ハンブルク街歩き・・・ハンブルク港巡りのクルーズ(6)
ハンブルクHamburgの港巡りのクルーズ中です。コンテナの積み下ろし施設を抜けて、ケールブランド運河Köhlbrand Kanalから閘門を通り抜け、ロス運河RoßKanalを走っています。このあたりでハンブルク港巡りのコースを地図で確認しておきましょう。(配偶者から、クルーズのコースを地図で出せという強いお達しがありましたので・・・)

現在航行中のロス運河はこれまでのハンブルク港と随分、雰囲気が異なりますね。

ロス運河の入り口の橋から、随分、離れました。

ロス運河の中ほどに架かる橋の下を通り抜けました。

ロス運河を抜けて、ロスハーフェンRoßHafenに出ます。

ここから、遊覧船は舳先を左に大きく回頭し、ロスハーフェンを北上して、エルベ川に戻っていきます。このあたりは金属くずの集積所でしょうか。

ロスハーフェンの北側のフォルハーフェンVorhafenのあたりに出ます。また、コンテナ船の積み下ろし施設があります。

巨大なガントリークレーンが並びます。

フランスの海運会社CMA CGMの所有する中型のコンテナ船CMA CGM Nevaがコンテナの積み下ろし中です。このコンテナ船は2500TEUのコンテナ積載量です。2018年に建造された新鋭船です。なお、フランスの海運会社CMA CGMはマースクライン、MSCに次ぐ世界第3位のコンテナ物流企業です。

今度はコンテナ船に近づかずにさっと通り過ぎていきます。

正面の埠頭には軍艦が見えてきます。

ドイツ海軍のフリゲート艦、ザクセン=アンハルトSachsen-Anhalt(F 224)です。バーデン・ヴュルテンベルク級フリゲートの3番艦です。2014年6月4日に起工し、2016年3月4日に進水しました。ばりばりの新鋭艦ですね。

このフリゲート艦の後ろにはドックが見えています。ドイツの造船・造機会社ブローム・ウント・フォス (Blohm + Voss) のドック5です。ブローム・ウント・フォス社と言えば、古い歴史を持つ造船会社で、第2次世界大戦では巨大戦艦ビスマルクBismarckを建造しました(ビスマルクはイギリス海軍との海戦で撃沈され、大西洋に沈んでいます。)。ブローム・ウント・フォス社は現在はティッセンクルップ・マリン・システムズ (ThyssenKrupp Marine Systems) の子会社となっています。

エルベ川に出ると、巨大な浮きドックが見えてきます。ブローム・ウント・フォス社のドック10と11です。世界最大級の大きさです。すぐ近くにはヨーロッパで最大の乾ドックであるトロッケンドック・エルベ17(Trockendock Elbe 17)もあります。

ドック10の外壁にハンブルクで開催中の車椅子バスケットボールの2018年世界大会の宣伝用の垂れ幕がかかっているのはクルーズ開始時点で既に見たとおりです。と言うことは出航地に戻ってきたんですね。

正面、遥か彼方にきらきら輝く超モダンな建物が見えてきます。後で分かりますが、あれはエルプフィルハーモニー・ハンブルクElbphilharmonie Hamburgです。2017年にオープンした話題のコンサートホールです。

左舷には出航地のザンクト・パウリ桟橋St. Pauli Landungsbrückenが見えてきました。

この出発地点は通り過ぎて、遊覧船のクルーズはなおも続きます。

ザンクト・パウリ桟橋からどんどん離れていきます。

そして、エルプフィルハーモニー・ハンブルクのモダンで美しい建物が近づいてきます。

長く続いたハンブルク港巡りのクルーズもいよいよ終盤です。そして、最後のクライマックスはエルプフィルハーモニー・ハンブルクです。
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