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秋の京都:木屋町通蛸薬師の元・立誠小学校は立誠ガーデン ヒューリック京都として開業

2021年10月6日水曜日@京都/8回目

記念のランチを三条木屋町にある割烹料理のお店、なか川でいただいた後、今回の旅のテーマである源氏物語の町歩きを始めています。今は木屋町通りを三条から四条に抜けているところです。真ん中を過ぎて、四条寄りの蛸薬師を歩いています。
高瀬川を渡った先に角倉了以翁顕彰の石碑があります。高瀬川は角倉了以が私財を投じて開削しました。この運河は慶長19年(1614年)に、角倉了以父子によって、京都・伏見間に開鑿されました。

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もっとも、角倉了以が私財を現在の貨幣価値で150億円も投じたことは事実ですが、運搬船、いわゆる高瀬舟の通行料の収入が年に20億円もあったそうで、その後の角倉家の繁栄につながったのですから、お得な投資になりました。もちろん、幕府にもほぼ同額の通行料収入が収められました。

この石碑の立っている場所には何やらたいそう立派な建物があります。かつて京都市立立誠小学校として使用されていた建物で、閉校になった1993年以降は元・立誠小学校として、各種イベントに利用されています。そして、昨年、2020年7月21日には、ホテル、店舗、多目的ホールなどが入居する複合施設、立誠ガーデン ヒューリック京都が開業しました。建物の大部分はザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULICが使用しています。この建物は1928年1月21日に竣工した鉄筋コンクリート造3階建・ロマネスク様式の小学校校舎がほぼ、そのままの形で保存されて使用されているそうです。

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さらにここの場所は日本映画発祥の地だという看板も立っています。1895年にリュミエール兄弟がシネマトグラフを発明。現在の元・立誠小学校敷地には京都電燈株式会社(現関西電力)があり、1897年1月には京都電燈の中庭で日本初の映画の試写実験が成功したため、この地は「日本映画原点の地」とされています。フランス留学時にリュミエール兄弟と級友だった稲畑勝太郎がシネマトグラフの興行権と試写機を購入し、映写技師兼カメラマンのコンスタン・ジレルとともに帰国して、この試写実験を行ったそうです。京都が今でも日本映画の中心地であるのは、そういう歴史があるからなんでしょうか。

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少し離れたところから元・立誠小学校の本館正面を眺めます。

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元・立誠小学校の古い3階建ての建物(もちろん、リノベーションされていますが)の奥、西側には、新築の8階建の建物があります。新築とは言え、古い元・立誠小学校の建物にマッチしたデザインになっています。

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立誠ガーデン ヒューリック京都には、建物の前に広い人工芝の広場があり、若者たちの寛ぎの場になっています。京都の町のど真ん中にこういうスペースができたんですね。

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新旧の建物と間にある寛ぎのスペース。京都の新しい風景です。

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広場の横には小奇麗なショップの並ぶ細長い建物があります。

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コロナ禍の期間中にできた新しい京都の名所を感心しながら眺めて、立誠ガーデン ヒューリック京都を立ち去ります。

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勤王の志士、本間精一郎が襲われて、命を落とした地の説明板があります。切ったのは薩摩藩の田中新兵衛、土佐藩の岡田以蔵という錚々たるメンバーだったようです。

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高瀬川沿いにはお店が並んでいます。

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高瀬川の浅い流れの中に餌を探している鳥がいますね。

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アオサギです。高瀬川とマッチして、絵になりますね。

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木屋町通りを三条から四条に歩いていますが、寄り道が多くて、なかなか四条に着きません。あと少しです。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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