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ネッカー川クルーズ:次々に見える古城の景色に歓声!

2018年8月27日月曜日@ハイデルベルク/13回目

ハイデルベルクHeidelbrgからネッカーシュタイナッハNeckarsteinachまでのネッカー川クルーズを楽しんでいるところです。

今、ネッカーゲミュンドNeckargemündの町の東端の鉄橋の下をくぐったところです。蛇行を続けるネッカー川はこの先、大きく左に湾曲しています。

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左の岸辺は運動施設があるようです。その前の川面には白鳥が群れています。

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右手の岸辺はこんもりと緑の樹木が茂っています。

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ふいに丘の上に古いお城が現れます。先ほどネッカーゲミュンドの町と誤認していましたが、どうやら、ディルスベルク城(ディルスベルク要塞)Burgfeste Dilsbergのようです。

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突如、古城エリアに入ったようです。
ディルスベルク城は蛇行するネッカー川を見下ろす丘の頂上に建てられています。12世紀後半、ラウフェン伯Graf von Lauffenにより、標高333mの高さの丘の上に建てられました。13世紀にディルスベルク伯爵Graf von Dilsbergの領地となり、今もその名がお城の名前になっています。14世紀以降はプファルツ選帝侯の領地になりました。このお城は見学できるようです。

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そのお城が建つ丘の方に向かって、クルーズ船は蛇行するネッカー川を進みます。

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今度は蛇行するネッカー川の遥か彼方、真正面に別のお城も見えてきます。

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お城をズームアップしてみます。ミッテルブルク城Mittelburgです。実際は川が左、右と蛇行した先にあるんです。

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徐々にミッテルブルク城に近づいていきます。

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再び、お城をズームアップ。このお城は近辺の他のお城とともに1100年から1230年の間に、一部はヴォルムスおよびシュパイアー司教領のレーエンとして、一部は自由所領としてこの地を治めたシュタイナハ家(Landschad von Steinach)によって建設されました。現在、このお城は私邸として使われていて、見学することはできません。

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さらに超ズームアップ。お城の塔がはっきりと見えます。このお城は16世紀半ばにルネサンス様式の城館に改築され、さらに19世紀にゴシック様式に改装されました。美しい姿ですね。

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ミッテルブルク城に近づくと、蛇行するネッカー川の川岸の樹木でその姿が見えにくくなります。その代わり、今度は左岸に別のお城が姿を現し始めます。と、その手前の左側の岸の上にも樹木の陰からもう一つのお城が見えています。現在、視界に3つのお城が樹木に邪魔されながらも見えています。古城街道 Burgenstraßeの中でも、このネッカー川のあたりは世界一、古城の密度が高いと言われていますが、まさにそのとおりですね。

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左側の2つのお城をズームアップしてみます。正面のお城がヒンターブルク城Hinterburg、左手前のお城がシャーデック城Burg Schadeckです。

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シャーデック城をズームアップ。2つの塔が見えています。このお城は自由に近づくことができ、訪れることができるそうです。

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こちらはヒンターブルク城をズームアップ。このお城も自由に近づくことができ、訪れることができるそうです。

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現在、3つのお城を視界に収めながら、クルーズ船は進んでいきます。

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ここまでのクルーズ旅のルートを地図で確認しておきましょう。

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この先、さらにもう一つ、お城が見える筈です。もう、目的地のネッカーシュタイナッハNeckarsteinachへは10分もかかりません。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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07/08 18:59 sarai

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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

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06/18 08:33 五十棲郁子

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05/13 23:47 sarai
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