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コロナを意識して買い物は戦略的に・・・マンハイム散策:旅の終わりはライン川

2018年8月28日火曜日@ハイデルベルク~マンハイム/18回目

今日は昨日に続く好天。やはり、スーパーへの買い物は作戦を立てて、人の少なくなる夕方遅くを狙います。作戦成功でスーパーのレジ待ちの行列はほとんどありません。最近はトイレットペーパーが潤沢に並ぶようになりました。saraiの家は買い置きがないので、助かります。今後も買い置きはしませんよ。これからの近所の買い物は戦略的に考える必要があります。

 さあ、一昨年の旅にタイムジャンプします。旅の終わりも近づいています。

この旅の最後の目的地であるマンハイムMannheimで散策中です。選帝侯宮殿Barockschloss Mannheimの前でモーツァルトのヴァイオリン・ソナタを感慨深く聴きました。モーツァルト自身が作曲当時、目にした光景を眺めながらの鑑賞でした。
現在、選帝侯宮殿の裏にある緑の空間、メンサヴィーゼ・ウニヴェルシテート・マンハイムMensawiese Universität Mannheimにいて、気持ちが寛ぎます。

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さて、旅の最終目的地、ライン川に向かいます。この広場の中にライン川の橋Rheinbrückeへの方向が示す案内板があります。

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その方に進んでいくと、立体交差のような道に上っていきます。

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鉄道の線路を超えていきますが、その先にも鉄道の線路があります。

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この道は自動車専用道路のICのようなところで、その道路の歩行者用通路を歩きます。この先はライン川を越えていく大きな橋が架かっていて、その上からライン川は見えますが、あまり見たという感じではありません。鉄道橋で遮られて、その先に進むことができません。もう少しライン川河畔で寛ぎたいですね。

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ライン川の川べりに出る道を探します。いったん、元の道を戻って、選帝侯宮殿の前に戻ります。先ほど、ちゃんと見なかったプファルツ選帝侯カール1世ルートヴィヒKarl Ludwig von der Pfalzの銅像です。

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カール1世ルートヴィヒの銅像は右側にありますが、左側にはバーデン大公カール・フリードリヒKarl Friedrich von Badenの銅像があります。

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今度は選帝侯宮殿の建物の左側を通り抜けて、裏に出ます。線路に沿って、駅の方に向って歩いていくと、線路を超えていく跨線橋を発見。線路を渡って、ライン川のほうに向かいます。

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立体交差の橋の上には歩行者通路と自動車道路のほかにトラムの線路まであります。

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この道は、広い森のような広大な庭園に続いています。この庭園はシュロスガルテン(宮殿庭園)Schlossgartenです。バーデン大公カール・ルートヴィヒの妃ステファニー・ド・ボアルネ(ナポレオンの妃ジョゼフィーヌの親族で、ナポレオンの養女)が、撤去されたバロック時代の都市防衛施設であった稜堡跡に1808年からイギリス式庭園を造り始めたのが、このシュロスガルテンです。しかし、その後、この庭園の中を、まず、鉄道の線路、次いで、自動車道路の連邦道、さらには、トラムの線路が横切ることになり、元のイギリス式庭園の魅力は損なわれてしまうことになります。その名残の庭園の森を歩きます。

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やがて、この森の先に、ライン川が見えてきます。

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ライン川の川縁が近づいてきます。

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ラインプロムナーデRheinpromenadeという川沿いの散策路に出ます。川縁には、シッファーマスト・アム・ラインSchiffermast am Rheinという大きな旗竿が立っています。

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素晴らしいライン川の河畔の風景です。ここまで道に迷いながらも執念で辿り着きました。

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ここには、ライン川の流れを楽しむ人が大勢いることに驚きます。ジョギングしている人や、子供たちと遊ぶ家族連れや、静かに散歩する人など、思い思いの過ごし方をしています。ちょうど、ここにはテラスカフェがあります。ずい分、まわり道して、疲れたところです。

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われわれも、現地のみなさんを見習って、カフェでお茶をしましょう。

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小腹も空いたので、ガトーショコラをいただきます。このお店はラインテラッセンRheinterrassen Gasthaus am Flussという素敵な名前のカフェです。食事もできるようです。

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飲み物はビターレモン。

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川の草原のカフェらしく、やたらにハチが飛び回ります。甘いジュースが攻撃目標になります。空のジュース瓶の中に飛び込んできます。瓶を横に転がして、ハチを誘い込みます。

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ビターレモンのグラスには蓋をして、守りを固めます。

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ハチと戯れながら、ライン川の景色を楽しみます。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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旅の最後の時間はゆっくりと過ぎていきます。



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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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