ザルツブルク音楽祭:魅惑のリサ・バティアシュヴィリ、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を弾く
ザルツブルク音楽祭の夜のコンサートの前に、お昼はザルツブルク散策です。メンヒスベルクMönchsbergの丘の上の散策の後、ザルツァッハ川Salzachの河畔のカフェで美味しいランチをいただきました。カフェを出て、ザルツァッハ川沿いの散策道、カイプロムナーデKaipromenadeをぶらぶらしながら、旧市街のほうに戻ります。歩行者用の道とサイクリングロードが並行して続いています。

自転車の走るサイクリングロードから離れて、川縁に寄って、歩きます。前方には旧市街の教会やホーエンザルツブルク城estungHohensalzburgの美しい眺めが見えます。対岸には、福音教会Evangelische Pfarrgemeinde Salzburg Christuskircheの塔が見えます。

対岸のカプツィーナーベルクKapuzinerbergの丘が近づいてきます。カプツィーナー修道院Kapuzinerklosterの建物の左手に、木々の間から、シュテファン・ツヴァイクの旧宅のパッシンガー城Paschinger Schlösslがちらっと顔を覗かせています。

旧市街に戻り、スーパーに寄っていきます。飲み物や食材をゲット。そして、メンヒスベルクの岩山のトンネルを抜けて、ホテルへ。部屋に着くと、ベッドに倒れ込むようにお昼寝です。
目が覚めると、もう急いで出かけないといけない時間です。コンサートに直行します。今日のコンサートでは祝祭大劇場で美貌のヴァイオリニスト、リサ・バティアシュヴィリがバレンボイム指揮ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団と共演します。彼女の実演は初めて聴きますから、楽しみです。
開演前にふと、会場内のショップを覗くと、何とリサ・バティアシュヴィリが休憩時間にサイン会を開くという小さな紙があります。スタッフの女の子にどこでサイン会をやるのかと尋ねると、ここよって答えます。じゃあ、CDを購入して、サイン会に参加しましょう。
今日のチケットはザルツブルクに向かうレールジェットの車内で購入したものです。残り僅かのチケットをゲットしました。

ホール内の席に着き、開演を待ちます。いつもと違って、少し後方の席です。残り物のチケットですからね。

リサ・バティアシュヴィリの弾くチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は期待通り、実にセクシーな演奏で魅惑的でした。アンコール曲が終了するとともに、一目散にCDショップにダッシュ。サイン会に一番乗りです。

拍子抜けになるほど、誰もサイン会の行列のライバルはいません。何と誰もサイン会に並びません。ドーシテ?? 実は海外ではあまり、日本のようにサイン会の風習がないんです。既にペンとミネラルウォーターが置いてあり、サイン会の準備は完了しています。

saraiは早速、先ほど買い求めたCDのケースを開いて、サインをいただく準備を完了。

saraiはそわそわしながら、リサ・バティアシュヴィリの到着を待ちます。

しばらくすると、何人か、サイン会に集まってきます。

CDショップのお姉さんも忙しそうにCDを販売中。

結構、サイン会の行列も賑わってきます。それでも総勢20人はいませんね。

しばらくすると、リサ・バティアシュヴィリがマネージャーと一緒に現れます。舞台で来ていたお洒落な黒いドレス姿です。

saraiの真ん前にリサの美しい顔があります。

サイン会でリサとお話していると、配偶者が横で携帯で写真を撮ってくれています。

サインをしているリサに、今日の演奏は素晴らしかったねと言うと、ありがとうと応えてくれます。その笑顔のチャーミングなこと。

サインを書き終えてくれたので、今度は日本に来てねってお願いすると、十分な時間があればねっていう、お応えです。
待ってるからねと言葉を残しながら、その場を離れます。
(そして、今年2019年の11月、彼女はセガン率いるフィラデルフィア管弦楽団とともに来日公演。久しぶりの来日です。もちろん、チケット購入済!)
休憩後はドビュッシーの交響詩《海》とスクリャビーンの「法悦の詩」。特にスクリャービンは何度も押し寄せるエクスタシーの波を強烈に演奏。派手な演奏でした。
このコンサートの詳細な記事はここに既にアップ済みです。
今日はリサの魅力に尽きました。とても満足です。日本に帰って、サイン入りCDをたっぷり聴きましょう。最高のお土産ができました。

上機嫌で、ホテルに戻り、夕食もどきを食べて、おやすみなさい。saraiは深夜まで執筆に励みます。
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