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ちょこっと箱根:ポーラ美術館賛

ちょこっと箱根の2日目。昨日とは一転して、雨模様。雨でも問題のないポーラ美術館に行きましょう。ポーラ美術館はsaraiにとって、箱根の定番。海外の美術館にも負けない日本有数の美術館です。印象派以降の素晴らしいコレクションがあります。日本人画家の傑作も数多く所蔵しています。もう、10回くらいは行ったでしょうか。最近は日本の美術館では珍しく、ほとんどの作品が写真撮影可になりました。

強羅駅から直通のバスで20分足らずで行けます。箱根の美しい自然の中にあります。いつもは車で行くので、バスで訪問するのは初めてです。エントランスへのアプローチも美しいです。

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現在開催中のテーマ展は《シュルレアリスムと絵画》。珍しいテーマです。基本的にこの美術館は自分が所蔵する作品でテーマ展を開くので、ここにはシュルレアリスムの作品も多く所蔵しているということです。それって凄いですね。
早速、展示室に向かいます。

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テーマ展に限って、残念ながら写真撮影不可だそうです。入り口付近だけが撮影可。そこの丸い穴から、中に展示されているキリコの絵が見えます。

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フランスの詩人アンドレ・ブルトンのシュルレアリスム宣言から展示が始まり、キリコ、エルンスト、ダリ、マグリット、デルヴォーらの作品が並ぶ、本格的なシュルレアリスムの展示でした。

最後は常設展です。ここは完全に写真撮影可です。ここですべて、ご紹介してもいいのですが、昨年、主要な作品はご紹介済なので、やめときます。
展示の雰囲気だけをご紹介しておきます。モネ2枚とスーラの作品が並んでいます。

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次は左から、ゴッホ、ルノワール、マネの作品が並んでいます。

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次は2枚の傑作。カンディンスキーとピカソです。

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前回訪問時はピカソはすべて撮影不可だったので、このピカソの青の時代の傑作は初めての紹介です。

ピカソの《海辺の母子像》。1902年、ピカソ、21歳頃の作品です。聖母子を連想させますが、モデルはサン・ラザール監獄に収監されていた娼婦であると考えれています。若きピカソが青の色調で静謐で宗教的な画面を描き出しています。このポーラ美術館の顔とも言える超名作です。

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このほか、今回特に印象的だったのはヴラマンクの作品。

ヴラマンクの《雪》。1920-22年、ヴラマンク、34-36歳頃の作品です。ヴラマンクはマティス、ドランとともにフォーヴィズム(野獣派)の作家と称されています。この作品は何ともダイナミックでもあり、美しくもある鬼気迫るような風景画です。ゴッホとはまた異なるアプローチで迫力ある画面を構成しています。もっともっと評価されて然るべき画家の一人であることを再認識しました。

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このほかにも素晴らしい絵画が並んでいます。是非、読者のかたも足を運ぶことをお勧めします。

絵画の鑑賞を終えた後は美術館の周りの自然の美を楽しみます。さらに整備が進んだ森の中の散策道をゆったりと歩きます。
赤い木肌のヒメシャラの大木が見事に並びます。

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この2本のヒメシャラの美しく、勢いのある姿はまさに芸術的でさえあります。

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いつもはこのポーラ美術館のお洒落なレストランで贅沢なランチをいただくんですが、今朝はホテルでたっぷりと朝食をいただきました。いったん、ポーラ美術館を離れて、小田原の町に下りて、そこで美味しいお鮨をいただきましょうと言う配偶者の甘言に乗り、また、バスと電車を乗り継いで、小田原に向かいます。途中、箱根湯本の町でお土産物を物色しますが、異常にこの町が観光客で賑わっています。どうしたんでしょうね。
小田原の町に着く前にスマホのアプリYelpでお鮨の店をチェック。そこで気になったお店、魚がしに直行。ここでまぐろすし、あじ生すし、上寿司をsaraiと配偶者でいただきます。リーズナブルな料金で贅沢なお鮨をたっぷりいただきました。ちょこっと旅の最後を飾るのにふさわしいグルメでした。

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となりのテーブルのお兄さん二人がアジフライ三昧をしていたのもとても気になりました。新鮮なアジが売り物のお店ですね。

かくして、ちょこっと旅は満足のうちに終了。小田原のお土産に守谷製パン店の名物、アンパンを買い求めました。10年以上も食べていませんでしたが、餡子いっぱいのアンパンの美味しさは昔よりも美味しいくらい。よいお土産になりました。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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