ハンブルク街歩き・・・ハンブルク港巡りのクルーズ(7)
ハンブルクHamburgの港巡りのクルーズ中です。
最初にここまでのハンブルク港巡りについて、地図でふりかえっておきましょう。

出航地のザンクト・パウリ桟橋St. Pauli Landungsbrückenの前を通り過ぎて、エルプフィルハーモニー・ハンブルクElbphilharmonie Hamburgに向かっています。
右手にはハーバーテアターTheater im Hafenが見えます。ここではウォルトディズニーのライオンキングの公演が2001年からずっと続けられています。チケットのソールドアウト状態が続いているそうです。大当たりですね。劇場の客席は2400席もあるのに、ソールドアウトの状況だそうです。

左手には、キャプ・サン・ディエゴ号Cap San Diegoの美しい船体が見えてきます。現在は船の博物館Museumsschiffになっています。

さあ、エルプフィルハーモニー・ハンブルクが近づいてきます。

このコンサートホールはかっての赤レンガ倉庫(1960年代)の上に波型の全面ガラス張りの建物を乗せた2重構造のものです。帆船をイメージしたデザインです。

ザンクト・パウリ桟橋は既にかなり後方に見えています。

エルプフィルハーモニー・ハンブルクの正面というか、帆船をイメージすると側面に出てきます。ハンブルクっ子からはエルフィElphiの愛称で呼ばれているそうです。9階から20階まではウェスティンホテルの244室の客室があります。西側(左側)の上層階には45戸の贅沢なアパートメントがあります。こういうところに住んでみたいですね。正式なオープンは2017年1月でした。

遊覧船はさらにエルプフィルハーモニー・ハンブルクに近づいていきます。

遊覧船は向きを変えて、エルプフィルハーモニー・ハンブルクから去っていきます。考えてみれば、シーズンオフなので無理ではありましたが、一度、ここでコンサートを聴いてみたかったところです。音響がよいと評判です。ここを本拠地とするのはNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団(NDR Elbphilharmonie Orchester)、昔の北ドイツ放送交響楽団(NDR Sinfonieorchester Hamburg)です。かってはフルトヴェングラーやシュミット=イッセルシュテットが名演を残し、近年はギュンター・ヴァントと素晴らしいブルックナーの交響曲を演奏しました。また、素晴らしいコンサートホールでNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団が飛躍することを祈りましょう。

ずっと、この美しくてモダンな建物に見入っていました。

夕陽を浴びて、きらきら輝く建物が遠ざかっていきます。

何という荘厳な美しさでしょう。

エルプフィルハーモニー・ハンブルクと水路を隔てて、左側には赤レンガ倉庫群が見えています。

左手の手前には遊覧船のミシシッピー・クイーン号が停泊しています。

エルプフィルハーモニー・ハンブルクがだんだん小さくなっていきます。

キャプ・サン・ディエゴ号Cap San Diego(船の博物館Museumsschiff)が係留されている埠頭への通路であるユーバーゼー橋Überseebrückeの前を通過します。

エルプフィルハーモニー・ハンブルクがどんどん遠ざかります。

キャプ・サン・ディエゴ号Cap San Diego(船の博物館Museumsschiff)の前を通過。

リックマー・リックマース号Museumsschiff Rickmer Rickmersが見えます。この大型帆船は船の博物館やレストランになっています。

ザンクト・パウリ桟橋が近づいてきます。広い歩道橋の先の高台には、Uバーンのランドゥングスブリュッケン駅Landungsbrückenも見えています。

クルーズの終わりにお熱いカップルもいますね。

さあ、桟橋に到着します。

ハンブルク港巡りの遊覧船でハンブルクの港の凄さをたっぷりと拝見しました。エルプ・フィルハーモニーの超モダンな建物、そして、世界の海運事業の凄さを見せつけられたクルーズでした。
地図でクルーズのコースをおさらいしておきましょう。実所要時間は1時間10分ほどのクルーズでした。

クルーズの後はエルベ川の岸辺を少し散策します。
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