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フィレンツェ・アッシジ・ウィーンの旅:ウィーン着、果たして、オペラのチケットは?

コロナ禍の中、saraiはもう2カ月も生の音楽から遠ざかっています。今日は庄司紗矢香のTwitterの情報で水戸音楽館のHPで今日まで彼女が第1ヴァイオリンを担当する新ダヴィッド同盟の第1回コンサート(2010年)がネット配信されていることを知り、慌てて、そのコンサートの1曲、シューマンのピアノ五重奏曲を聴きました。シューマンの瑞々しい感性のロマン派の傑作を素晴らしい演奏で聴けました。日本を代表する音楽家たちは何と見事にシューマンを演奏していたんでしょう。ついでに最近の新ダヴィッド同盟の演奏でシェーンベルクの室内交響曲(ウェーベルンによるピアノ五重奏曲編)も聴きましたが、その後期ロマン派の爛熟する音楽に酔い痴れました。やはり、生ではないですが、そういう雰囲気の音楽はいいですね。

LPレコードでのフルトヴェングラーのLPレコード集:しばらく、フルトヴェングラーのLPレコードを聴きます。今日は昨日のベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調と同じコンサート、すなわち、今から73年前の5月、「非ナチ化」裁判の無罪判決をうけ、音楽界に復帰したフルトヴェングラーの戦後復帰の最初のコンサートで演奏されたベートーヴェンの交響曲第6番を聴きました。
LPレコードは強弱のダイナミクスが当時の録音に忠実にされており、弱音がかなり小さな音量ですが、ノイズはほとんどありません。ベルリン・フィルの切れ込みの鋭い演奏、そして、美しい演奏がフルトヴェングラーの指揮のもと、究極のベートーヴェンを奏でます。素晴らしい《田園》でした。
フルトヴェングラーの残したベートーヴェンの交響曲第6番は7種類あります。巷ではフルトヴェングラーは奇数番の交響曲が評価されていますが、この第6番も同じく素晴らしい演奏が揃っています。この演奏も聴き逃がせない1枚です。

 さて、今日の本題・・・

《フィレンツェ・アッシジ・ウィーンの旅》の再アップ中です。

《フィレンツェ・アッシジ・ウィーンの旅》は2009年5月にフィレンツェと周りのトスカーナ地方、アッシジを周り、最後はウィーンで音楽三昧という旅で、最後は新型インフルエンザのパンデミックの影響で自宅謹慎になった、今年を彷彿とさせる旅でした。今年の連休はイタリアは観光どころではありませんね。せめて、当ブログでイタリア観光をお楽しみください。
既にお読みの方(あまり、いないと思いますが)も再度、新編集の記事をお読みくださいね。

今日は以下の記事を再アップしました。次をクリック!

 ウィーン着、果たして、オペラのチケットは?

あるいは以下をクリックすると1日分全体を一括して読めます。

 6日目:ウィーン音楽三昧 (1)

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《フィレンツェ・アッシジ・ウィーンの旅》の全体は以下をクリックしてお読みください。(左側のメニューにあるカテゴリと同じです。)

-フィレンツェ・アッシジ・ウィーンの旅
├- 企画・準備編 (10)
├- 現地報告編 (4)
├- 旅の開始~フィレンツェへGO(3)
├- 2日目:フィレンツェ散策 (3)
├- 3日目:アッシジ散策 (8)
├- 4日目:アッシジ~シエナ (5)
├- 5日目-1:サン・ジミニャーノ散策 (5)
├- 5日目-2:フィレンツェ散策 (5)
└- 6日目:ウィーン音楽三昧 (1)


2014年10月に突然以前のブログサイトがクローズしたために現在のFC2ブログサイトへの引っ越しを余儀なくされました。以前の旅の記事は手作業で再アップしなければならず、順次、作業しています。

なお、再アップにあたっては以下のように記事の見直しをはかっています。

 1.基本として、旅の1日分をまとめて読むことができるように再編成します。ストラスブール散策のように2日にまたがる場合には、2日分をまとめます。
   左側のメニューにあるカテゴリで読みたい日をクリックして頂ければ、その日の分がまとめて読めます。

 2.以前の記事には地図がなかったので、散策ルートが分かりづらくご不便をおかけしました。再編成にあたり、地図を新規挿入します。

 3.記事を見直して、細かい修正を行います。特に地名などは原語表記も併記します。






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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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