カディスの夕日を求めて:アンダルシアのひまわり
グラナダには昨夜遅く着き、今日の午前中にアルハンブラ宮殿を見て、お昼の12時には出発という慌ただしさです。
今日はこれからセヴィーリャまでバスで行き、そこからは電車に乗り換えて、大西洋岸の街カディスに向かいます。カディスの夕日を見に行くんです。
今日のこれからの経路を地図で確認しておきましょう。アンダルシア中を走り回る感じです。グラナダの南の地中海沿岸は有名なコスタ・デル・ソル。この海岸も見たかったんですが、ちょっと日程的に無理でした。コスタ・デル・ソルの西端、大西洋とぶつかるところがジブラルタル海峡です。その西側が大西洋になります。アフリカもすぐ近くですね。

12時発のセヴィーリャ行のバスに乗り込みます。バスの乗り込み口で、高級バスのサービスとして付いている水やお菓子を受け取り、出発です。セヴィーリアに向かいます。このバスも、プレミアムクラスではないもののシートはほぼプレミアムクラス並み。スーパーエコノミークラスです。快適なバス旅になります。事前にネットで購入したチケットはこれ。またまた、大好きな最前列シートを予約しておきました。料金は一人31.88ユーロ、約4千円です。3時間のバス旅ですから妥当なところでしょう。

バスターミナルのレストランでゲットしたサンドイッチを、バスに乗り込むや否や食べ始めます。今日は朝から忙しく動き回り、何も口に入れていません。朝食兼昼食になります。これは生ハムを挟んだサンドイッチです。

これは玉子やチーズやハムを挟んだサンドイッチ。歩き回ってお腹が空いているので、とても美味しいです。

食事をしているうちに、バスはアンダルシアの大平原の中をどんどん走り抜けていきます。スペインの高速バス旅にも慣れてきました。淡々とノンストップで走るのも当たり前に感じます。車窓の景色もほとんど変わりません。行けども行けどもオリーブ畑が見渡す限り広がります。これだけの量のオリーブをどうするんでしょうね。

道はまっすぐに続いています。

時折、岩山が顔をのぞかせるのもアンダルシアの特徴的な風景です。

突如、オリーブ畑に代わって超近代的なものが現れます。太陽光パネルの林です。太陽の光でオリーブを育てる代わりに、電気を生産するんですね。太陽光発電の先進国スペインの新しい姿を垣間見ました。

太陽光パネルの林は延々と続きます。

今度はまたオリーブ畑の景色に戻ります。どこまでもどこまでもオリーブ畑が続きます。

道に沿って、ピンク色の夾竹桃の花が咲いています。

白い夾竹桃も咲いています。

2時間近くも走った頃、配偶者が感嘆の声をあげます。ヒマワリです。アンダルシアの一面に広がるヒマワリは有名ですが、ちょっと時期が早いので見られないだろうと思っていたのです。でも、咲き始めています。

次々とヒマワリ畑が現れます。

この辺りはヒマワリがちらほらとしか咲いていないのが残念です。まだまだ、時期が早いようです。

それでも、そこそこに咲いているヒマワリ畑もあるので、車窓にかじりついて、もっと咲いているヒマワリ畑はないかと期待に心が弾みます。

だんだんとヒマワリの黄色い畑が出てきそうな雰囲気です。

近くの丘の斜面が黄色く染まっています。見渡す限りの丘一面まっ黄色とはいきませんが、黄色い畑が広がり配偶者は大興奮です。

まだまだヒマワリ畑は続きます。セヴィーリャまでのバス旅が俄然、楽しくなってきました。
↓ saraiの旅を応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね
いいね!

- 関連記事
-
- カディスの夕日を求めて:カディス行の電車でもアンダルシアのひまわり
- カディスの夕日を求めて:ヒマワリ畑に夢中、素晴らしき哉アンダルシアのひまわり
- カディスの夕日を求めて:アンダルシアのひまわり