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ザルツブルグに到着

2010年7月11日日曜日@ウィーン~ザルツブルク/5回目

少し発車が遅れたものの無事、ウィーン西駅Wien WestbahnhofからレールジェットRailJetはザルツブルグSalzburgへの旅を開始。

郊外の工場の多い地域を過ぎると、緑美しいトウモロコシ畑がどこまでも続く丘が広がります。その中に、風力発電の風車を発見。世界中にこの風車が広まっていますね。

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このあたりになると、レールジェットは時速200キロで順調に走ります。

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リンツ駅に近づくと、SAFARIという名のサーカス小屋が見えます。日本のサーカス小屋とほぼ同じですね。

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リンツ駅Linzを通過。時間があれば、この街にも立ち寄りたいものです。ブルックナーがオルガニストをしていた教会に行ってみたいからです。

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ザルツブルグに着いたのは約10分遅れの夜9時過ぎ。ウィーンから2時間半ほどでした。もう、日が落ち、薄暗くなっています。
なんと、このザルツブルグの駅も大工事中。迂回通路を通って、駅前のバスターミナルに向かいます。
前回来た時とまったく印象が違います。

バスターミナルまでものすごく遠回りをさせられ、ようやくトロリーバスに乗って、旧市街の真ん中にあるホテルに向かいます。このホテル、ベスト・ウェスタン・ホテル・エレファント(Best Western Hotel Elephant)は700年以上前に建てられた建物です。近くにはモーツァルトの生家Mozarts Geburtshausもあります。
レセプションには人影がありませんが、我々が着いたのを察知したのか、若い男がどこからともなく現れます。
無事、チェックイン完了。よい部屋を用意したとのことです。

期待して部屋に入ると、なるほどなかなかよい部屋です。ジュニアスイート並みといってもいいほどです。
ウィーンに比べると、部屋の価格はかなり安目なので、プライスパフォーマンスがいいですね。
部屋に仕切りこそありませんが、広々と余裕があります。

まずはベッド。

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次はソファーセット。

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そして、部屋の中央にはダイニングテーブル。

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で、これが部屋の全景です。

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バスルームも清潔です。

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ちなみに今日からの4日間の小旅行のために持ってきたカバンはこれだけ。PCと着替えだけです。もっともミュンヘンでオペラを見るので、スーツカバンに入れた正装も持ってきています。

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部屋には大満足で、後はもう遅いので寝るだけといいたいところですが、まだ一つ、寝る前にやることが残っていますね。
そうです、ネット接続し、この旅行記事をホームページにアップすることです。
ですが、部屋にあるホテル情報を見てもネット接続情報がありません。
仕方がないので、レセプションのお兄さんに電話して訊いてみると、ネット接続が必要なら手続きが必要なので、パスポートを持ってレセプションまで下りてきてくれとのことです。(この時代はWIFI接続が当たり前ではありませんでした。)

レセプションに行くと、お兄さんがパスポートを見ながら、PCの画面に何かを打ち込み、手続きしてくれます。
接続情報をプリントアウトしてくれて、「これで3日間、有効だよ」とのことです。もちろん、無料です。
サンキュウ!!

早速、部屋に戻り、ネットに無事接続。

部屋の窓からはホテルの前の路地、ジークムント・ハーフナー・ガッセSigmund-Haffner-Gasseが見えています。この路地はすぐに町一番の賑やかな通り、ゲトライデ通りGetreidegasseにぶつかります。ぶつかったところには旧市庁舎Altes Rathausの建物があります。

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町並みの向こうには、メンヒスベルクMönchsbergの丘が黒々と横たわっています。もう、すっかり夜の帳が下りてきました。

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モーツァルトを身近に感じながら、ザルツブルグの1日目の夜、安らかな眠りにつきます。
オヤスミナサイ・・・・

明日は早起きして、シャーフベルク登山鉄道Schafbergbahn でサウンド・オブ・ミュージックの世界を楽しみに行きます。
天気は良さそうです!!



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ジャンル : 海外情報

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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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