ザルツブルク音楽祭:皮切りはウィーン・フィル
旅の3日目、ザルツブルクSalzburgの2日目です。今日から4日間、ザルツブルク音楽祭で音楽三昧です。
今日はお天気も良さそうです。配偶者が起床すると、saraiはもちろん、まだ寝ています。saraiが寝ているうちに 配偶者が食料を調達してきましょう ということで、一人でお買い物に出かけます。この後は配偶者のお買い物体験記です。
このホテルは昨年も宿泊しました。滞在が2度目というのは勝手知ったる我が家という感じで便利です。ホテルの先にスーパーがあったはずです。ぶらぶらと散歩しながらスーパーを目指します。あれ、スーパーの中が暗い。今日は休みなのかしらと思いますが、よくよく考えてみると、まだ朝の9時前です。開店前ですね。どうも、旅に出ると、曜日や時間の感覚がおかしくなります。これは困ったと周りを見渡すと、100mほど先に何軒かお店が固まっているようで、車が停まっています。きっとパン屋さんでしょう。パン屋さんだけは、朝早くからやっていますからね。行ってみると、ケーキ屋さんです。カフェになっているようで、お客さんも何組か入っています。お店の中に入りケースをのぞくと、素敵なケーキと並んで、クロワッサンや甘いパンも並んでいます。

クロワッサンはとっても美味しそうです。でも、飲み物は並んでいません。カッコよい若いお兄さんが二人でお店を仕切っています。何か持って帰れる飲み物はあるかしらと訊くと、コーヒーがいいの、紅茶がいいのと訊いてくれます。よかった! ついでに、水はあるかしらと訊くと、もちろんと、水のボトルをどこからか持ってきてくれます。クロワッサンとアプリコットのパンをお願いして待っていると、孫を連れた老夫婦のところに注文の品が運ばれて行きます。そのトレイを見ると、シャンパンとオレンジジュースでした。やはり、朝はシャンパンですよね。これがそのお店の外観です。なかなかお洒落でしょう。店先のテラス席のテーブルの上にあるのが購入したコーヒーです。

お買い物ができ、配偶者がホテルに戻ると、saraiは既に起きています。さあ、朝食にしましょう。
実は、今回宿泊している部屋はホテルの最上階(4階)でテラスが付いています(料金が少々高い!のです)。せっかくですから、テラスで朝食を頂きましょう。爽やかな空気の中の朝食です。

メンヒスベルクMönchsbergの岩山を間近に眺めながらの食事です。

saraiはだらしなく、寝間着を着たままで食事をいただきます。我が家での朝食と同じでリラックス。

これが今日の朝食。シンプルなものです。

緑に包まれたメンヒスベルクを眺めながら、美味しく頂きました。

さて、ぐずぐずはしていられません。11時からのコンサートが迫っています。ちゃっちゃっと用意をして出かけます。ホテルで出会う人達も、コンサートに出かける服装をした人が多いですね。それなりにお洒落をした人も自転車にまたがり、コンサート会場に向かっています。
メンヒスベルクの岩山のトンネルを通って、会場に到着。友人夫妻とも無事に合流します。祝祭大劇場Großes Festspielhausのロビーは着飾った人たちが静かに開演を待っています。

朝1番のコンサートは、巨匠ムーティ指揮のウィーン・フィル演奏会です。昨年と同様に最前列中央のチケットをゲットしました。

開演時間が迫り、ホール内に入り、最前列の席に着きます。

最前列から見たホール内の様子です。

やがて、ウィーン・フィルの面々がステージに並び、指揮者のムーティがステージに顔を現わします。久しぶりに見るムーティは少しお歳をめされた印象です。
シューマンの交響曲第2番はとても素晴らしい演奏でした。このコンサートの詳細な記事はここに既にアップ済みです。
これで1つ目のコンサート終了。
今日はまだ、オペラとコンサートの2つが残っています。
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