ヘレンキームゼー城の美しい庭園と噴水
ヘレンキームゼー島Herrenchiemseeに到着し、ヘレンキームゼー城Schloss Herrenchiemseeの入場チケットを購入しました。
このチケット売り場のある船着場Chiemsee Schifffahrtから、島の中心にあるヘレンキームゼー城Schloss Herrenchiemseeまで20分ほど歩くそうです。
では、元気よく歩きましょう。歩き始めると、後ろに船着き場の桟橋が見えます。散策道は湖岸と並行しているんですね。

すぐに分かれ道に出ます。どうやら、右手の道がお城へ続く道。左手は島内を一周する散策道です。もちろん、右手のお城への道に進みます。

するとこの分かれ道の前には、目の前に馬車が停まっています。これに乗っていくと楽ちんだねと配偶者に言うと、健康のために歩きましょうとのこと。はいはい。

馬車の横を通り過ぎ、その後で振り返ってみると、子供たち(幼稚園生くらい)が馬車に乗り込んでいました。健康な大人は歩くもんですね。はい。

綺麗な並木道になります。気持ちよく歩きます。

並木道はいつしか、林の中の道に変わります。

林のすぐ外側には、日陰ひとつない草原が広がっています。夏の暑い日差しを避けて、涼しい林の中を歩けて幸いです。

林の中には木漏れ日が差しています。

木漏れ日の差す美しい木立の中をゆっくりと抜けていきます。やはり、歩いて正解。森林浴気分でるんるんです。

やがて、木立の先に明るい光が見えてきます。

島は直径2キロメートルほどの小さなもので、ルードヴィッヒ2世Ludwig IIの建てたお城くらいしかありませんが、それが今や観光の目玉です。
カップルの後ろを着いていくと、遂に木立の向こうに噴水やお城が見えてきます。

木立の道を出ると、お城と庭の全景が見えます。素晴らしい眺めです。

お城とは逆の方をみると、林に挟まれた草原がまっすぐに湖まで続いています。ベルサイユ宮殿を始めとしたヨーロッパの宮殿の庭の典型的な形式を踏襲していますね。

丁度、中心に立って、お城に向かい合います。お城の庭園に数多く吹き上がる噴水に驚かされます。バロック庭園というんでしょうか、左右対称の美しい庭園です。

庭園を鑑賞しながら、ぶらぶらとお城の方に向かいます。配偶者は庭園に綺麗に咲いている花々にうっとりです。

庭園の花を綺麗に咲かせるためには管理する人達の隠れた努力が必要ですが、ここではその努力の様子が見えています。

噴水が近くなってきます。まずは中央、手前にある噴水ですが、素晴らしく立派ですね。ラトーナの噴水Latona-Brunnenです。

噴水に隠れて、彫像の姿があまり見えないので、反対側からも眺めてみますが、やはり、噴水に隠れています。ラトーナの女神の彫像が彫られている筈です。

ラトーナの噴水の横から、庭園の側面を眺めます。噴水と花園で美しく飾られています。庭園の両側には巨大な樹木が立ち並んでいます。

さらにお城に近くなってきます。堂々たる宮殿です。

宮殿に近いところにある噴水は凄く立派です。噴水なのか、彫刻なのか、素晴らしいの一語です。

これは右手のある大噴水です。フォルトゥナの噴水Fortuna-Brunnenです。ローマ神話の運命の女神です。運命の車輪を司ります。

これは左手にある大噴水です。ファーマの噴水Fama-Brunnenです。ファーマとは、ローマ神話(ギリシャ神話)の噂の女神です。ラッパを吹く女神です。

この噴水の周りを飾る彫像も大変素晴らしいです。ルードヴィッヒ2世の気持ちの入れ込みようが感じられます。

お城が目の前です。もはや、全景は捉えられません。美しいバロックの城です。

お城にたどり着いて、振り返って、庭園全体を眺めます。広大で噴水の素晴らしい庭園です。

お城の中から、扉越しにお庭の写真を撮ってみます。いかがでしょう。なかなかいい雰囲気でしょう。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

ここで、ちょうど、お城のガイドツアーの開始時間になります。
いよいよお城の内部に入ります。
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