fc2ブログ
 
  

ハンブルク散策:聖ミヒャエル教会のパイプオルガンによる壮大なベートーヴェンのシンフォニー

2018年8月22日水曜日@ハンブルク/24回目

今日はハンブルクHamburgでゆったり散策。ハンブルク市立美術館Hamburger Kunsthalle、運河沿いの赤レンガ倉庫を巡りました。赤レンガ倉庫の最寄りの地下鉄駅、U1のメスベルクMeßbergから、U1、S1を乗り継いで、シュタットハウスブリュッケStadthausbrückeまで移動し、そこから聖ミヒャエル教会Hauptkirche St. Michaelisに歩きます。高いところ好きのsaraiの要望で教会の尖塔に上ることにするんです。大通りのルードヴィッヒ・エアハルト通りLudwig-Erhard-Straßeを地下道をくぐって横断します。地下道を上がると、ツアーらしき一行が立ち止まっていて、ツアーの案内人がしっかり説明しています。あれっ、もう聖ミヒャエル教会に着いたのかなと思っていると、どうやら違うようです。ツアーの一団は籠を持ったおばあさんの銅像を取り囲んでいます。

2020010601.jpg



そのおばあさんの銅像の撫でられて金色に光る指をsaraiも握ってパチリと写真を撮りたいのですが、そのツアーの一団が動こうとせずに撮ることが出来ません。仕方がないので、聖ミヒャエル教会に向かいます。帰りに写真を撮ることを忘れないようにしましょう。すぐに聖ミヒャエル教会に到着。

2020010602.jpg



教会前広場で尖塔を含めて写真を撮ろうしますが、高すぎてなかなか難しいです。塔の高さは132mもあります。

2020010603.jpg



少しずつ後ずさりしながら、写真を撮ります。バロック様式のスタイルですね。

2020010604.jpg



何とか全景をカメラにおさめてOK。

2020010605.jpg



近づいて塔の迫力のある姿をもう一枚。

2020010606.jpg



さて教会に入ろうとしますが、ドアが開きません。エッ、お休みかと思っていると、通りすがりのご夫妻が、正面へと案内してくれました。ダンケ。ドアを開けると、素晴らしいオルガンの音がします。ちょうど、巨大なパイプオルガンでベートーヴェンの交響曲を演奏中です。オルガンの響きを聴き入っている人たちが大勢、着席しています。

2020010607.jpg



美しいバロック様式の教会内部を見ながら、演奏を楽しみます。

2020010608.jpg



とりあえず、saraiも席に着いて、オルガンによるベートーヴェンに耳を傾けます。オルガンでのベートーヴェンの交響曲を聴くのは初めての経験です。

2020010609.jpg



プロテスタントの教会なので、装飾は簡素ですが、バロック様式の控えめな美しさに目を奪われます。

2020010610.jpg



肝心のパイプオルガンを見上げます。その姿は壮大で美しいです。そこからの音の響きも美しく、うっとりします。

2020010611.jpg



おや、こちらにも、もう一台、パイプオルガンがありますね。

2020010612.jpg



ええっ、これもパイプオルガン?

2020010613.jpg



教会内部の美しさに気付いたsaraiは、たまらずに鑑賞しながら教会内を写真撮影します。これが主祭壇です。キリストの復活が描かれています。

2020010614.jpg



やはり、素晴らしい響きのパイプオルガンが気になります。実に巨大です。

2020010615.jpg



白を基調としたバロック様式の内部空間も素晴らしいです。

2020010616.jpg



saraiが歩き回る様子を眺めていた配偶者が、急にsaraiが帽子をかぶったままなのに気付きます。配偶者から慌てて注意されて、saraiもギョッとします。これはまずいですね。早速、帽子を脱ぎます。失礼しました。パイプオルガンの響きと教会内部の美しさに気を取られて、帽子のことを失念していました。しばらく、オルガンを聴きながら、反省しましょう。



↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!







関連記事

テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

コメントの投稿

非公開コメント

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR