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梅雨の時期に行く京都の旅:大徳寺の塔頭、高桐院・・・美しい参道と青もみじの庭園

2012年6月28日木曜日@京都/2回目

大徳寺の塔頭(たっちゅう)のひとつ高桐院を訪れます。広大な大徳寺の境内を進むと、高桐院への参道が石塀の間に現れます。
門は直接には見えず、参道が折れ曲がって続きます。曲がり角に立つたびに新たな景色に心を喜ばせることができるように考え抜かれた日本文化独特の手法です。


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門の前に立つと、門の向こうに美しい竹林が見えてきて、一瞬の驚きを覚えます。何か仕掛けがあると分かっていても、実際にその場に立つと思いがけない景色に感動を覚えます。


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門を入ってすぐに参道が右に折れ曲がっており、門からは参道の先が見通せません。逸る心を抑えながら、ゆっくりと門をくぐり、右に曲がっている参道の先に目をやります。青竹で仕切られた敷石の参道がまっすぐに伸びて、参道の両側は竹林と緑の樹木に覆われています。そして、正面には唐門があり、その先は仕切られていて見えません。とても美しい参道です。


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唐門の上には鬱蒼とした緑の木立が覆いかぶり、その向こうに本堂の屋根組が見えています。美しい風景です。


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高桐院の建物に入りました。高桐院は戦国の武将細川忠興が建立した塔頭です。細川忠興は千利休の弟子でもあり、利休7哲の一人として、茶道の奥義を極めた知性高い人物だったそうです。彼の正室細川ガラシャ夫人は織田信長を討った明智光秀の息女でしたが、細川忠興は光秀にくみすることもなく、明晰な洞察力で戦国の世を生き残り、83歳の高齢で亡くなり、この高桐院の墓所に葬られました。もちろん、ガラシャ夫人も一緒です。
高桐院の書院は千利休の邸宅を移築したものです。書院の先には2帖の名茶席松向軒がありました。黒壁の茶室は深い雰囲気を湛えた空間でした。客殿からは濡れ縁の先に美しい庭園が眺められます。青もみじの見事な庭園です。


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客殿の外に出て、この庭園の全体を眺めました。庭が青もみじに覆われて、とても綺麗です。


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墓所には細川忠興とガラシャ夫人の墓石として彼らが生前愛好していた石灯籠が置かれていました。この石灯籠は千利休秘蔵の天下一と称えられた無双の銘を持つものとのことですが、saraiと配偶者にとってはどこが凄いのか分からない単に古ぼけた石灯籠でした。これだから俗人は困りますね。どうもお茶がらみの日本文化になると無知を露呈してしまうsaraiです。そろそろ、退散しましょう。ここは茶道の精神に満ちた高貴な空間のようでした。
帰りも美しい参道を歩きます。帰りはもう驚きも発見もありませんが、やはり美しいことには変わりありません。


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どうです。このまっすぐな参道の美しい佇まいは素晴らしいでしょう!


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高桐院を出て、大徳寺の塔頭の立ち並ぶ境内の路を歩きます。戦国大名の建立した23の塔頭寺院があるそうですが、常時公開しているのはわずかだそうです。立派な塀越しに見える建物の屋根を眺めながら散策します。


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やがて、大徳寺の塔頭のなかでも特に由緒のある名刹である大仙院の入口が見えてきました。


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これから大仙院を拝観しますが、それは次回で。


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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai

saraiさま、
お久しぶりです!
お元気にコンサートや旅行を楽しんでおられますね!
ブログ、楽しく拝見しています。おフランス、良いね😊
私は春だというのに、仕事と用事以

04/09 05:29 えりちや

気になってたずねても 
誰にも知らんと言われなんやろ
と思いつづけて居ました❗
写真みつけてこれだと思いました❕スッとしました
教えて下さって嬉しいです
ありがとうご

02/13 22:26 みーちゃん

みーちゃんさん、saraiです。

あの謎の建物は雄琴沖総合自動観測所という施設で琵琶湖の水質を測定しているそうです。

https://www.water.go.jp/kansai/biwako/html/repo

02/13 21:40 sarai

ずーと前にうきみどうに行きました
やはり、琵琶湖の真ん中の建物が何なのか気になったままです
分かりましたか
教えてください

02/13 20:54 みーちゃん

五十棲郁子さん、コメントありがとうございます。

水道水のこと、tap waterって言うんですね。知らなかった。単にwaterで通していました。ましてや、フランス語はほとんど

02/11 00:12 sarai

フランスも地方へ行くと英語が通じないでしょう。tap water ぐらいフランス語で言えないとね。

02/10 12:54 五十棲郁子
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