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ボルドーのワイナリーツアー:サンテミリオンのワイナリーへ

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ

旅の19日目、ワインの町、ボルドーBordeauxの2日目です。

朝起きると、外はザーザーという雨の音です。遂に降ってきましたね。今日は、ワイナリーツアーなので、降っても被害は最小ですが、やはり晴れた方がよいに決まっています。
今日はワイナリーツアーに参加するのでわがままに朝寝坊はできません。しっかり起きて、荷物をホテルのレセプションに預け、チェックアウトし、身軽になって、傘をさしてワイナリーツアーの集合場所、カンコンス広場Quinconcesに向かいます。歩いて10分ほどで到着。風まじりの強い雨が降っています。足元は水溜まりで、なんだか悲しいです。この旅で傘をさすのは初めてです。せっかく、美しいワイン畑巡りなのに残念です。広大なカンコンス広場で集合場所を見極めて歩いていくと、今日のガイド兼ドライバーの日本人女性が駆け寄ってきます。華奢で控えめ、それでいてしっかりした女性。ボルドーに暮らして20年だそうです。今日1日、お世話になります。集合場所では、既に日本人女性2人組が待っています。もう一組は2歳の男児を連れた若いご夫婦とのことで、ワンボックスカーに乗り込んで彼らの待つホテルまで迎えに行きます。これで全員揃いました。出発です。しっかり降る雨に、気勢があがりません。女性二人は、40代のキャリアウーマン。女性の生き方は難しいとの話題で話し込みます。ま、配偶者が一方的におしゃべりしていた感じですけどね。
強い雨に打たれながら、8人の乗ったワンボックスカーは最初のワイナリー見学のサンテミリオンSaint Emilionに向かってひた走ります。意外にも高速道路を走行します。ガロンヌ川Garonne、ドルドーニュ川Dordogneを渡って、右岸にはいり、ポムロールPomerol地区をかすって、サンテミリオン地区に入ります。周りには、ワイン畑が広がります。

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ここで、ボルドー地方の主なワイン生産地を地図で確認しておきましょう。ガロンヌ川とドルドーニュ川、そして、これらが合流したジロンド川の流域でワインが生産されています。高級ワインの生産地はメドック、グラーヴ、サンテミリオン、ポムロール、ソーテルヌが挙げられます。

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今日の1日ワイナリーツアーでは、サンテミリオンとメドックの中のマルゴー地区の2つのワイナリーを訪問して、醸造所の見学とテイスティングを体験します。5大シャトー(シャトー・マルゴーなど)でも外からの写真撮影を予定しています。
ちなみにボルドーのワインはフルボディの赤ワインが特徴で、カベルネ・ソーヴィニョンを主にメルロー種などをブレンドしたメドック地区の有名シャトーのワインが世界をリードしているとのこと。イギリスの貴族階級の愛されたクラレットはボルドー産のワインのことだったそうです。

ワイン畑の向こうにはシャトーと思われる建物が点在しています。

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右手に大きなシャトーが見えています。

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強い雨に打たれながら、車はワイン畑の中を走っていきます。

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右手には、素敵なシャトーの門があります。シャトー・フラン・メイヌChâteau Franc Mayneです。行く手には、シャトー・オンブ・トゥール・プーレChâteau Ambe Tour Pourretの建物が見えています。

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どこまでもワイン畑が続いています。

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右手には有名シャトーが並んでいるようです。

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やがて、前方にサンテミリオンの村の中心地が見えてきます。モノリス教会Monolithic Church of Saint-Emilionの尖塔の先端が頭を出しています。

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強い雨が降り続いています。

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だんだん、サンテミリオンの村の中心地に近づきます。

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やがて、村の入り口の前のグランデ壁Les Grandes Muraillesを通過します。近すぎて、部分的な写真になってしまいました。昔のサンテミリオンの入口の城壁の廃墟です。

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ここからサンテミリオンの村の中心地を通り過ぎて、目的のワイナリーに向かいます。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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07/08 15:53 じじい@

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久々のコメント、ありがとうございます。
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06/18 12:46 sarai

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