FC2ブログ
 
  

ちょこっと箱根:ポーラ美術館賛

ちょこっと箱根の2日目。昨日とは一転して、雨模様。雨でも問題のないポーラ美術館に行きましょう。ポーラ美術館はsaraiにとって、箱根の定番。海外の美術館にも負けない日本有数の美術館です。印象派以降の素晴らしいコレクションがあります。日本人画家の傑作も数多く所蔵しています。もう、10回くらいは行ったでしょうか。最近は日本の美術館では珍しく、ほとんどの作品が写真撮影可になりました。

強羅駅から直通のバスで20分足らずで行けます。箱根の美しい自然の中にあります。いつもは車で行くので、バスで訪問するのは初めてです。エントランスへのアプローチも美しいです。

2019121701.jpg



現在開催中のテーマ展は《シュルレアリスムと絵画》。珍しいテーマです。基本的にこの美術館は自分が所蔵する作品でテーマ展を開くので、ここにはシュルレアリスムの作品も多く所蔵しているということです。それって凄いですね。
早速、展示室に向かいます。

2019121702.jpg



テーマ展に限って、残念ながら写真撮影不可だそうです。入り口付近だけが撮影可。そこの丸い穴から、中に展示されているキリコの絵が見えます。

2019121703.jpg



フランスの詩人アンドレ・ブルトンのシュルレアリスム宣言から展示が始まり、キリコ、エルンスト、ダリ、マグリット、デルヴォーらの作品が並ぶ、本格的なシュルレアリスムの展示でした。

最後は常設展です。ここは完全に写真撮影可です。ここですべて、ご紹介してもいいのですが、昨年、主要な作品はご紹介済なので、やめときます。
展示の雰囲気だけをご紹介しておきます。モネ2枚とスーラの作品が並んでいます。

2019121704.jpg



次は左から、ゴッホ、ルノワール、マネの作品が並んでいます。

2019121705.jpg



次は2枚の傑作。カンディンスキーとピカソです。

2019121706.jpg



前回訪問時はピカソはすべて撮影不可だったので、このピカソの青の時代の傑作は初めての紹介です。

ピカソの《海辺の母子像》。1902年、ピカソ、21歳頃の作品です。聖母子を連想させますが、モデルはサン・ラザール監獄に収監されていた娼婦であると考えれています。若きピカソが青の色調で静謐で宗教的な画面を描き出しています。このポーラ美術館の顔とも言える超名作です。

2019121707.jpg



このほか、今回特に印象的だったのはヴラマンクの作品。

ヴラマンクの《雪》。1920-22年、ヴラマンク、34-36歳頃の作品です。ヴラマンクはマティス、ドランとともにフォーヴィズム(野獣派)の作家と称されています。この作品は何ともダイナミックでもあり、美しくもある鬼気迫るような風景画です。ゴッホとはまた異なるアプローチで迫力ある画面を構成しています。もっともっと評価されて然るべき画家の一人であることを再認識しました。

2019121708.jpg



このほかにも素晴らしい絵画が並んでいます。是非、読者のかたも足を運ぶことをお勧めします。

絵画の鑑賞を終えた後は美術館の周りの自然の美を楽しみます。さらに整備が進んだ森の中の散策道をゆったりと歩きます。
赤い木肌のヒメシャラの大木が見事に並びます。

2019121709.jpg



この2本のヒメシャラの美しく、勢いのある姿はまさに芸術的でさえあります。

2019121710.jpg



いつもはこのポーラ美術館のお洒落なレストランで贅沢なランチをいただくんですが、今朝はホテルでたっぷりと朝食をいただきました。いったん、ポーラ美術館を離れて、小田原の町に下りて、そこで美味しいお鮨をいただきましょうと言う配偶者の甘言に乗り、また、バスと電車を乗り継いで、小田原に向かいます。途中、箱根湯本の町でお土産物を物色しますが、異常にこの町が観光客で賑わっています。どうしたんでしょうね。
小田原の町に着く前にスマホのアプリYelpでお鮨の店をチェック。そこで気になったお店、魚がしに直行。ここでまぐろすし、あじ生すし、上寿司をsaraiと配偶者でいただきます。リーズナブルな料金で贅沢なお鮨をたっぷりいただきました。ちょこっと旅の最後を飾るのにふさわしいグルメでした。

2019121711.jpg



となりのテーブルのお兄さん二人がアジフライ三昧をしていたのもとても気になりました。新鮮なアジが売り物のお店ですね。

かくして、ちょこっと旅は満足のうちに終了。小田原のお土産に守谷製パン店の名物、アンパンを買い求めました。10年以上も食べていませんでしたが、餡子いっぱいのアンパンの美味しさは昔よりも美味しいくらい。よいお土産になりました。



↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!







関連記事

テーマ : 温泉♪
ジャンル : 旅行

コメントの投稿

非公開コメント

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

はじめまして。ブログ拝見させていただきました。私は、個人ブログを運営しているyuichironyjpと申します。フリーランサーとして活動しており、フリーランスで稼ぐ方法や、

06/14 23:46 Yuichironyjp

ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 

マーラー6番ですか・・・ハンマー打撃は勘弁してほしいものです。あったとしても、3回目の打撃だけは・・・

04/11 18:10 sarai

まさにマーラー6番な状況です笑

04/11 17:51 kico

お互い、残念でしたね。今年でヨーロッパ遠征を終わりにする予定でしたが、悲劇的な状況になりました。天はまだ我に旅を続けよというご託宣を与えたのでしょうか。1年延期

04/11 03:13 sarai

以前にもコメントさせていただいた者です。来ましたね、楽友協会からのメール。私たちはとりあえず1年延期としましたが、どうでしょうね。困っている人が多い中贅沢な悩み

04/11 00:33 kico
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR