エリカの群落:ハイキングコースが意外に長く、危うくバスの時間に遅れそうに・・・
エリカの花の群生を見るために、北ドイツのリューネブルガーハイデLüneburger Heideに来ています。残りの時間を使って、ウンデローUndelohのエリカ探索路を歩いています。
エリカ探索路には限りないエリカの群落が続いています。今年は花の咲き方がもう一つですが、それでもエリカの綺麗な花が所々に見られます。

ハイキングコースの目印の石がまたあります。この目印は長いコースと短いコースがまだ重複していることを示しています。先に進みましょう。

やがて、短いコースにショートカットすることを示す目印の石があります。ここで長いコースから離脱して、短いコースに入ります。

エリカの群落の真っただ中を突っ切る道を進みます。道の両側には広大なエリカの群落が広がります。

エリカが満開だったら、さぞや素晴らしい景色だったでしょう。

猛暑と干ばつを耐え抜いたエリカの花が健気に咲いています。

ハイキングコースはウンデローの村に戻っていきます。エリカの群落はずっと続いています。

もう歩き始めて1時間近くです。そろそろ、バスの時間が気になってきます。気が急きますが、それでも、行き交う人へのご挨拶もしなくっちゃね。
どんどん時間はたつし、延々とエリカの群落は続きます。ウンデローの村の方向に向けて、疲れもものともせず、急ぎ始めます。

快晴の青空からは夏の陽光が降り注ぎ、歩く体力を奪います。

エリカの花を眺めると気持ちが和みます。最後の気力を振り絞って、速足で歩き続けます。

ウンデローの村の方向を示す石標があります。道は間違えてはいません。急ぎましょう。

妙な木の門があります。村への入り口でしょうか。

のんびりと自転車のペダルを漕ぐ人が我々を追い抜いていきます。村人でしょう。

この辺りはエリカの群落の端のようです。

ハイキングコースの目印の石があります。これが最後の目印でしょうか。

エリカの群落を抜けて、林の中の道に入ります。

村はずれの建物まで戻ってきました。女性が洗濯物を干しています。ようやく村の日常風景に出会います。もう、バスの出発時間まで15分ほどですが、何とか間に合いそうです。

ハイキングコースのスタート地点を示す石標が見えます。最後の急ぎ足でぐーんと加速。

ようやく村に戻ってきました。スタート地点の池の前に到着。短いほうのコースを選んだにもかかわらず、散策を終えたのはシャトルバスの発車時間の間際。後10分です。

それでも、エリカの群生の素晴らしい満開の風景が絵葉書になっているだろうと、お土産屋さんで絵葉書を探します。いやいや、私たちが見たものとさほどに違わない風景です。エリカの小さな花が満開でも全面ピンクというわけではなさそうです。

お茶する時間もなく、バス停近くのパン屋さんで甘いパンとオレンジジュースを仕入れるだけに留まります。

バス停に到着、間に合いました。と、急に配偶者に駆け寄ってくる女性(アジア系の人)がいます。何か分からない言葉で話しかけてきます。配偶者は自分は日本人だけどと言いますが、その女性は懐かしそうにどんどん話しかけてきます。saraiが応援に呼ばれた結果、その女性はインドネシアの女性で、ようやく我々が日本人だということが分かってもらえます。納得した女性は、不明確な日本語で「ありが・・・よね」と片言で言ってくれます。日本語の「ありがとう」を教えてあげます。本当にこの辺りではアジア系の人は珍しいようです。きっと懐かしかったのでしょう。アジアの人間同士のよしみで声をかけてきたようです。彼女も我々と同じシャトルバスを待っていました。
そのシャトルバスは時間通りにやってきます。乗り込むと混み合っています。

シャトルバスの車内には、もう一人、アジア顔が目の前に・・・。配偶者たちはアジア人女性三人で顔を見合わせています。その車内の女性は上海から来たそうです。何となく、アジアの連携ってあるんですね。アジア人というだけで、気持ちが通じるような楽しい出会いだと配偶者はニコニコ顔。そのアジア人女性二人は、それぞれ途中のバス停で降りていきました。
我々はルートRING3のシャトルバスで今度はブッフホルツ駅Buchholzに向かいます。そこから今日のもう一つの目的地、ブレーメンに向かいます。
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