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夕景のリューベック:ケーニッヒ通り沿いに、パッサージュ、カタリーネン教会、ヴィリー・ブラント・ハウス、ヤコビ教会

2018年8月19日日曜日@リューベック/9回目

夕暮れのリューベックLübeckを散策しています。トラヴェ川Traveの畔から聖ペトリ教会St. Petri Kirche、大聖堂Dom zu Lübeckと歩いてきて、ザンクト・アンネン通りSt.-Annen-Straßeで聖エギディエン教会Ägidienkircheの前を過ぎて、バライアーフォール通りBalauerfohrに入ったところです。
ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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バライアーフォール通りを二筋ほど進むと、ヒュシ通りHüxstraßeにぶつかります。ここで左に折れて、ヒュシ通りを進みます。すると、すぐに右手に寿司レストランがあります。とっても賑わっていますね。ドイツ人にとって今やお寿司はポピュラーな食べ物です。

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ヒュシ通りをウィンドウショッピングしながら歩いて、大通りのケーニッヒ通りKönigstraßeに出ます。そして、ヒュシ通りの一本隣に並行しているフライシュハウアー通りFleischhauerstraßeに入ることにします。このあたりは特に何があるというわけではありませんが、純粋にリューベックの町並みを味わいながらの散策になります。これがケーニッヒ通りからフライシュハウアー通りを見た風景です。夕暮れの静けさが漂っていて、あまり人影もありません。

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このあたりでどっと疲れが出てきて、この人の往来もないフライシュハウアー通りを歩くことに気持ちが引きます。で、フライシュハウアー通りを歩くことは止めて、そのまま、ケーニッヒ通りを進むことにします。明るいとは言え、もう夜の7時半です。少し進むと、左手にシュランゲンSchrangenという広場があります。広場の右手にはカルシュタットKarstadt Lübeckというデパートがあり、広場の中央にはお洒落なオープンカフェもありますが、もう閉店したようです。そして、広場の向こうには大きな教会の尖塔が見えています。これこそ、リューベックのシンボル的な存在であるマリエン教会Marienkircheですね。ブクステフーデがオルガニストをしていた教会です。かの大バッハもブクステフーデの奏でるオルガンに魅せられて通い詰めたという伝説が残っています。(先日、saraiはバッハ・コレギウム・ジャパンのコンサートで鈴木雅明氏のオルガン演奏でブクステフーデの《第一旋法によるマニフィカト》とバッハのプレリュードとフーガ BWV 545を聴き、大変、感銘を受けました。)

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すぐにもマリエン教会に駆け付けたいところですが、それは明日の楽しみにとっておきます。

ケーニッヒ通り沿いには、ケーニッヒパッサージュKönigpassage Lübeckというおおきなパッサージュの入り口があります。このパッサージュはこのケーニッヒ通りから、フライシュハウアー通りとドクター・ユリウス・レーバー通りDr.-Julius-Leber-Straßeまでつながる通り抜けにもなっています。通り抜けはこのリューベックの名物の一つです。通常はガングGangと呼ばれる小路が通り抜けになっています。

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パッサージュはもう閉まっているようなので、そのまま、ケーニッヒ通りを進みます。次のドクター・ユリウス・レーバー通りと交差する4つ辻には見事な煉瓦造りの建物があります。きっと由緒ある建物でしょうが、現在は単なる薬局、レーヴェン薬局Löwen Apotheke Lübeckです。

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少し進むと左手に映画館Filmhaus Lübeck。

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さらに進むと、右手にカタリーネン教会Katharinenkircheの堂々たるファサードが見えてきます。

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教会の前に立って、この古色蒼然とした煉瓦造りの建物を見上げます。

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入り口の上部には、20世紀の彫刻家エルンスト・バルラッハErnst Barlachのとてもシンプルな彫像が飾ってあります。古いファサードにとても調和していますね。

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このカタリーネン教会の先で交差するグロッケンギーサー通りGlockengießerstraßeをちょっと入ったところにギュンター・グラス・ハウスGünter Grass Houseがある筈ですが、通りからちょっと覗くだけで、行くのはなしにします。どうせもう閉まっていますからね。ギュンター・グラスは《ブリキの太鼓》で知られる現代作家です。

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ケーニッヒ通りの少し先には、ヴィリー・ブラント・ハウスWilly-Brandt-Haus Lübeckがあります。ヴィリー・ブラントは西ドイツの首相を務めた人物ですが、このリューベックの出身なんですね。東西の緊張緩和を進めたことで、1971年にノーベル平和賞を受賞していますが、彼の秘書のギュンター・ギヨームが東ドイツ国家保安省の潜入させていたスパイと発覚したことで、無念にも首相を辞任しました。この冷戦時代には色んなことがありましたね。

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ヴィリー・ブラント・ハウスの前には斬新なデザインの看板が立っています。顔が半分だけというのがなかなかです。

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これがヴィリー・ブラント・ハウスの全景です。

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ケーニッヒ通りをさらに進むと、またまた、堂々たる構えの教会が出現します。ヤコビ教会St. Jakobi Kirche zu Lübeckです。港町らしく、船員のために建てられた教会です。リューベックには、立派な教会の建物が多いのに驚きます。いかにハンザ同盟Hansaの中心地として、この地が栄えたかの証しなのでしょう。

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このヤコビ教会の真向いに配偶者のご推奨のレストラン、カルトッフェルケラーKartoffelkeller Lübeckがあります。何故、配偶者がご推奨なのかは後でね・・・。

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ケーニッヒ通りから小径を入ったところ、すぐにレストランが見えます。とても雰囲気がよさそうですね。

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配偶者はその気になって、一目散にレストランに向かいます。

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が、saraiはまだ見ておきたい建物があるんです。すぐ先にある聖霊養老院Heiligen-Geist-Hospitalです。配偶者を残して、写真を撮りに行きます。13世紀に建てられた福祉施設(救貧院兼病院)ですが、素晴らしく美しいファサードです。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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さあ、配偶者が待っているレストランに戻って、お待ちかねのディナーをいただきましょう。



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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 

マーラー6番ですか・・・ハンマー打撃は勘弁してほしいものです。あったとしても、3回目の打撃だけは・・・

04/11 18:10 sarai

まさにマーラー6番な状況です笑

04/11 17:51 kico

お互い、残念でしたね。今年でヨーロッパ遠征を終わりにする予定でしたが、悲劇的な状況になりました。天はまだ我に旅を続けよというご託宣を与えたのでしょうか。1年延期

04/11 03:13 sarai

以前にもコメントさせていただいた者です。来ましたね、楽友協会からのメール。私たちはとりあえず1年延期としましたが、どうでしょうね。困っている人が多い中贅沢な悩み

04/11 00:33 kico

お返事ありがとうございます。
本当に!私もレイルジェットや美術館の手配もしているので、祈るような気持ちです。

03/10 19:06 kico
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