カディスの夕日を求めて:カディス行の電車でもアンダルシアのひまわり
セヴィーリャ・サンタ・フスタ駅からカディス駅に向かいます。電車の出発時刻の10分前になったので、ロビーからホームに移動します。ホームへはエスカレーターで下りていきますが、エスカレーターの前では駅のスタッフが入場をチェックしています。スペインの鉄道駅はセキュリティのチェックが徹底しています。

ホームに下りると、そこでチケットの改札がありました。スペインで高速電車に乗る場合のお決まりの風景です。

チケットはネットで購入済です。乗るのは高速電車ALVIAです。座席はちょっと張り込んでPreferenteクラスです。1人21.4ユーロ、日本円で3000円ほど。鉄道運賃は結構、高いですね。

電車が入ってきました。先頭車は先が尖って、スタイリッシュです。

予約した指定席の車両に向かいます。

車両に乗り込むと、がらがらです。座席はゆったりサイズ。

ビュッフェ車両をチェックしてみます。あれれ、写真を撮ろうとすると、スタッフの女性が首をすくめて顔を隠そうとしました。失礼しました。車両の様子を撮影しようとしただけなんです。

電車はカディスに向かって順調に走ります。30分ほど走ると、車窓にはヒマワリと小麦と農作物の畑が広がります。配偶者はまたまた大騒ぎ。ヒマワリってしっかり太陽の方を見るので、電車の左右で色が違います。電車の側にヒマワリが向いている畑は真っ黄色ですが、反対は緑色がかってちょっと寂しいです。こちらは真っ黄色のヒマワリ畑。

どこまでも黄色い畑が続きます。見ている者の目も黄色く染まりそうです。

こちらは反対側です。緑色しか見えません。ヒマワリは本当に見る方向によって、全く見え方が違います。

ヒマワリ畑に見とれていると、1時間ほどで途中駅のへレス・デ・ラ・フロンテーラJerez de la Fronteraに到着。

この街はへレス酒(シェリー酒)の産地です。この地域で造られたものしかシェリー酒を名乗ることはできないそうです。ここで途中下車して、シェリー酒を飲んでいきたいところですが、残念ながらそんな余裕はありません。
駅舎はいかにもスペイン風なつくりです。

駅舎の外壁は青いタイル。アズレージョ風です。

へレス・デ・ラ・フロンテーラを出発し、カディスに近づくと、電車は海岸沿いに走り出します。

海岸の岩場に沿って、カディスに向かいます。

大西洋が真ん前に見えてきました。青空と一体化しているように見えます。

カディスはあと5分くらいで着きそうです。快晴なので、綺麗な夕日が見られそうですね。わくわくします。
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