fc2ブログ
 
  

カディスの夕日を求めて:アンダルシアのひまわり

2014年5月31日土曜日@グラナダ~カディス/17回目

グラナダには昨夜遅く着き、今日の午前中にアルハンブラ宮殿を見て、お昼の12時には出発という慌ただしさです。
今日はこれからセヴィーリャまでバスで行き、そこからは電車に乗り換えて、大西洋岸の街カディスに向かいます。カディスの夕日を見に行くんです。
今日のこれからの経路を地図で確認しておきましょう。アンダルシア中を走り回る感じです。グラナダの南の地中海沿岸は有名なコスタ・デル・ソル。この海岸も見たかったんですが、ちょっと日程的に無理でした。コスタ・デル・ソルの西端、大西洋とぶつかるところがジブラルタル海峡です。その西側が大西洋になります。アフリカもすぐ近くですね。

2015012901.jpg


12時発のセヴィーリャ行のバスに乗り込みます。バスの乗り込み口で、高級バスのサービスとして付いている水やお菓子を受け取り、出発です。セヴィーリアに向かいます。このバスも、プレミアムクラスではないもののシートはほぼプレミアムクラス並み。スーパーエコノミークラスです。快適なバス旅になります。事前にネットで購入したチケットはこれ。またまた、大好きな最前列シートを予約しておきました。料金は一人31.88ユーロ、約4千円です。3時間のバス旅ですから妥当なところでしょう。

2015012902.jpg


バスターミナルのレストランでゲットしたサンドイッチを、バスに乗り込むや否や食べ始めます。今日は朝から忙しく動き回り、何も口に入れていません。朝食兼昼食になります。これは生ハムを挟んだサンドイッチです。

2015012903.jpg


これは玉子やチーズやハムを挟んだサンドイッチ。歩き回ってお腹が空いているので、とても美味しいです。

2015012904.jpg


食事をしているうちに、バスはアンダルシアの大平原の中をどんどん走り抜けていきます。スペインの高速バス旅にも慣れてきました。淡々とノンストップで走るのも当たり前に感じます。車窓の景色もほとんど変わりません。行けども行けどもオリーブ畑が見渡す限り広がります。これだけの量のオリーブをどうするんでしょうね。

2015012905.jpg


道はまっすぐに続いています。

2015012906.jpg


時折、岩山が顔をのぞかせるのもアンダルシアの特徴的な風景です。

2015012907.jpg


突如、オリーブ畑に代わって超近代的なものが現れます。太陽光パネルの林です。太陽の光でオリーブを育てる代わりに、電気を生産するんですね。太陽光発電の先進国スペインの新しい姿を垣間見ました。

2015012908.jpg


太陽光パネルの林は延々と続きます。

2015012909.jpg


今度はまたオリーブ畑の景色に戻ります。どこまでもどこまでもオリーブ畑が続きます。

2015012910.jpg


道に沿って、ピンク色の夾竹桃の花が咲いています。

2015012911.jpg


白い夾竹桃も咲いています。

2015012912.jpg


2時間近くも走った頃、配偶者が感嘆の声をあげます。ヒマワリです。アンダルシアの一面に広がるヒマワリは有名ですが、ちょっと時期が早いので見られないだろうと思っていたのです。でも、咲き始めています。

2015012913.jpg


次々とヒマワリ畑が現れます。

2015012914.jpg


この辺りはヒマワリがちらほらとしか咲いていないのが残念です。まだまだ、時期が早いようです。

2015012915.jpg


それでも、そこそこに咲いているヒマワリ畑もあるので、車窓にかじりついて、もっと咲いているヒマワリ畑はないかと期待に心が弾みます。

2015012916.jpg


だんだんとヒマワリの黄色い畑が出てきそうな雰囲気です。

2015012917.jpg


近くの丘の斜面が黄色く染まっています。見渡す限りの丘一面まっ黄色とはいきませんが、黄色い畑が広がり配偶者は大興奮です。

2015012918.jpg


まだまだヒマワリ畑は続きます。セヴィーリャまでのバス旅が俄然、楽しくなってきました。


↓ saraiの旅を応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!




関連記事

テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

コメントの投稿

非公開コメント

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR