リューネブルガーハイデからブレーメンへ
北ドイツのリューネブルガーハイデLüneburger Heideでエリカの花の群生を堪能しました。エリカ街道と名付けられた地方の中心地の凄さを体感しました。これを見るために北ドイツに足を運んだ甲斐がありました。
リューネブルガーハイデの中心の村、ウンデローUndelohを離れて、シャトルバスに乗ること40分ほどでブッフホルツ駅Buchholzまでやってきました。駅近くのバス停でシャトルバスを下車。エリカの季節だけ無料で運行している特別のバスで、ハイデ・シャトルHeide-Shuttleと名付けられているシャトルバスです。

ところで、シャトルバスには、自転車を乗せるための大きなリヤカーのようなものがついています。さすが、自転車王国のドイツですね。

ウンデローからブッフホルツ駅までのルートRING3のシャトルバスの経路を地図で確認しておきましょう。

ブッフホルツ駅のバス停は、駅の裏にあったようで、線路を超える道を探します。

結局、道が分からず、カフェでくつろぐおじさんに駅への道を聞き、なんとかブッフホルツ駅に到着。

さて、駅舎の先にホームが見えていますが、まずはここから移動するための鉄道チケットを買い直さないといけません。

駅のオフィスで正しいチケットを買い直します。駅のオフィスは田舎駅とは思えないような新しくてピカピカのスペースです。これが分っていたら、混雑したハンブルク中央駅の自動販売機でチケットを買わずにここで買っていたのにね。

購入するチケットはニーダーザクセンチケットというバイエルンチケットのようなものです。このあたり一帯の鉄道が乗り放題になります。ただし、乗れるのは午前9時以降です。これが購入したチケット。27ユーロで二人一緒に利用できます。

間違って買ったチケットは払い戻しできないそうで残念。26.5ユーロの無駄買いになってしまいました。最初から、この駅でチケットを買うことにしていればよかったと臍を噛みます。ところで、ここでチケット料金をクレジットカードで払おうとすると、2ユーロの手数料がかかるとのこと。鉄道チケットを買うのにクレジットカードの手数料を要求されるのは初めてです。もちろん現金で払います。このチケットオフィスは普通の駅のチケット窓口ではないのかもしれません。
正しいチケットを手にホームに移動。電車の到着まで、まだ、10分ほどあります。余裕の乗り換えです。

すぐに反対方向の電車がやってきます。ハンブルク行きです。普通なら、これに乗ってハンブルクに戻ればいいのですが、今日は強行軍でメルヘン街道の終着点、ブレーメンBremenを巡ります。

ホームの端には跨線橋が見えています。これを使えば、駅の裏から表への移動は簡単だったんです。

ブッフホルツの駅名を見ると、括弧でノルドハイデNordheideと書かれています。エリカ群生地の北側という意味ですね。

定刻にブレーメン行の2階建て電車が到着。

早速、乗り込みます。もちろん、見晴らしのよい2階席に落ち着きます。
発車した電車はすぐに朝、下車したトシュテットTostedtを通過。

乗ること1時間ほどでブレーメンに到着。大きな駅ですね。

ここまでは怖いくらい、旅が順調です。と言っても、つい、自動販売機で間違った鉄道チケットを買ってしまって、ちょっとした損害。3000円くらいですから、まあ、これくらいは旅の税金みたいなものと割り切りましょう。
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