ボルドーのワイナリーツアー:サンテミリオンの周りの美しいワイン畑
ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。日本人女性のガイドが運転するワンボックスカーに3組、7人が乗り込んで、最初にワイナリー見学するサンテミリオンSaint Emilionに向かって走ります。ガロンヌ川Garonne、ドルドーニュ川Dordogneを渡って、右岸にはいり、サンテミリオン地区に入ります。やがて、サンテミリオン村の入口に着き、そこから右折して、村の周りを巡ります。右手にはサンテミリオン村の周りに広がるワイン畑が強い雨を受けながら、美しい姿を見せています。ちょうど、葡萄の摘み取り時期です。

村の周りの駐車場は朝から満車状態ですね。

道の左側には、古びた石造りの建物がひっそりと佇んでいます。

村の外周道路を走っていきます。正面には、シャトー・カノンChâteau Canonの門がありますが、左に折れて、さらに村の外周を走っていきます。

低い石塀の向こうには、どこまでもどこまでもワイン畑が広がっています。これがサンテミリオンなんですね。凄い!

ワイン畑の中には時折、シャトーの建物が見えます。ちなみにシャトーというのは文字通り、城や館という意味ですが、ワインの世界では、ブドウ園を持ち、ワインを醸造している生産者やブドウ園そのもののことです。ボルドーでは、このシャトーが約8000もあるそうです。もっともシャトーで造られたワインすべてがシャトーワインを名乗れるわけではなく、ブドウ栽培から瓶詰まで一貫してシャトーで造られたワインのみがシャトーワインとして、ラベルに表示できます。実のところ、ボルドーの葡萄栽培者の8割は瓶詰め施設を持てず、造ったワインをワイン商や組合に売っているそうです。ほんの一部だけがシャトーワインとして、超高級ワインを造っています。そういう感慨に浸りながら、サンテミリオンのワイン畑の中を走っていきます。

サンテミリオン村の周りには、低い石塀に区切られた広大なワイン畑が延々と続きます。

やがて、村の外周から離れて、ワイン畑の間を走り始めます。

時折、道路の分かれ道に道標があります。このあたりの道標にはシャトー名がずらっと並んでいます。みな、有名シャトーなんでしょう。

下り坂に差し掛かると、前方には視界に入る限り、地平線の彼方まで、膨大なワイン畑が続きます。こんなにワインを造って、一体、誰が飲むのって思います。

珍しく、道の右側には葡萄の木がない野原があります。野原の先にはもちろん、ワイン畑が広がり、その先にサンテミリオンのワイン組合の大きな建物が見えます。ワイン販売のお店があるようです。

日本人女性のガイドさんはその華奢な体に似合わずにタフなハンドルさばきで疲れも見せずに周りの様子を説明しながら、車をスムーズに走らせていきます。ボルドーでは有名なガイドさんのようで、ワインのサイトでもよく写真を見かけるので、多分、顔出しもOKでしょうが、確認を取らなかったので、ここは顔を塗りつぶしておきます。悪しからず。

サンテミリオンの村の周りのワイン畑を気持ちよくドライブしていきます。これで雨さえ降らなければ最高なんですけどね。目的のワイナリーは間近のようです。
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