fc2ブログ
 
  

saraiの音楽総決算2019:オペラ・オペレッタ・バレエ編

さて、前回に引き続き、今年の音楽の総決算です。

今回はオペラ・オペレッタ・バレエ編です。
今年のオペラは聴いたものすべてが大当たり。なかでもウィーンとルツェルン音楽祭でのクルレンツィスのダ・ポンテ三部作の素晴らしさといったら、saraiの音楽の価値観をひっくり返すようなものでした。

ちなみに昨年の結果はここです。

で、今年は以下をベスト10に選びました。

1位 クルレンツィスは最高の演奏で閉幕 バルトリはデスピーナでもアジリタ全開 モーツァルトのオペラ《コジ・ファン・トゥッテ》@ルツェルン音楽祭 2019.9.15

2位 クルレンツィスが目指す道 モーツァルトのオペラ《ドン・ジョヴァンニ》@ルツェルン音楽祭 2019.9.14

3位 素晴らしきクルレンツィスの世界、開幕 モーツァルトのオペラ《フィガロの結婚》@ルツェルン音楽祭 2019.9.12

4位 クルレンツィスは進化する!モーツァルトのオペラ《コジ・ファン・トゥッテ》@ウィーン・コンツェルトハウス 2019.9.9

5位 歴史に名を刻む天才クルレンツィス モーツァルトのオペラ《ドン・ジョヴァンニ》@ウィーン・コンツェルトハウス 2019.9.7

6位 戦慄のオペラ《サロメ》 何とカミラ・ニュルンドが代役に立つ嬉しい驚き@ウィーン国立歌劇場 2019.9.27

7位 中村恵理、清冽な絶唱!『ラ・ボエーム』@宮崎芸術劇場 2019.5.19

8位 中村 恵理のリューに酔う、テオリンも絶唱:オペラ《トゥーランドット》@東京文化会館 2019.7.12

9位 ヤンソンスに合掌・・・ゲルギエフ&マリインスキー劇場:オペラ《スペードの女王》@東京文化会館 2019.12.1

10位 究極のバレエ作品!!エイフマン・バレエ《アンナ・カレーニナ》@東京文化会館 2019.7.21


一昨年のザルツブルク音楽祭でクルレンツィス指揮ムジカエテルナの演奏したモーツァルトの歌劇「皇帝ティートの慈悲」はsaraiの価値観をひっくり返すようなものでした。今年聴いたダ・ポンテ3部作はそれ以上にsaraiの音楽の価値観の転換を迫るようなものでした。ウィーンとルツェルン音楽祭でのクルレンツィスのダ・ポンテ三部作で今年の1位から5位までを占めることになったのは当然のことでしょう。
今回のクルレンツィスのダ・ポンテ3部作を総括すると、モーツァルトのオペラはその真の姿を現すために、240年ほどの時を経て、天才クルレンツィスの登場を待っていたということになるでしょうか。saraiはその歴史的な場面に立ち会わせてもらいました。そして、モーツァルトの天才の真の意味を知ることになりました。2人の天才にダブルで感謝することになったルツェルン音楽祭でした。

ウィーン国立歌劇場で8年ぶりに聴く《サロメ》はやはり凄かった! ウィーン国立歌劇場はR.シュトラウスの楽劇を聴く場なのでしょうか。この日の驚きはカミラ・ニュルンドが代役でサロメを歌うことになったことです。本命登場とも思えた圧巻の歌唱・絶叫でした。

今年は中村恵理の素晴らしい歌唱に酔った一年でした。昨年の蝶々夫人に続いて、プッチーニのリリックな歌を満喫しました。これ以上のプッチーニはあり得ません。7位と8位にランクさせましたが、本心では1位にしたいくらいです。

《スペードの女王》はsaraiが最後に聴いたヤンソンスの公演曲目でもありました。昨年のザルツブルク音楽祭、ウィーン・フィルを振っての素晴らしい演奏でした。そのヤンソンスの訃報を聞いた日に奇しくもマリインスキーオペラで《スペードの女王》を聴くことになりました。昨年のザルツブルク音楽祭の公演といい勝負の素晴らしい公演でした。ゲルギエフの指揮ですからね。

エイフマン・バレエの《アンナ・カレーニナ》はほぼ、4年ぶりのバレエ。ロパートキナが極上のオデットを踊ったマリインスキー・バレエの《白鳥の湖》を見て、もう、これ以上のバレエを見ることはないと思い、しばらく、バレエは封印していました。期待通りの公演で、ともかく、全編、美しいソロ・デュエット・群舞の連続で、バレエ好きにはたまらない内容の公演でした。生のオーケストラの音響が加われば、さらにランクアップしたでしょう。


次回は協奏曲編です。


↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!







関連記事

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

金婚式、おめでとうございます!!!
大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR