おもちゃのようなSL:キームゼー鉄道
キーム湖Chiemseeをクルージングしてプリーン・アム・キームゼーPrien am Chiemseeの船着場Chiemsee Schifffahrtに到着しました。
先ほどはプリーン・アム・キームゼーの船着き場と鉄道駅の間は歩きましたが、今度はちょうどタイミングがよいので、SLに乗ります。キームゼー鉄道Chiemsee-Bahnという観光列車です。これも楽しみにしていましたが、往路はタイミングが悪く、乗車できなかったんです。

最前部にある機関車の内部です。コンパクトな蒸気機関ですね。

運転士兼機関士が乗り組んで、出発です。

SLとは言え、一般道路の中を走っていきます。トラムみたいなものですね。

チケットは列車の中で車掌さんから買います。

これが購入したチケット。SLのイラストの模様のある可愛いチケットです。

SLは住宅地の中を抜けていきます。

緑にあふれたお宅が建ち並んでいます。

色鮮やかな花で飾られたお家が多く見られます。

駅に向かって、元気に歩いている女性たちもいますね。我々もさきほどは歩きましたし、SLに乗るほどのことはありません。乗ったのはあくまでも観光気分のためです。

ゆっくりと進むSLから、綺麗な住宅地を眺めているのも気持ちがいいものです。

やがて、前方に駅が見えてきます。電車が停車しています。

もうすぐ駅に到着です。運転士がスピードを落とし始めます。

楽ちんで8分で鉄道駅に隣接するキームゼー鉄道専用駅に横付けです。

乗ってきたキームゼー鉄道の客車です。この緑色の車体がなんとも古めかしくていいですね。

ところで、このプリーン・アム・キームゼー駅にはちゃんとコインロッカーがあることを確認します。この旅の計画を練る段階で、プリーン・アム・キームゼー駅はザルツブルグSalzburgとミュンヘンMünchenの中間にあるので、ヘレンキームゼー城Schloss Herrenchiemseeを観光して、そのままミュンヘンに移動することも考えました。その場合、荷物を持っての移動になるので、このプリーン・アム・キームゼー駅で荷物を預かってもらえるかどうかが問題でした。ネットでさんざん調べた挙げ句、どうもコインロッカーがあるらしいことは分かりましたが、どれくらいのコインロッカーがあって空いているかどうかも分かりません。結局、無理をすることはないということで、ザルツブルグからの日帰りにしたわけです。結果的にはコインロッカーが使えることが分かりました。でも、ザルツブルグの街をもう少し見たかったこともあるので、まあ、いいでしょう。

これが駅前の様子。ゆっくりと見ると、バス停が並んでいますね。朝、このバス停が見つからずにバスに乗れなかった・・・。

すぐにザルツブルグ行の電車が来ます。乗り換え時間5分ほどの効率の良さです。きっとこの電車に合わせたSLのタイムテーブルなんでしょう。

乗ってみると、冷房のない電車です。暑さの疲れでうとうとするうちにザルツブルグに到着です。
まだお昼を過ぎたばかりなので、ザルツブルグの街歩きを楽しみます。少なくとも、このときはそう思っていましたが・・・。
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