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失くしたVISAカードの行方は? そして、ルツェルン音楽祭のクルレンツィスのダ・ポンテ3部作が開幕・・・天才の音楽を聴く幸せ

2019年9月12日木曜日@ルツェルン/15回目

絶好の天気の中、ピラトゥス山Pilatusの山頂で素晴らしい眺めを十分に堪能しました。
その後、ピラトゥス・ロープウェイ「ドラゴン・ライド」Luftseilbahn Pilatus «Dragon Ride»と小型のゴンドラリフトに乗り継いで、ルツェルンLuzern市内のクリエンスKriens に到着。
ここからはルツェルン駅行の1番のバスが停まるバス停まで5分ほど歩きます。ゴンドラリフト乗り場を出発。

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とっても丁寧に案内表示があるので、迷うことはありません。

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途中、長閑な放牧地の横を通ります。ここはルツェルン市内と言っても、山裾の郊外です。

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曲がり角には親切な案内表示板があります。安心してバス停に向かいます。

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バス停に着いた途端、バスが来ます。バスの行先を見る余裕もありません。ええいっと飛び乗りますが、このバスがルツェルン駅行の1番のバスで正しいのか不安。乗客の一人に訊いたら、「ミステリーツアーだから」と、分かったような分からないような返事。仕方がないので運転手に確認すると、このバスは駅には行かないよとのお答え。どうやら5番のバスだったようです。いったん、バスを降りて、ちゃんと1番のバスに乗り換えて、無事にルツェルン駅に到着。
さあ、駅のツーリストインフォメーションに行ってみましょう。窓口でクレジットカードはなかったか、訊いてみます。スタッフの女性はsaraiの名前を確認して、裏の方に消えていきます。ウーン、すぐにそんなものはないとは言わなかったな・・・手に白い大きな封筒を持って、スタッフが戻ってきます。この封筒の中から、マイVISAカードが出てきます。ありました! きちんと封筒に入れて保管してあります。

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ダンケ・シェーン! saraiはニコニコです。今後は気を付けましょう。

ルンルンで駅地下のCOOPのスーパーでお買い物を済ませて、駅前のバス停へ。

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駅前には有名な大きな門が聳えています。

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ロイス川に架かるカペル橋Kapellbrückeの塔も見えています。

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アパートメントへ戻る10番のバスが来るのを待ちます。

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すぐにやってきたバスでアパートメントに戻ります。今日は昨夜のように迷うことなく、アパートメントに辿り着きます。アパートメントの入口はこんなに分かりにくいです。

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お昼寝をして、着物にタキシードで夜のオペラへ出かけます。
ルツェルン音楽祭のクルレンツィス&ムジカエテルナのモーツァルトのダ・ポンテ3部作の公演が今夜の《フィガロの結婚》で開幕します。これが聴きたくて、今回の旅を企画したんです。
ウィーンでよくご一緒する友人のSteppkeさんも日本から駆けつけて、開演前に旧交を温めます。彼とはルツェルン音楽祭の最終日、9月15日まで、ご一緒します。ウィーン以外でお会いするのは、ドレスデンで《ばらの騎士》(ティーレマン、ガランチャ)を聴いたときだけでしたから、いかにこの公演が特別なものであるかということです。
既にウィーンでも《ドン・ジョヴァンニ》と《コジ・ファン・トゥッテ》を聴きましたが、今日の《フィガロの結婚》を聴いて、モーツァルトのオペラも新時代を迎えたことを実感します。モーツァルトの音楽の深さが再発掘されたという思いでいっぱいになります。モーツァルトの音楽の天才性はこのクルレンツィスの天才の登場を待って、明らかにされたという感です。
クルレンツィスが選りすぐった歌手たちも素晴らしい歌唱を聴かせてくれます。とりわけ、伯爵夫人を歌ったエカテリーナ・シチェルバチェンコの歌唱が素晴らしく、クルレンツィス好みの透明な響きの声とソット・ヴォーチェの静謐な歌唱が素晴らしいです。第3幕の有名なアリアで冒頭の旋律がソット・ヴォーチェで繰り返されるところで、あまりの美しさにsaraiは感動のあまり、涙が出ました。
テオドール・クルレンツィスの作り出す音楽は恐るべき才能の産物としか、言えません。4日間連続公演の初日を聴いて、早くも無理してきてよかったという感慨でいっぱいです。クルレンツィスの作り出すモーツァルトのオペラの凄さがさらに実感できました。このオペラについての記事はここに書きました。
終演後、Steppkeさんとの会話は一言、「凄かったですね・・・」。
帰りのバスは、30分後です。ブラブラとロイス川河畔を歩いて帰りましょう。ライトアップされたカレル橋が素敵です。
素晴らしい音楽の日々が始まりました。



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ジャンル : 海外情報

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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たかぼんさん、初めまして。saraiです。

嬉しいコメント、ありがとうございます。ブッシュ四重奏団は素晴らしいですよ。とりわけ、第14番は最高です。
もっとも、ブッシュ

09/17 02:04 sarai

とても素晴らしいお話をお聞かせ頂き感謝いたします。
私は今まで、後期の4曲はブダペスト四重奏団できまり!と思っておりました。
ブッシュ四重奏団は別なレコード(死

09/16 13:52 たかぼん

ミケランジェロさん、saraiです。

遅レスで申し訳けありません。敬愛するジョナサン・ノットをご評価いただき、ありがとうございます。

相変わらず、独自の音楽探求を続

06/23 23:50 sarai

こんにちは。

ジョナサン・ノット氏の公演鑑賞を拝読したく参りました。毎回とても沢山の公演記録を私達に届けて下さり、ありがとうございます。

マエストロは数年前のイ

06/14 08:27 michelangelo

えりちゃさん、コメントありがとうございます。
最終公演に行きますが、ムーティ&ウィーン・フィルは渾身の力で凄い演奏を聴かせてくれますよ。特にシューベルトは有終の

11/09 22:13 sarai

尻上がりに素晴らしくなりました!
あの弦の響きにもうハマるのですよ!
あと2公演ありますが、もう既に同じプログラムを2回演奏しているので、ますます良くなるか、ち

11/09 10:56 えりちゃ

えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai
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