fc2ブログ
 
  

今年の抱負はプルースト読破

明けましておめでとうございます。

今年も当ブログ、ご愛読、お願いします。
京都の秋の旅の宇治十帖編、ルツェルン音楽祭とフランスの旅の最後のウィーン滞在編を中断していますが、すぐに再開予定です。
今日は1月1日。家族とシャンパンを開けて、愛妻手作りのお節料理で1年の始まりを祝います。と、ピンポーンとチャイムが鳴り、宅配便が届きます。年末に注文した本です。新年早々、宅配便の配達、ありがとうございます。

実は一念発起して、人生最後に大作に挑むことにしたんです。

2022010101.jpg



マルセル・プルーストの《失われた時を求めて》の全巻、14冊です。岩波文庫で2010年11月の第1巻刊行以来、9年をかけ、2年前に全14巻が完結しました。その全巻セットです。プルースト研究者の吉川一義氏の翻訳したものです。

2022010102.jpg



既にこの全巻セットは残数が僅少になっているそうで急いで購入しました。
この本を読もうと思ったきっかけは昨年の5月30日に聴いた上大岡 ひまわりの郷での神尾真由子のヴァイオリン・リサイタルのときのことです。
滅多に演奏されないサン=サーンスのヴァイオリン・ソナタ 第1番。それが素晴らしい演奏でした。後で調べると、この曲はフランスの最高の文学とも言われる『失われた時を求めて』の作者、マルセル・プルーストが愛好してやまなかったものだそうです。彼の畢生の大作『失われた時を求めて』に登場する音楽家ヴァントゥイユのソナタはこの曲に着想しているといわれています。
今年、2022年はプルーストの死から100年を迎える年です。今年こそ、この『失われた時を求めて』に挑戦すべき年だと、まさに天からの啓示がありました。

いつもは速読のsaraiですが、ゆっくりと時間をかけて、このプルーストの大作に挑みます。
1冊目の本の表紙カバーには、プルースト自身が描いた素描が印刷されています。

2022010103.jpg



シャルトル大聖堂の使徒像だそうです。詳しくは、シャルトル大聖堂南面の中央扉口左手の使徒像で、左から、シモン、トマス、ピリポ、アンデレ、ペテロです。ペテロは神から与えられた天国への鍵を持っています。
saraiが2016年7月21日に実際にシャルトル大聖堂を訪れた際に撮影した写真を参照してみましょう。
これが南面の3つの扉口のうち、中央の扉口です。扉の中央の柱には救世主キリストが宣教する姿で立っています。扉の両側には使徒と聖パウロがいます。扉の上のタンパンには最後の審判を下すキリスト、その両側には、裁かれる人間たちをとりなそうとするマリアと聖ヨハネがいます。タンパンの上のヴシェール(弧帯)には、天国と地獄を啓蒙する物語が刻まれています。13世紀の貴重な遺産です。扉口左手の使徒像とプルーストの描いたものは確かに一致していますね。

2022010104.jpg



このプルーストの《失われた時を求めて》の全巻読破の開始がsaraiの今年の抱負です。ブログで公開したからには、読み切るしかありませんね(笑い)。さて、何年かかるやら・・・。



↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!









関連記事

テーマ : 文学・小説
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

金婚式、おめでとうございます!!!
大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR