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無観客コンサート 東京交響楽団@ミューザ川崎シンフォニーホール 2020.3.8

生ニコニコ動画でライヴ視聴しました。ネット中継としては、画像の遅延や音声も2~3回、途切れるという課題もありましたが、なかなかの見ごたえでした。演奏者たちも慣れないことながら、懸命の熱演でした。全体としては楽しめました。

東響は実演では弦パート、とりわけ、ヴァイオリンの美音が聴きものですが、このネット中継ではマイク配置のバランスもあったのか、女性の木管奏者の素晴らしい響きが突出していました。1曲目のドビュッシーの牧神の午後への前奏曲では彼女らの美しい響きに魅惑されました。

2曲目のラヴェルのピアノ協奏曲は初聴きの黒沼香恋のピアノのタッチの冴えと抒情的な表現力が見事で、生で聴けたら、さぞかし素晴らしかっただろうと思いました。特に第2楽章の美しい響きの高い音楽性、第3楽章のテクニックの冴えにほれぼれとしました。パーフェクトな演奏ではなかったでしょうか。バリバリと弾くタイプではありませんが、その繊細で鋭いピアニズムは彼女の将来性を期待させるものでした。彼女のピアノと絡む東響の木管と弦の素晴らしさも特筆ものでした。

3曲目のサン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」は冒頭からのヴァイオリン群の素晴らしい演奏にぐっと惹き付けられます。パイプオルガンと協奏しながらの厳かな雰囲気の演奏は素晴らしかったです。これは生で聴いたら、感動ものだったでしょう。

次回の3月14日、午前11時からのモーツアルト・マチネーはチケットを持っているコンサート。今日以上に改善したネット中継を期待します。頑張れ! 東響。


今日のプログラムは以下です。

  指揮:大友直人
  ピアノ:黒沼香恋(ミューザ・ソリスト・オーディション2017合格者)
  オルガン=大木麻理(ミューザ川崎シンフォニーホールオルガニスト)
  管弦楽:東京交響楽団  コンサートマスター:グレブ・ニキティン

  ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
  ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調

   《休憩》

  サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」


予習はもちろん、なし。



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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 

マーラー6番ですか・・・ハンマー打撃は勘弁してほしいものです。あったとしても、3回目の打撃だけは・・・

04/11 18:10 sarai

まさにマーラー6番な状況です笑

04/11 17:51 kico

お互い、残念でしたね。今年でヨーロッパ遠征を終わりにする予定でしたが、悲劇的な状況になりました。天はまだ我に旅を続けよというご託宣を与えたのでしょうか。1年延期

04/11 03:13 sarai

以前にもコメントさせていただいた者です。来ましたね、楽友協会からのメール。私たちはとりあえず1年延期としましたが、どうでしょうね。困っている人が多い中贅沢な悩み

04/11 00:33 kico

お返事ありがとうございます。
本当に!私もレイルジェットや美術館の手配もしているので、祈るような気持ちです。

03/10 19:06 kico
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