ブレーメン散策:ブレーマー・ラーツケラーの美味しい北海の魚料理
北ドイツのメルヘン街道Deutsche Märchenstraßeの終着点、ブレーメンBremenの旧市街を散策中です。旧市街の中心、マルクト広場Marktplatzの周りの建物や広場の銅像を鑑賞しています。市庁舎の建物を周り込むと、ブレーメンの音楽隊Die Bremer Stadtmusikantenの銅像もありました。ピカピカに光ったロバの足を触ったので、何かよいことが起こるでしょうか。
さて、今日は歩き回っただけで、ろくに何も食べていません。最終コースは食い気です。北海の美味しい魚を食べに行きましょう。評判のレストラン、市庁舎の地下にあるブレーマー・ラーツケラーBremer Ratskellerで食事です。

大きなレストランの室内はアーチ状の柱と天井が波のように連なっています。まだ時間が早いのか客はチラホラです。

このレストランはワインが売り物だけあって、メニューにはワインリストが豊富です。その中からラインガウのリースリンクの白ワインを選びます。これは美味しい。配偶者は喉の渇きを癒すため、水を大瓶で注文。

saraiは白ワインをいただきながら、配偶者はミネラルウォーターで喉の渇きを癒しながら、料理を待ちます。

室内の装飾は素晴らしいです。さすがに老舗ケラーです。

saraiが注文した料理は北海の舌平目のバターソテー。結構、高い値段だけあって、とても美味です。ぺろっといただきます。

配偶者が注文した料理は鱈のサフランソース。この料理も大変美味しく、付け合わせのジャガイモも炒めたほうれん草ももちろん美味。完食です。

海外でここまでぺろりと食べたのは初めてかもしれません。ともかくすべてが美味しかったです。このレストランは大当たり!と言うことで二人の意見が一致しました。それに、料理が出てくるのも清算も早い! 満足しながら、ケラーの階段に向かいます。とても美しい階段ですね。

階段の上に上がったところで、もう一度、ブレーマー・ラーツケラーの室内を眺めます。料理の味だけでなく、レストランの雰囲気も最高でした。

ブレーマー・ラーツケラーの外に出ると、マルクト広場。重厚な建物が並んでいます。トラムの線路がその前に続いています。

これがブレーマー・ラーツケラーの入り口。入り口は市庁舎Rathausの側面にあります。このレストランは市庁舎の地下にあるんです。つまり、世界遺産の中にあるレストランなんです。

市庁舎の先にはリープフラウエン教会Kirche Unser Lieben Frauenの姿が見えます。

この教会は1229年建造の初期ゴシック様式による聖母教会です。教会の煉瓦壁には美しいレリーフが取り付けられています。

リープフラウエン教会の前にはマーカス噴水Marcus-Brunnenがあります。この噴水は当時ブレーメンの市長だったビクター・マーカスが1909年に寄贈したものです。10角の台座と噴水ボウルは石でできていて、青の噴水ストックの石灰岩は豊かな装飾が施されています。

さあ、ハンブルクに帰りましょう。その前に、思ったより早く夕食が終わったので、金の豚を見て駅に向おうとsaraiが提案。そのブタの像があるゼーゲ通りSögestraßeに向かいましょう。

ところがこの金の豚がなかなか見つからず、20分近くも探し回る羽目になり、提案したsaraiの面目丸つぶれで配偶者はお冠という最悪のシナリオに陥ることになります。
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