fc2ブログ
 
  

ヘレンキームゼー城の美しい庭園と噴水

2010年7月13日火曜日@ザルツブルク/3回目

ヘレンキームゼー島Herrenchiemseeに到着し、ヘレンキームゼー城Schloss Herrenchiemseeの入場チケットを購入しました。

このチケット売り場のある船着場Chiemsee Schifffahrtから、島の中心にあるヘレンキームゼー城Schloss Herrenchiemseeまで20分ほど歩くそうです。
では、元気よく歩きましょう。歩き始めると、後ろに船着き場の桟橋が見えます。散策道は湖岸と並行しているんですね。

2010121801.jpg



すぐに分かれ道に出ます。どうやら、右手の道がお城へ続く道。左手は島内を一周する散策道です。もちろん、右手のお城への道に進みます。

2010121802.jpg



するとこの分かれ道の前には、目の前に馬車が停まっています。これに乗っていくと楽ちんだねと配偶者に言うと、健康のために歩きましょうとのこと。はいはい。

2010121803.jpg



馬車の横を通り過ぎ、その後で振り返ってみると、子供たち(幼稚園生くらい)が馬車に乗り込んでいました。健康な大人は歩くもんですね。はい。

2010121804.jpg



綺麗な並木道になります。気持ちよく歩きます。

2010121805.jpg



並木道はいつしか、林の中の道に変わります。

2010121806.jpg



林のすぐ外側には、日陰ひとつない草原が広がっています。夏の暑い日差しを避けて、涼しい林の中を歩けて幸いです。

2010121807.jpg



林の中には木漏れ日が差しています。

2010121808.jpg



木漏れ日の差す美しい木立の中をゆっくりと抜けていきます。やはり、歩いて正解。森林浴気分でるんるんです。

2010121809.jpg



やがて、木立の先に明るい光が見えてきます。

2010121810.jpg



島は直径2キロメートルほどの小さなもので、ルードヴィッヒ2世Ludwig IIの建てたお城くらいしかありませんが、それが今や観光の目玉です。

カップルの後ろを着いていくと、遂に木立の向こうに噴水やお城が見えてきます。

2010121811.jpg



木立の道を出ると、お城と庭の全景が見えます。素晴らしい眺めです。

2010121812.jpg



お城とは逆の方をみると、林に挟まれた草原がまっすぐに湖まで続いています。ベルサイユ宮殿を始めとしたヨーロッパの宮殿の庭の典型的な形式を踏襲していますね。

2010121813.jpg



丁度、中心に立って、お城に向かい合います。お城の庭園に数多く吹き上がる噴水に驚かされます。バロック庭園というんでしょうか、左右対称の美しい庭園です。

2010121814.jpg



庭園を鑑賞しながら、ぶらぶらとお城の方に向かいます。配偶者は庭園に綺麗に咲いている花々にうっとりです。

2010121815.jpg



庭園の花を綺麗に咲かせるためには管理する人達の隠れた努力が必要ですが、ここではその努力の様子が見えています。

2010121816.jpg



噴水が近くなってきます。まずは中央、手前にある噴水ですが、素晴らしく立派ですね。ラトーナの噴水Latona-Brunnenです。

2010121817.jpg



噴水に隠れて、彫像の姿があまり見えないので、反対側からも眺めてみますが、やはり、噴水に隠れています。ラトーナの女神の彫像が彫られている筈です。

2010121818.jpg



ラトーナの噴水の横から、庭園の側面を眺めます。噴水と花園で美しく飾られています。庭園の両側には巨大な樹木が立ち並んでいます。

2010121819.jpg



さらにお城に近くなってきます。堂々たる宮殿です。

2010121820.jpg



宮殿に近いところにある噴水は凄く立派です。噴水なのか、彫刻なのか、素晴らしいの一語です。

2010121821.jpg



これは右手のある大噴水です。フォルトゥナの噴水Fortuna-Brunnenです。ローマ神話の運命の女神です。運命の車輪を司ります。

2010121822.jpg



これは左手にある大噴水です。ファーマの噴水Fama-Brunnenです。ファーマとは、ローマ神話(ギリシャ神話)の噂の女神です。ラッパを吹く女神です。

2010121823.jpg



この噴水の周りを飾る彫像も大変素晴らしいです。ルードヴィッヒ2世の気持ちの入れ込みようが感じられます。

2010121824.jpg



お城が目の前です。もはや、全景は捉えられません。美しいバロックの城です。

2010121825.jpg



お城にたどり着いて、振り返って、庭園全体を眺めます。広大で噴水の素晴らしい庭園です。

2010121826.jpg



お城の中から、扉越しにお庭の写真を撮ってみます。いかがでしょう。なかなかいい雰囲気でしょう。

2010121827.jpg



ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

2010121828.jpg



ここで、ちょうど、お城のガイドツアーの開始時間になります。
いよいよお城の内部に入ります。



↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



関連記事

テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

コメントの投稿

非公開コメント

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR