ウィーンのお友達と初対面!
バーデンBadenのホテルでゆったりとした朝を過ごしています。
で、今日はsaraiがウィーンWienのお友達のHさんと初めて会う日なんです。Hさんは、ネットで仲良しになったウィーン在住の音楽愛好家の日本人女性。ウィーンのコンサートの情報のブログサイトを開いている人気ブロガーで、彼女とはよくEメールをやりとりしている仲です。音楽好きの同好の士として、saraiがウィーンに行ったら会って音楽の話をしようと、半年以上前から約束していました。
いつもだとコンサートで忙しいHさんも、今、ウィーンのコンサートはオフシーズンで比較的暇な時期。しかも、今日は土曜日でHさんも仕事が休み。
待ち合わせの時間まで部屋でのんびりしていると(実はドキドキソワソワ)、電話が鳴り「もうホテルに着いてます」とのこと。いそいそとレセプションまで行くと、リアルHさんが待っています。どんな人かはヒミツ。個人情報ですからね。でも、素敵な女性です!(ウキウキ)。
で、すぐに旧知の仲のように意気投合。
今日はHさんが車でウィーン近郊を案内してくれることになっています。行き先はこちらの希望もあり、ハイドンの聖地アイゼンシュタットEisenstadt。ここバーデンからは1時間ほどです。
車の中ではいろんな話で盛り上がりますが、ほとんどHさんがしゃべっていたような気もします・・・(Hさん、ゴメンナサイ!)。
アイゼンシュタットではまずランチすることにしていて、レストランの予約もお願いしてあります。
が、アイゼンシュタットに着いてもまだまだ予約の時間には早いので、街を見下ろす高台にあるグロリエッテGlorietteという古い建物に向かうことにします。昔は狩猟城として使われていましたが、現在、アルムDie Almというカフェレストランになっていて、お茶をしながら、眺めと尽きぬ話を楽しみます。
ここも外は日差しがとても強かったのですが、Hさんがお店の方にお願いして、日除けのパラソルをテーブルの上に拡げてもらいます。こんなこともお願いしていいんですね、勉強になります。おかげで、涼しく眺めを楽しむことができます。

ちょうど木々の間から見えるのが、アイゼンシュタットの宮殿のあたりだそうです。

現地の方のご案内がないと、なかなかこういうところには来られません。Hさんに感謝!
ようやく時間になり、予約のレストランへ。アイゼンシュタットのこじんまりした町の中を走っていきます。

予約してもらったレストランは何とハイドンが楽長として仕えていたエステルハージ宮殿Schloss Esterházyの真向かいです。もとは厩だったとのこと。ヘンリッチHENRICという高級レストランです。

まずは、もちろん当地の白ワインをいただきます。

続いて、きのこのクリームスープ、牛肉と野菜のパスタ入りのコンソメスープです。旅の後半からは、無性にスープ類が欲しくなったんです。


ノイジードラー湖Neusiedler Seeの魚のフライ、魚ソテーの温野菜とパスタ添えなどのメインです。




デザートはアイスコーヒー(アイスクリームのせ)、クレームブリュレ(アイスクリーム付)といったところをいただきます。
大変美味しくお腹いっぱいです。
ちなみに、ウィーンのアイスコーヒーは、日本で言うところのアイスコーヒーとは違います。普通のコーヒー(日本ではホットコーヒーといわれるもの)にアイスクリームと生クリームが入ったものをアイスコーヒーというそうです。
この連日の暑い中、何か冷たい飲み物が欲しいなと思っても、ジュース類も生ぬるくて満足できる代物ではありませんでした。で、Hさんに、何か冷たいものはないかと相談すると・・・『アイスコーヒーの生クリームなし』を注文してくれました。スプーンで混ぜながら、アイスクリームをコーヒーに解かすのがミソです。確かに冷たくてとっても美味しいアイスコーヒーが完成します。配偶者は多いに感激・満足し、この後の滞在中ずっとこの『アイスコーヒーの生クリームなし』を注文します。
ところで、このレストランにもエアコンは入っていません。最初は室内のテーブルを予約してもらっていたのですが、外の方が涼しいだろうということで、外で食事をします。そうしたところ、この食事の途中に、それはそれは冷たく冷えたおしぼりのサービスがあります。首筋まで拭かせてもらっちゃいますが、本当に冷房以上にすっきり涼しく感じます。こういうサービスのできるところが、一流のレストランなのでしょうね。
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