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燃料電池でGO・・・組立て成功!!

燃料電池の組み立て&発電体験への参加について、当ブログでもご紹介しましたが、いよいよ、今日が本番です。

会場のある都営新宿線の船堀駅に降り立ちました。このあたりへ来るのは初めてです。


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駅の目の前が会場のあるタワーホール船堀です。名前のとおり、でっかいタワーのあるビルです。時間があれば、タワーに上ってみたいですね。


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タワーホール船堀の建物にはいると、エントランスに立派な彫刻がありました。何故か、音楽を奏でる3人の立像です。


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燃料電池の組み立て&発電体験は1階の展示会場で行われます。「燃料電池シンポジウム」展示会場の入口です。


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ここの受付で受付を済ませ、会場にはいります。展示会場の中央に燃料電池の組み立て&発電体験コーナーがありました。まだ、開始時間はずっと後なので、閑散としています。


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とりあえず、この組み立て&発電体験コーナーに組立てキットを提供している「ケミックス」の展示ブースがあったので、そこでキットの内容を説明してもらいました。燃料電池の組立てキットは約3万円で水素燃料や動作確認用のトンボの模型を合わせると5万円くらいだそうです。学校の理科実験セットには使えそうです。


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展示会場は燃料電池関係の会社のブースや大学・研究所のポスターセッションがずらりと並んでいましたが、saraiは門外漢なので、ざっと見ただけです。


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まだまだ、燃料電池の組み立て&発電体験の開始には時間があるので、さっきから気になっていたタワーに上ってみましょう。いったん、エレベーターで7階まで上がり、そこから、タワー専用のエレベーターでタワーに上ります。これは無料ですが、エレベーターには案内のお姉さんが乗っていて、タワーの解説をしてくれます。タワーは115mあるそうです。エレベーターで上ったところは展望台になっていて、360度見渡すことができます。今、話題と言えば、スカイツリーですね。少し遠くに靄がかかって見えました。


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ズームアップするとこんな感じです。


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真下を見下ろすと、さすがに高さを感じます。下に見えているのは船堀駅のホームの屋根です。


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東京の街の眺めを楽しんでいるうちに時間になりました。そろそろ、会場に戻りましょう。

燃料電池の組み立て&発電体験コーナーの席に座って、撮影の許可をいただきました。このキットはもう発売中なので撮影可とのことです。
キットの部品はこんなものです。えらく、コンパクトなものですね。


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最初に簡単に燃料電池(Fuel Cell)の概要の説明があり、いよいよ組立て開始です。繊細な部品なので、ゴム手袋を着用した作業になります。


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アクリルプレートの上に金属製セパレータを重ねます。


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その上に「拡散層付き電極」を乗せます。この電極が肝のようです。この電極の片側には白金がまぶしてあり、これが触媒となって、水素分子のイオン化を促進し、空気中の酸素分子と化学反応を起こし、H2O、すなわち、水になり、その過程で発電されるそうです。この電極は固体高分子膜を間に挟んで2枚をサンドイッチ状態にします。片方が水素、片方が酸素の電極になります。


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最後にまた、金属製セパレータとアクリルプレートを重ねて、ビスできっちりと締めあげると完成です。


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さて、saraiの組立てはうまくいったでしょうか。ドキドキです。
指導者のかたが水素燃料のボンベ(小さいですが水素燃料が70リットルも入っているそうです)から水素を流し込むと、すぐに発電確認用の「とんぼキット」(DCモーターでトンボの羽根が振動します)が作動し、とんぼのは羽根がぶるぶると震えます。やったね!!


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実地にやってみると、燃料電池とはどんなものか、分かったような気がするから不思議です。

新しい技術に触れるのは、いくつになっても嬉しいことです。
2015年には、FCV(燃料電池車)が主要メーカーから発売されるそうです。そのFCVには、基本的には、今回のコンパクトなキットと同じ原理の燃料電池が積み込まれます。その燃料電池が発電した電気でモーターを回して、車が動きます。静かで水以外の物質は一切発生させない究極の環境対応車です。10年もしたら、車社会はどう変わっているんでしょう。是非、生きているうちに見極めたいものです。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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