ブレーメン散策:マルクト広場の市庁舎とローラント像は世界遺産
北ドイツのメルヘン街道の終着点、ブレーメンBremenの旧市街を散策中です。中世を模して造られたベットヒャー通りBöttcherstraßeを歩き終わり、もう一度、マルクト広場Marktplatzに戻ります。ちゃんと周りの建物や広場の銅像を鑑賞しましょう。広場に戻ると、早速、聖ペトリ大聖堂St. Petri Dom Bremenの2本の尖塔が顔を覗かせています。

広場を進むと、市庁舎Rathausと聖ペトリ大聖堂が並び立って、古色蒼然たる姿を見せてくれます。素晴らしい景色です。

広場の中央から振り返ると、市庁舎の向かい側には、現在は商工会議所として使われている古びた建物ハウス・シュッティングHaus Schüttingが眺められます。その左側にある路地の先が先ほどまでいたベットヒャー通りです。

市庁舎の建物の全景です。ブレーメン市庁舎はブリック・ゴシック建築(Brick Gothic)の代表的なもので、その後、ヴェーザー・ルネサンス様式(Weser Renaissance)によるファサードが付け加えられました。世界遺産に指定されたブレーメンの旧市街の中心的な建物です。

おや、重厚なマルクト広場の中をいかにも今風のプチトランが横切っていきます。何か場違いな感じですね。

広場の中央にはこれも世界遺産に指定されたブレーメン旧市街の中心的な存在であるローラント像Bremer Rolandが立っています。中世文学『ローランの歌』に登場する英雄ローラントの像で、高さ10.21mの大きな天蓋の下に高さ5.47mの石造りの立像が置かれています。言い伝えでは、この像がブレーメンを見守り続ける限り、その自由と独立は守られるとされてきました。そのため、ブレーメンの市民はあらゆる手を尽くして、このローラント像を守り続けてきました。

マルクト広場は美しい石畳みで覆われています。そのところどころにマンホールがあります。

その中に募金型のマンホールがあり、コインを投げ入れるとブレーメンの音楽隊の動物の鳴き声がするそうです。それらしいマンホールを探します。これかな?

よく分かりませんが、試しにコインを落としてみますが、何も起こりませんでした。どうやら違ったようです。

マンホールの蓋を探すのは諦めて、聖ペトリ大聖堂のほうに向かいます。

市庁舎の側面の入り口が見えます。彫像などの豪華な装飾が施されています。

聖ペトリ大聖堂の前には立派な石造りの騎馬像が置かれています。鉄血宰相ビスマルクの像Bismarck-Denkmalです。

聖ペトリ大聖堂のファサードの壁面には金色で彩色された美しい絵が描かれています。

まだ、聖ペトリ大聖堂が開いているので内部を見学しましょう。
内部に入ると、大きなゴシック様式の空間が広がっています。

少し大聖堂の中を見て回りましょう。
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