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ブレーメン散策:中世にタイムスリップしたような旧市街

2018年8月21日火曜日@ブレーメン/13回目

北ドイツのリューネブルガーハイデLüneburger Heideでエリカの花の群生を堪能した後、電車に乗って、1時間ほどでブレーメン中央駅Bremen Hauptbahnhofに到着しました。

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ホームを先に進むと、巨大なかまぼこ型の屋根の下に入ります。ブレーメン中央駅の大きさに圧倒されます。

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駅構内にあるツーリストインフォメーションでERLEBNISカード(ブレーメンカードのようなもの)を購入します。このカードで大人二人がブレーメンの町のトラムなどの公共交通機関が1日乗り放題になります。料金は12ユーロです。

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このカードの説明書も一緒にいただきます。

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説明書に利用できる交通機関のマップが掲載されています。

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横から配偶者が窓口のお姉さんに郵便切手はないかと訊くと、すぐに出してくれます。ダンケ。しかし、ドイツは郵便料金が安いですね。オーストリアの半額です。配偶者はエアメールだけどこれでよいのかと思わず訊いています。配偶者にいろいろ説明してくれたようですが、それは理解不能だったようです。
saraiはついでに旧市街までのトラムでの行き方を教えてもらいます。4番か6番のトラムでドームスハイデDomsheideの停留所で降りればいいそうです。タウンマップで説明してくれました。親切にも旧市街の散策コースまで教えてくれました。

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駅の構内を抜けて、駅前に出て、ブレーメン中央駅の建物を眺めます。凄く立派な駅なのでびっくりします。ブレーメンという響きから、可愛い田舎町と思っていたのですが、これが大間違い。ハンブルクにも引けを取らない大都会です。リューベックと同じくハンザ同盟で栄えたようですが、リューベックはその繁栄のまますたれたのでしょうが、ブレーメンはさらなる経済発展をしたようですね。

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さて、トラムで旧市街に向かいましょう。駅前のトラム乗り場から6番のトラムに乗ったら、旧市街へとは逆方向に進むので、慌てて最初に停まった停留所で飛び降ります。でも、自分が歩いて戻るわけではないので、構いませんよ。初めての街は右も左も分かりません。気を取り直して、逆方向の6番のトラムに乗り直し、再び、ブレーメン中央駅のトラム乗り場を通過して旧市街へ向かいます。車窓を眺めるとブレーメンは確かに大都会です。今度は問題なく、旧市街の中心のドームスハイデDomsheideの停留所に到着。

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ここからマルクト広場Marktplatzに向かいます。

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ちょっと歩くとマルクト広場に出ます。えらく古びた市庁舎Rathausとリープフラウエン教会Kirche Unser Lieben Frauenを見て、驚愕。凄い建物ですね。

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しばし、このタイプスリップしたような雰囲気の建物を唖然として見入ります。

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さらにちょっと周り込むと聖ペトリ大聖堂St. Petri Dom Bremenの2つの高い塔が見えます。この大聖堂のファサードも凄く古びています。

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マルクト広場には中世にタイムスリップしたような空間が広がっています。リューベックとはまた違う形で見る価値のある町ですね。
市庁舎の向かい側には、やはり古びた建物ハウス・シュッティングHaus Schüttingが建っています。現在は商工会議所として使われています。

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そのハウス・シュッティングの横の石畳の路地、シュッティング通りSchüttingstraßeに入ります。

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この路地の先にベットヒャー通りBöttcherstraßeがあります。

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路地の先に金色に輝く建物の壁が見えます。あのあたりがベットヒャー通りのようです。

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ベットヒャー通りは中世を模して造られた100mほどの路地です。その路地で中世の雰囲気を楽しみましょう。



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