ボスポラス海峡クルーズ:高級住宅が立ち並ぶ海峡のアジア側
ボスポラス海峡Bosphorusクルーズを楽しんでいます。ファーティフ・スルタン・メフメト大橋Fatih Sultan Mehmet Köprüsü、別名、第2ボスポラス大橋で折り返しているとこです。ちょうど、クルーズも半分終わりました。観光船は回頭中で、舳先が反対側に回り込みつつあり、再び、第2ボスポラス大橋の下をくぐり抜けつつあります。この第2ボスポラス大橋は1988年に完成した自動車専用の吊り橋で全長、約1500mです。日本のODAのもとで、複数の日本企業が建造に関わった、日本にも関係の強い橋です。

観光船は左舷をアジア側に向けて、イスタンブールの旧市街のほうに戻っていきます。

ボスポラス海峡の最も狭い場所でにらみをきかせる要塞、アナドル・ヒサルAnadoluhisarıが現代の建物の後ろに見えてきます。14世紀末にベヤズット1世が築きました。対岸のヨーロッパ側にはコンスタンティノープル攻撃のために1452年に築かれた要塞、ルメリ・ヒサルRumeli Hisarıがあります。

オスマン帝国時代のスルタンたちによって使用されたネオ・バロック様式の夏の宮殿、ギョチュクス宮殿Küçüksu Kasrıが見えます。狩猟の館として使われていたそうです。

ギョチュクス宮殿の横手には小さな水路が見えています。

アジア側には現代の高級住宅が多く立ち並びます。

これなどは海峡に突き出して建てられた素晴らしい住宅ですね。

こういうモダンな建物も目につきます。

イスタンブールのお宅拝見といった風情です。

イスタンブールにはお金持ちが多いのでしょうね。

感心しきりで眺めています。

次々と高級住宅が現れます。実に羨ましいですね。

トルコの上流階級はどれほどの財を成しているのか、驚きです。

高速なクルーザーがさっと横を通り過ぎます。

後ろを見ると、まだ、第2ボスポラス大橋とルメリ・ヒサルRumeli Hisarıの要塞が見えています。

どこまでも高級住宅が続きますね。

公園の前の岸辺では釣りに興じる人がいます。何が釣れるのかな。

久々に住宅以外の建物が見えます。1845年9月21日、 オスマン帝国のスルタン、アブドゥルメシド1世によって設立されたクレリ軍事高校Kuleli Sahilです。ボスポラス海峡のアジア沿岸にあるイスタンブールのチェンゲルキョイÇengelköyにあるトルコで最も古い軍事高校でした。2016年に軍事高校は閉鎖されて、現在は歴史博物館になっているようです。

美しいボスポラス海峡の向こうにまだ、第2ボスポラス大橋が遠望できます。

ここまでのクルーズのルートを地図で確認しておきましょう。

ボスポラス海峡クルーズも終盤を迎えています。
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