西伊豆の旅:黄金崎の夕日と富士山の眺め
お正月気分の抜けきらない今日、西伊豆の土肥温泉でゆったりしてくることにします。実は翌日は大変な大雪に見舞われますが、この日は快晴です。
まずは東海道線を乗り継いで、三島駅に到着。ここからは伊豆箱根鉄道に乗り換えます。配偶者情報では、三島駅ではSuicaが使えないそうです。で、いったん改札口に行くと、係りのお姉さんから清算用の機械にタッチするように促されます。さらにまた、別の機械にタッチして、清算完了。いったん、駅の外に出て、伊豆箱根鉄道の改札口に向かいます。伊豆箱根鉄道のホームはJRのホームと並んでいて、同じ三島駅の中にあるんです。伊豆箱根鉄道もSuicaが使えないので、窓口でキャッシュで終点の修善寺までのチケットを購入して、ホームに入ります。初めて乗る伊豆箱根鉄道の3両編成の電車です。

地元では駿豆線と呼ばれているローカル線ですが、三島の町の中を快調に抜けて、30分ほどで終点の修善寺駅に到着。修善寺温泉はこの修善寺駅からはかなり離れています。明日、帰りに修善寺温泉に寄ることにして、今日はこの修善寺駅から東海バスに乗って、西伊豆の黄金崎の夕日を見に行きます。まずは東海バスの営業所でチケットを購入。1770円と結構、高額ですから、ここの窓口でクレジットカードで購入します。二人で3540円なり。

途中でいただく銘菓《伊豆の踊子》を仕入れて、バスに乗り込みます。バスは最初、伊豆の山中を走り、1時間ほどで西伊豆の土肥に着きます。今日はここのホテルに泊まりますが、そのまま、バスに乗ったままで、西伊豆の海岸線を走り、黄金崎クリスタルパークのバス停で降車。1時間20分ほどのバス旅でした。黄金崎クリスタルパークという大きな施設がありますが、ここは通過点です。

ここから歩いて黄金崎のサンセットスポットに行きます。その前に何か食べましょう。《うまいや》という魚介料理店が目に入ります。日の入りまでは時間があるので、ここで何か食べていきましょう。お店に入って、メニューをチェックすると、ムロアジのタタキ丼があります。saraiも配偶者もこれを食べたいねということで意見が一致。これがあたりでした。

実に新鮮なムロアジで臭みはまったくなし。ネギとゴマを散らしたタタキがたっぷりと盛り付けられています。夢中で食べて、あっという間に完食。うーん、美味しかった!
お腹が満たされたところで、黄金崎に向かいます。隧道を抜けて、坂道を歩いていくと、夕日に照らされた黄金崎が見えます。まさに金色に輝いています。

次は富士山を見に行きましょう。バスの車窓からも美しい富士山が見えていました。富士見の丘に向かいます。最後は展望台への階段があります。

展望台に上がると、夕日が見えます。まだ、日の入りまでに30分ほどはあるようです。海面に美しい光の筋があります。

岬の丘の上に真っ白い富士山が見えています。

ズームアップしましょう。美しい富士山です。

目を転じると、遠くに雪を抱いた南アルプスも見えます。

夕日は別のポイントで見ることにして、ここからは移動します。夕日を浴びた黄金崎の美しい姿、その向こうには、富士山も見えています。絶景ですね。

三島由紀夫の文学碑があります。小説《獣の戯れ》の一節が刻んであります。小説の舞台がここ、黄金崎だったんですね。

夕日を見るポイント、サンセットデッキに移動。日の入りが近くなってきます。

太陽が雲にかかってきます。

いったん、太陽が雲の中に隠れます。見えている太陽のようなものは下からの反射光の幻影です。

完全に雲の中に太陽が隠れます。

再び、雲の隙間から、太陽が復活し、眩しい光を放ちます。

最終的に太陽が雲の中に落ちていきます。最後の光りの粒がこぼれています。

太陽が消え入る一瞬です。

太陽が雲の中に落ちて、光の幻影だけが輝いています。

素晴らしい落日でした。暗くならないうちにバス停に向かいましょう。途中、富士山の荘厳な姿が見えます。日は落ちてもまだ、富士山は太陽の光を受けているようです。

バスに乗って、土肥に向かいます。無事にホテルにチェックイン。さて、夕食ですが、土肥港の美味しいお寿司を食べることにしていました。ところがお店に電話すると何と急用ができて、今日は臨時休業とのこと。別のお店に何軒も電話しますが、いずれも口裏を合わせたように臨時休業と断られます。最後に電話したお店は営業中とのことでほっとします。何時頃まで営業しているか訊くと、冬は寒いので早めに閉店するとのこと。じゃあ、すぐ行きますと電話を切って、急いで、お店に急行します。
魚介料理の《さくら》です。まだ、お店は開いていました。3組のお客さんが食事中です。早速、メニューをチェック。魚介料理以外もありますが、ここはやはり、魚介料理で勝負。
これは金目鯛煮付け定食です。絶妙な味加減です。伊豆の金目鯛は美味しいね。

これはカサゴ唐揚げ定食(数量限定)です。からっと揚がっていて、ぽりぽりとした食感がたまりません。

お寿司が食べられなくて残念でしたが、満足の魚介料理でした。後で来たお客さんが贅沢な蟹を注文していました。駿河湾タラバガニだそうです。希少な蟹だそうです。うーん、これも食べたかったね!
ホテルに戻り、温泉に浸かり、疲れを癒しました。今年の初温泉です。明日は堂ヶ島でクルーズ船に乗る予定ですが、とんでもない天気に見舞われます。
↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね
いいね!
- 関連記事
-
- 西伊豆の旅:雪の修善寺
- 西伊豆の旅:黄金崎の夕日と富士山の眺め
テーマ : 国内、史跡・名勝巡り
ジャンル : 旅行