ボスポラス海峡クルーズ:ボスポラス大橋を通過
ボスポラス海峡Bosphorusクルーズを楽しんでいます。
ボスポラス海峡のヨーロッパ側の岸辺の風景を眺めています。ドルマバフチェ宮殿Dolmabahçe Sarayıの前を過ぎて、今度はスルタンの夏の離宮だったチュラーン宮殿Çırağan Palace Kempinskiが見えてきます。

チュラーン宮殿の正面に出ます。堂々たる美しい建物です。19世紀のオスマン帝国時代に建てられました。現在は豪華な高級ホテルのケンピンスキーホテルになっています。世界中のVIPが宿泊するパレス棟には1泊500万円の部屋もあるそうです。

そういう目で見ると、何とも豪壮なホテルです。

チュラーン宮殿の前を通り過ぎていきます。

続く建物はガラタサライ大学Galatasaray Üniversitesiです。ガラタサライ大学は、トルコの最難関大学のひとつです。

続く建物も学校です。カブタシュ・エルケクリセKabataş Erkek Lisesiは男子高校です。

正面の真ん中の真っ白で瀟洒な建物はレストラン・フェリエFeriye Lokantasiです。右側に見えるのは5つ星ホテルのラディソン ブルー ボスボラス ホテルRadisson Blu Bosphorus Hotelです。

橋が見えてきましたね。ボスポラス大橋Boğaziçi Köprüsü(最近、7月15日殉教者の橋 15 Temmuz Şehitler Köprüsüという名称に改称)です。橋の袂には、美しいモスク、オルタキョイ ジャーミィBüyük Mecidiye Camii (Ortaköy Camii)が見えます。

オルタキョイ ジャーミィは1854年に造られたバロック様式の白亜のモスクです。海峡に飛び出した土地の上で美しさの輝きを放っています。

白亜のモスクの前を通り過ぎます。

船尾を見ると、美しいボスポラス海峡が広がっています。

観光船はボスポラス大橋の下に差し掛かります。橋の袂の修復工事中の建物はハティススルタン宮殿Hatice Sultan Palaceです。これはスルタンのモウラッド5世の娘であるハティススルタンの宮殿でした。

ボスポラス大橋の下を通り抜けました。

橋の近くにはまるでボウリングのピンのような形の塔があります。ボウリング場なのでしょうか。

ボスポラス大橋を遠ざかるにつれて、橋の全容が見えてきます。

ボスポラス大橋はトルコ共和国建国50周年にあたる1973年に完成しました。ヨーロッパとアジアを分かつボスポラス海峡に初めて架けられた自動車橋で、1500mの長さの吊り橋です。アジア側の端が見えます。

こちらはヨーロッパ側です。

これは沿岸警備艇(あるいは沿岸作業艇)でしょうか。

このあたりはお洒落な建物が並び、ヨットハーバーもあります。

このあたりでようやく、ボスポラス大橋の端から端までの全体の姿が眺められます。

ここまでのクルーズのルートを地図で確認しておきましょう。

ここまででクルーズの全行程の4分の1くらいでしょう。時間的には30分ほどが過ぎました。まだまだ、クルーズは1時間ほど続きます。
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