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最後のハイデルベルク散策:美しきアルテ・アウラ

2018年8月28日火曜日@ハイデルベルク~マンハイム/6回目

ハイデルベルクHeidelbrgの最後の散策に出かけ、まだ見逃していたハイデルベルク大学Universität Heidelbergの見学中です。一番の目的である大学旧館Universität Heidelberg - Alte Universitätにあるアルテ・アウラAlte Aula(大講堂)を遂に探し出して(と言っても学生さんに教えてもらったのですが・・・)、今、まさにその大講堂内に足を踏み入れたところです。しかし、アルテ・アウラの大講堂では折悪しく、何かの講義の真っ最中。まあ、邪魔にならないようにそっと見学させてもらいましょう。美しい天井を見上げます。4枚の丸い絵が並んでいます。これは1386年の大学創建時の4つの学部である哲学・医学・法学・神学を象徴する絵です。

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講義中の大講堂をうろうろするわけにはいかないので、大講堂の周囲に巡らせてあるギャラリー席に周り込み、大講堂を見下ろします。なるべく物音や話し声をたてないようにそっと行動します。

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大講堂の前方に移動すると、講義中の講師と受講者が間近に見えます。何か市民大学講座のようなものでしょうか。

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大講堂の最前部の壁は見事な装飾で絢爛豪華です。真ん中上部の壁画は「ハイデルベルク大学の創設」を題材に知恵と芸術の女神アテネがハイデルベルクに到来するところが描かれています。恵と芸術の女神アテネはハイデルベルクの色んなところで見かけます。中央下の胸像はバーデン大公フリードリヒ1世。左下には大学の再興者のバーデン辺境伯カール・フリードリヒの肖像が描かれています。

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向かい側の左側面を眺めます。1段高いギャラリー席には我々と同様な観光客の姿が見えます。我々も同じく、右側にあるギャラリー席から見学しています。

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天井画の2枚です。これは左から哲学と医学ですね。

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残りの2枚の天井画です。左から法学と神学ですね。

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大講堂の後方を眺めます。今日は受講者は前方に集まっているので、後方には誰もいません。

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再び、後ろに戻り、アルテ・アウラの大講堂の全体を眺めます。このアルテ・アウラの大講堂は大学創立500周年にあたる1886年に建築家ヨゼフ・ドゥルムが完成させました。豪華なネオ・ルネサンス様式の装飾が全面に施されています。

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と、いきなり講師がピアノを弾き出し驚きます。バッハみたいです。何の講義だったのでしょうね。

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重厚で静謐な空間にバッハの音楽が染み渡ります。

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短いバッハの曲を聴き終わったところでそっと、この美しいアルテ・アウラの空間から去ります。

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最後に階段を下りて、ベース階にある大学博物館Universitätsmuseumを見学。
まずは輝かしいノーベル賞受賞者の一覧です。世界で1番ノーベル賞受賞者が多く、教授だけで11名。学生・大学院生・研究生だった人は45名もいます。壮観です。

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この絵は昔の大学広場から見た大学旧館の様子ですね。ほとんど現在と変わりません。もっともこの頃はまだ新館はありません。

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この大学で開発された精密な装置が並べられています。例えば、左手前の壺はヘルムホルツ教授による音響実験のための共鳴器(ヘルムホルツの共鳴器)です。

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音楽家たちも何らかの関係があるのか、ワーグナーやブラームスが登場します。

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ショパンも登場。

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さらには、クララ・ヴィーク(後にシューマン夫人)とシューマン夫妻も登場。そう言えば、学生時代のロベルト・シューマンはハイデルベルク大学に籍を置いていましたね。法学部でしたが、実際はピアノにうつつをぬかしていました。

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ほかには、何故か、ロシアの文豪ツルゲーネフと彼が恋焦がれたオペラ歌手のポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルドの展示が多かったのですが、ハイデルベルクとの関連は謎です。

これでハイデルベルク大学の訪問を終えました。



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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 

マーラー6番ですか・・・ハンマー打撃は勘弁してほしいものです。あったとしても、3回目の打撃だけは・・・

04/11 18:10 sarai

まさにマーラー6番な状況です笑

04/11 17:51 kico

お互い、残念でしたね。今年でヨーロッパ遠征を終わりにする予定でしたが、悲劇的な状況になりました。天はまだ我に旅を続けよというご託宣を与えたのでしょうか。1年延期

04/11 03:13 sarai

以前にもコメントさせていただいた者です。来ましたね、楽友協会からのメール。私たちはとりあえず1年延期としましたが、どうでしょうね。困っている人が多い中贅沢な悩み

04/11 00:33 kico

お返事ありがとうございます。
本当に!私もレイルジェットや美術館の手配もしているので、祈るような気持ちです。

03/10 19:06 kico
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