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宇治十帖:夢浮橋で宇治十帖巡りを完結

2021年10月9日土曜日@京都/19回目

今回の旅のテーマは源氏物語。今日は宇治十帖の舞台、宇治を訪れています。
源氏物語、宇治十帖のウォーキングコースに出発し、東屋(あずまや)、椎本(しいがもと)、手習(てならい)、三室戸寺の浮舟(うきふね)、蜻蛉(かげろう)、総角(あげまき)、早蕨(さわらび)、宿木(やどりぎ)の古蹟を巡りました。
途中、宇治の世界遺産、平等院を訪れ、鳳凰堂の美を堪能した後、9番目のポイント、橋姫を訪れました。このポイントは現在、橋姫神社になっています。何故か、不思議な看板が立っています。橋姫神社が高浜原発、大飯原発、・・・、高速増殖炉もんじゅとどのくらいの距離、離れているかという一覧です。一番近い大飯原発からでも74km離れています。どういう意味なのでしょう?

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頭を捻りながら、橋姫神社を離れます。

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最後のポイント、夢浮橋(ゆめのうきはし)に向かいます。

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すぐに夢浮橋のポイントに到着。夢浮橋の碑は紫式部像です。これ以外にはありませんね。夢浮橋は源氏物語の最終章ですからね。紫式部像の向こうには宇治橋が見えています。

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紫式部についての説明板がありますが、これは言わずもがなですね。

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源氏物語の最後の巻、第五十四帖、夢浮橋の説明が紫式部像の横にある看板に書かれています。以下はWIKIPEDIAからの引用です。(なお、薫は光源氏の正妻、女三の宮が産んだ不義の息子。匂宮(におうのみや)は光源氏の娘、明石の中宮の息子、すなわち、皇子で薫の親友でもあります。大君、中君は八の宮の姫君。八の宮は桐壺帝の第八皇子で朱雀帝・光源氏・蛍兵部卿宮らの異母弟になります。ということは大君、中君は光源氏の姪になりますね。で、大君、中君は薫の従弟にあたります。ややこしい! なお、浮舟は八の宮の姫君で、大君、中君の異母妹になります。)

薫28歳の夏の話。

薫は比叡山の奥・横川(よかわ)を訪ね、小野で出家した女について僧都に詳しく尋ねた。「その女は浮舟に違いない」と確信した薫は夢のような気がして涙を落とした。その様子を見て、僧都は浮舟を出家させたことを後悔した。薫は僧都に浮舟のいる小野への案内を頼むが僧都は「今は難しいが来月なら御案内しましょう」と述べる。薫は浮舟への口添え文を僧都に懇願して書いてもらう。

その夜、横川から下山する薫一行の松明の火が、浮舟がいる小野の庵からも見えた。 妹尼たちが薫の噂をする中、浮舟は薫との思い出を払うように念仏を唱える。

翌日、薫の使者として浮舟の異父弟・小君が小野を訪れた。朝早くに僧都から前日の事情を知らせる文が届いており、妹尼たちが浮舟の素性に驚いていたところだった。小君が持参した僧都の文には、薫との復縁と還俗の勧めをほのめかしてあった。簾越しに異父弟の姿を見た浮舟は動揺するが、結局は心を崩さず、妹尼のとりなしにも応ぜず、小君との対面も拒み、薫の文にも「(宛先が)人違いだったらいけない」と言って受け取ろうとしなかった。むなしく帰京した小君から「対面できず、お返事も頂けなかった」と聞いた薫は(自分が浮舟を宇治に隠していたように)「他の誰かが浮舟を小野に隠しているのではないか」と思うのだった。

これで大長編ロマン、源氏物語が終わりますが、きっちりした終わりにはなっていません。いわゆる、《閉じられた終結》ではなく《開いた終結》です。この後の展開は読者の想像に委ねるものです。これで宇治十帖巡りのウォーキングも完結です。宇治の町歩きはまだ続いていますから、終わりは終わりでも《開いた終結》です。

最後に紫式部像に目をやります。

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紫式部像の横からは宇治橋が眺められます。

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紫式部像を横から眺めると、宇治川のほとりに建っていることが分かります。

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さて、町歩きの仕上げです。お土産屋が立ち並ぶ門前町を歩きます。

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宇治橋から歩を進めます。

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宇治茶で名高い地ですから、お茶もお土産にしたいですね。門前町でお茶の老舗を探しましょう。



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テーマ : 寺社巡り
ジャンル : 旅行

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