を用意したので、それでよければ、クレジットカードの番号を知らせろとのこと。席の位置を見ると、14列目と少し後ですが、カテゴリー2では最前列で中央でまあまあの席です。

でも、それよりも、既にJCBカードで2月3日に既にカテゴリー1相当の金額が引き落とされているんです。
また、払えってことかい!!!

これまでの事情をなるべく冷静になって、eメールしました。

すると、今度は3日ほど経って、今度はプロバイダから、あなたのメールはそのメールアドレスには届きませんでしたとのこと。
何だよ。向こうから送られてきたメールのアドレスに返信しただけなのに!
それに何で3日もかかって、メールがはねかえされるんだ!!

あせって、すぐに有効と思われるメールアドレスに変更して、eメールを送りなおしたのがこの月曜日。

いらいらしていると、今度は昨夜(つまり、火曜日、今度は1日で返事)になって、eメールが来ました。
今度はカテゴリー1の席で2列目の少し横っちょの席でまあいいかって感じです。でも、メールをよく読むと、また、前回同様、これでよければ、クレジットカードの番号を知らせろとのこと。

いい加減にしてよ!!!!

すぐにまたメール。席はそれでOKだけど、お金はもう2月3日にJCBカードで払い込み済みなので、すぐにチェックしてメールして欲しいって文面。

すると、今度は1時間ほどで返事が来ました。
「あなたは正しいよ」って!
だけど、チケットは既に2月5日に郵送済み。届いてないんだったら、もう郵送はしないので、ボックスオフィスでスペアチケットを受け取れとのこと。

仕方ありませんね。郵便が悪いのか、どこか、途中で貴重なチケットが失われたようです。でも、事情が明確になれば、いいんです。でも、チケットのオーダー番号は分りましたが、席位置については分りません。いざというときに困りますね。

で、昨夜、就寝前にeメール。
「それでOKです。了解しました。チケットはボックスオフィスでピックアップします。でも、念のために席位置だけは教えてね」って、送信。

今朝、起きて、まず、メールチェック。
返事が来てます。それも2通も!

とりあえず、1通目を読みます。
席位置の通知です。やはり、カテゴリー1の2列目ですが、前とは別の席番号(後で調べたら、2列目のほぼど真ん中でした。やったね!)

で、2通目。
絶句しました。
まあ、原文を読んでください!

I just found out, that the tickets are still here.

何だって、チケットがそこにあったって!
詫びの一つもない文面ですが、怒りよりも、むしろ、心が晴れました。

早速、チケットの郵送をお願いしました。
あとはチケットが届くのを待つだけです。
正直、ホッ・・・

ところでもう一つのトスカですが、あがいて、ほかのサイトにもあたってみましたが、公式サイトで売り切れなのにある筈なし。立見席だったらあるよって言われましたが、丁重にお断りしました。

Njegusさんは同様に別の日のトスカが取れずに立見席を取られたようなので、頑張ってご覧くださいね。

で、7月15日がポカンと空いてしまいました。
どうしたものでしょう。
ほかを調べると、サンクト・マルガレーテンのオペラ・フェスティバルで「魔笛」をやるようです。
ローマ時代の石切場跡のオープンエア舞台ということで、まあ、いいかも。
7月15日はあまりよい席は残っていないようですが、あるにはあります。
ウィーンからのシャトルバスも出るようです。
これは、いつもお世話になっているオーストリア事情に詳しいサイトでお伺いをたてなければと思っています。昨年、このサンクト・マルガレーテンでオペラを見られたようだし。



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この記事へのコメント

1, Njegusさん 2010/03/10 13:50
saraiさま
バイエルンNTの切符の件では大変なご苦労をされたとは知りませんでした。私の場合には3/4にカードから引落されその日に発送、9日に受取っており問題なしでした。立見席は色々な方のブログで拝見する限りなかなか大変のようですね。まあ、覚悟を決めて声だけでも聴くつもりで行ってみます。
St. Margarethenはメルビッシュ近くのようで往復が大変ですね。Feriさまか「はっぱ」さまの記事で見たような気もします。お二方のブログには私も大変お世話になっており、昨年10月は"Opetettts"と「小鳥売り」を、一昨年6月(大変暑かった)は「メリーウィドウ」と「天国と地獄」をVolksoperまで観に行きました。

2, saraiさん 2010/03/10 21:05
Njegusさん、saraiです。
無理にコメントいただいたみたいで、恐縮です。

そうなんです。今回は結構、苦労しました。
まあ、でも、これで間近にフリットリを見られるのですから、苦労した甲斐もあります。

立見席は声だけと言わず、なんとか舞台も御覧ください。マッティラは何と言っても演技派ですからね。特に第2幕は必見でしょう。

サンクト・マルガレーテンはおっしゃるとおり、遠いですから、ミュンヘンから移動して、すぐというのは大変かなとも思っています。思案中です。

3, sarahoctavianさん 2010/03/11 20:27
こんにちわ、突然のコメントで失礼します。こちらミュンヘン在住のsarahoctavianと申すものです。州立歌劇場のチケット騒動も結局丸く収まってよかったですね。それまでのメールやり取りにさぞかしヤキモキされたこととお察しします。私もチケットは郵送してもらうのが常なんですが、一度(あれは一年前~)紛失したことがありました。それもたかが市内ごときで。郵便やさんがこんなもの盗むとは思えないし、いったいどこに消えたんだか?当日再発行してもらいましたが、まさか私たちの席にちんまり座ってる人がいたら怖いななんて取り越し苦労も。とにかくたまにはこういうケースもあるみたいですね。ボックスオフィスの人も慣れた口調でしたし。以下続く

4, sarahoctavianさん 2010/03/11 20:28
あ、それから私は17日のフィガロを確保してます。無口な女は無残に敗退(苦笑)。トスカはプレミエなのとカウフマン人気のせいでしょう。昨年のローエングリンには初めて立ち見体験しましたよ。腰を下ろせる段があったので意外に悲惨ではなかったけど・・もう沢山ですっ。

5, saraiさん 2010/03/11 22:39
sarahoctavianさん、saraiです。

初めまして。
コメントありがとうございます。
ミュンヘンのかたさえ、郵送トラブルがあったんですねって、いいたいところですが、当方は単に未郵送っていうだけのことでした。
それにしても、ヨーロッパのオペラハウスは一部の演目に人気が集中してしまいますね。まるで、ポップ歌手なみの人気歌手ですね。
やはり、トスカはカウフマンの人気ですか。saraiはマッティラとウーシタロを聴きたかったんですが・・・・

やはり、立見は大変ですか。オペラはいい席で見たいですね。

また、ミュンヘン情報をお寄せください。
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ジャンル : 海外情報

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