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デュッセルドルフK20州立美術舘:マティスの美、そして、ピカソ、ブラックの後半生

2018年8月14日火曜日@デュッセルドルフ/10回目

デュッセルドルフDüsseldorfのK20州立美術舘K20, Kunstsammlung Nordrhein-Westfalenで20世紀の名画を鑑賞中です。


ハンス・アルプ(フランス名:ジャン・アルプ)の《アンフォラ》です。1931年、アルプ45歳頃に描かれた作品です。アルプと言えば、滑らかカーブを持つ彫刻を思い浮かべますが、その彫刻をそのまま平面上の絵画として移し替えたような作品もあるのですね。絵画とは言え、まさにアルプそのものの作品です。アンフォラとは、陶器の器の一種で、古代の地中海世界で広まり、ブドウ、オリーブ・オイル、ワイン、植物油、オリーブ、穀物、魚、その他の必需品を運搬・保存するための壺として用いられたものです。アルプの作品から、アンフォラのイメージを想起するのは難しいでしょう。wikipediaで実際の画像を参照してください。→ここ

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この美術館は建物も美しく、通り掛かった階段室のデザインの美しさに魅了されます。窓からは向かいの公園の緑が鮮やかです。

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アンリ・マティスの《赤い室内、青いテーブルの上の静物》です。1947年、マティス78歳頃に描かれた作品です。老大家マティスの筆はますます鮮やかですね。極度に簡略化された画面は実に装飾的で、マティスの赤が見事です。具象画でありながら、対象のモティーフはすべて再構成されています。いやはや、素晴らし過ぎる作品です。この作品の向こうに傑作《ルーマニアのブラウス》が見えてきます。

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パブロ・ピカソの《オープン・ウィンドウ》です。1919年、ピカソ38歳頃に描かれた作品です。総合的キュビズムの時代の終わり頃の作品ですね。お洒落な作品ですが、エネルギー感が乏しく感じます。

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パブロ・ピカソの《ひじかけ椅子に座る女》です。1941年、ピカソ60歳頃に描かれた作品です。分類は難しいですが、シュールレアリスム風かつキュビズム的な作品ですね。この時代はカメラマンで画家のドラ・マールと愛人関係にありました。この作品のモデルも彼女でしょう。見た目では分かりませんが(笑い)。

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パブロ・ピカソの《大きなプロフィール(ジャクリーン)》です。1963年、ピカソ82歳頃に描かれた作品です。モデルは妻のジャクリーヌ・ロックですね。作風はキュビズム風のシュールレアリスムでしょうか。

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ジョルジュ・ブラックの《アトリエⅡ》です。1949年、ブラック67歳頃に描かれた作品です。キュビズムを離れて久しいブラックが描いていたのは、こういう作品だったんですね。なかなかの力作ではありませんか。キュビズムのようなレッテルさえあれば、また、一時代を画したかもしれませんが・・・。

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ジョルジュ・ブラックの《フルーツ皿、瓶とマンドリンのある静物画》です。1930年、ブラック48歳頃に描かれた作品です。キュビズムともとっくに決別していたブラックですが、やはり、総合的キュビズムの残滓とも思える作風の作品ですね。しかし、ブラックには分析的キュビズムが似合っていたとsaraiはつくづく実感するのです。

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K20州立美術館の20世紀美術コレクションでマティスはやはり新鮮な美があります。20世紀も多士済々。次は誰が登場するんだろう。



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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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天野さん

saraiです。初めまして。コメントありがとうございます。ブログを書く励みになります。当日は快晴で素晴らしい日でしたが、夏の陽光がまぶしいほどで暑さに悩ま

09/27 14:15 sarai

充実した心豊かなご様子に励まされます.
情報、有り難うございました.
いつか、ふらっと訪ねてみたいです.

09/27 09:23 天野哲也

昨日投稿した記事の一部に誤りがありました。ドイツ騎士団の中庭はパスしないで、ちゃんと見ていました。追記・修正しました。申し訳ありません。

08/07 00:28 sarai

えりちゃさん、saraiです。お久しぶりです。

これは昨年の9月のウィーンですが、現在のコロナ禍では、古き良き日という風情ですね。もう、ポスト・コロナでは、行けたにし

07/20 12:41 sarai

Saraiさま、
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07/20 05:08 えりちゃ

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