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熊野の旅:本宮大社と熊野古道、そして、世界遺産の温泉とは

白浜温泉のリゾート宿に滞在しています。目的は熊野古道と高野山。今日は熊野本宮大社と熊野古道に出かけました。

熊野本宮大社は熊野川のほとりにひっそりと佇んでいます。もっと山深いところを想像していましたが、意外に川沿いの平地に位置しています。駐車場も熊野川の河原にあり、無料で開放されています。数台の車が置かれているだけです。駐車場から歩いてすぐに熊野本宮大社の鳥居の前に出ます。

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鳥居をくぐって、両側に熊野大権現の旗が並ぶ参道をまぶしく感じます。その参道の先には驚くべきことに急な石段が聳えています。川沿いの平地に位置していたのに、何故、高い石段がと驚いたんです。その訳は後で判明します。

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その石段を上る途中で下を見下ろします。結構、急な石段です。手摺があるお陰で割りに楽に上れます。

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158段の石段を一気に上り終えると、神門の姿が見えます。上部に張られた綱が見事です。

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神門をくぐると、本殿の美しい姿が目にまぶしく飛び込みます。素晴らしいですね。

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熊野本宮大社から下るときに、石段の横に祈りの道という熊野古道をみつけます。これが熊野古道の初体験です。

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さて、次は熊野古道を本格的に歩きましょう。この熊野本宮大社から湯の峰温泉までの大日越(だいにちごえ)のコースを歩きます。3.4㎞という短い距離なので、このコースを選択しましたが、このコースを甘く見ていたことを思い知らされることになります。

熊野古道を歩き始める前にまずは腹ごしらえします。熊野本宮大社の参道脇に建つ瑞鳳殿の中にある珍重庵で、おそばとめはり寿司のセットをいただきます。

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さあ、熊野古道を歩きましょう。まずは大斎原(おおゆのはら)に向かいます。大斎原の大鳥居の厳かな姿が目に入って、配偶者と一緒に歓声を上げます。何もない平原の中に突如、出現したんです。

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満開の桜の中の荘厳な大鳥居の姿は見事なものです。

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大鳥居から続く参道は大斎原に続きます。大斎原は熊野川の中洲に鎮座していた熊野本宮大社の旧社地です。そうです。さきほど拝観した熊野本宮大社はここから移されたものだったんです。中洲の旧社地は水害に襲われたために丘の上の安全な場所に移されたようです。見事な参道です。

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そして、これが在りし日の熊野本宮大社の本殿後です。巨大な樹木が茂る場所はパワースポットだと、現地の方が語っていました。

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さて、いよいよ、大日越のコースのスタートです。実に急な石段が続いています。ちょうど、その道を下りてきた外国人カップルが疲れ切った様子です。これは大変な道であることを予感します。

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1時間半に及ぶ苦闘の末、なんとか、湯峯王子に辿り着きます。まさに老体に鞭打った修行の道でした。saraiが知った熊野古道は長閑な里の道などではなく、辛い山岳道でした。恐るべし熊野古道。この熊野古道はさすが世界遺産らしく、歩いている人は外国人ばかり。挨拶はハロー!ばかりでした。
これが湯峯王子から湯の峰温泉に続く最後の熊野古道。こんな平坦な道はまったくありませんでした。

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湯の峰温泉に着き、まずは世界遺産の有名な温泉のつぼ湯に入るべく、予約の窓口に急ぎます。このつぼ湯は30分単位の貸し切り湯なんです。既に3組が先行しているので、1時間半待ちとのことです。それくらいは覚悟していたので、早速、予約。一人770円の料金を支払って、16番の予約札をいただきます。
つぼ湯の順番を待つ間、湯筒を使った温泉玉子を作ります。川のほとりの温泉井戸のような湯筒が見えています。そこで玉子や野菜を茹でられます。

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さあ、網に入れた玉子を温泉の熱湯に投入。教えられた投入時間は12分間。

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配偶者はこれまでの人生経験から、もう少し短い時間で引き上げたそうです。saraiはつぼ湯の順番待ちで立ち会っていません。やがて、配偶者が剥いてくれた温泉玉子をいただきます。配偶者の人生経験は確かなものでした。美味い!!

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これがつぼ湯の待合所。川岸のほとりにあります。

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この待合所の下の川の上に掘っ建て小屋があり、その中につぼ湯があります。

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saraiの予約札は16番ですが、14番の男性の入浴が終わり、15番のご夫婦が入浴されたので、スタンバイするためにつぼ湯の小屋の前まで下りていきます。

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これがつぼ湯の前。ご夫婦の履物が入り口の前に並んでいます。我々は小屋の前のベンチで順番を待ちます。

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小屋のすぐ横を川が流れています。小屋の入り口の横には15番の予約札が掛けてありま

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やがて、15番のご夫婦が出てこられて、いよいよ、我々の番です。16番の札を掛けて、中に入ります。小屋の中はまた石段が下のほうに続いています。

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まずは闖入者が入ってこないように、しっかりと中から掛け金を掛けておきます。

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石段を下りると、つぼ湯があります。青みがかった乳白色の温泉です。この神秘的な色は日に7回くらい別の色に変容すると言われています。実際、ガイドブックの写真とは異なる色合いです。このつぼ湯は二人で入ると、それでいっぱいになるくらいの小さなお風呂です。

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岩風呂ですから、滑らないように慎重に入ります。中は結構深く、底は小石が敷き詰められています。川底なんでしょう。例の出川さんのテレビ番組では、とっても熱いと言っていたので、警戒していましたが、熱めの気持ちのよい温泉です。これまでのsaraiの人生でも最高クラスの温泉です。小屋に囲われてはいますが、隙間だらけなので(外から覗かれることはありません(笑い))、実質、露天風呂状態です。したがって、熱い温泉と言っても、結構、長風呂できます。壁に掛けられている時計を見ながら、ほぼ、30分間、世界遺産の温泉を堪能しました。

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つぼ湯を出た後、2時間に1本のバスに揺られて、熊野本宮大社に戻ります。
熊野川の河原の駐車場で、愛車プリウスの真っ赤な車体を見ると、何故か、安堵感を覚えます。

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もう、5時過ぎ。急いで白浜温泉のお宿に戻りましょう。車を飛ばして、1時間半ほどで無事帰着。

今回の旅のミッションはやり終えた気分で、美味しく、夕食をいだだきながら、配偶者と祝杯をあげました。
明日は天気も悪いとのこと。ゆっくりと疲れを落としましょう。


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テーマ : ぶらり旅
ジャンル : 旅行

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai

saraiさま、
お久しぶりです!
お元気にコンサートや旅行を楽しんでおられますね!
ブログ、楽しく拝見しています。おフランス、良いね😊
私は春だというのに、仕事と用事以

04/09 05:29 えりちや

気になってたずねても 
誰にも知らんと言われなんやろ
と思いつづけて居ました❗
写真みつけてこれだと思いました❕スッとしました
教えて下さって嬉しいです
ありがとうご

02/13 22:26 みーちゃん

みーちゃんさん、saraiです。

あの謎の建物は雄琴沖総合自動観測所という施設で琵琶湖の水質を測定しているそうです。

https://www.water.go.jp/kansai/biwako/html/repo

02/13 21:40 sarai

ずーと前にうきみどうに行きました
やはり、琵琶湖の真ん中の建物が何なのか気になったままです
分かりましたか
教えてください

02/13 20:54 みーちゃん

五十棲郁子さん、コメントありがとうございます。

水道水のこと、tap waterって言うんですね。知らなかった。単にwaterで通していました。ましてや、フランス語はほとんど

02/11 00:12 sarai

フランスも地方へ行くと英語が通じないでしょう。tap water ぐらいフランス語で言えないとね。

02/10 12:54 五十棲郁子
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