フランクフルト散策:美味しいディナーは旬のシュパーゲルで
今年の旅はドレスデンDresdenとライプツィヒLeipzigとプラハPrahaが目的地。現在、トランジットの地、フランクフルトFrankfurtで散策中です。
レーマー広場Römerberg、マイン川Mainを見た後、「るるぶ」ご推薦のドイツ料理店、ツム・シュトルヒ・アム・ドムZum Storch am Domでディナーをいただいています。
アップルワインを飲みながら、料理を待つうち、ようやく、料理が運ばれてきます。
最初はスープ2種。

ひとつはドイツ風ラビオリのはいったコンソメスープMaultaschensuppe mit frischen Lauchzwiebeln。

もうひとつはシュパーゲル(ドイツ産の生ホワイトアスパラガス)のクリームスープSpargel Suppe。そうです。5月のドイツはシュパーゲルが旬の季節です。これを食べずしてはドイツに来た甲斐がありません。

メインはフランクフルト名物のソーセージやスモークした豚肉などのミックスプレート、名付けてフランクフルトプレートFrankfurter Spezialitätenschüssel mit Sauerkraut und Salzkartoffeln。ダイナミックなボリュームです。

さらに、またまたゆでたシュパーゲル(生ホワイトアスパラガス)のオランダ風ソース添えとシュニッツェル(仔牛のカツレツ)Spargel mit Sauce Hollandaise, Wiener Schnitzel und Kartoffelnもいただきます。シュパーゲルには目のないsaraiですから、旬のシュパーゲルは見逃せません。結局、これが一番、高い料理です。20ユーロ。日本円で3400円ほどです。食べたいのだから、高くても仕方がありません。

ドイツ産のシュパーゲルはぶっとくて、シャキッとして、とっても美味です。何故に日本に輸入しない? 春のドイツはシュパーゲルを食べるためだけでも訪れる価値があります。

初っ端から大満足の食事です。このレストランは外見は営業中かどうか分からないように、シーンとしていましたが、中にはいると空いてはいましたが、何人かの外国人が食事中。ほっとして、席についていると、しばらくすると、まあ、驚くほど、次々と日本人がはいっていきます。流石に「るるぶ」の威力でしょうか。海外気分を味わうには、あまり、よくないかも知れませんね。
で、身も心も満足して、レストランを出ます。ホテルに戻る途中、ゲーテハウスGoethehausに立ち寄ります。saraiが立っているのはゲーテハウスの右隣にあるゲーテ博物館Goethe Museumの前です。ここがゲーテハウスの入口になっています。開館は夕方6時までなので、もちろん、既に閉館しています。まあ、ここで大文豪が生まれた家なので、感慨深いですね。ゲーテはここで1749年8月28日に生まれました。それにしても、ゲーテの生家は巨大ですね。大変なお金持ちの家に生まれたようです。ゲーテのお母さんはフランクフルト市長の娘だったそうです。

後日、再訪して、無事、入館しましたが、それはずっと後のことです。なお、ゲーテが没するのはヴァイマールです。
ゲーテハウスの前を離れて、ホテルに向かいます。ロスマルクト広場Rossmarktの前には大きな銅像があります。ゲーテ像も近くにありますが、これはゲーテではなく、活版印刷の発明者とされているグーテンベルグと、後を引き継いだフスト、シェーファーの像を中心としたモニュメントです。活版印刷発明400年を記念して建てられました。何故、フランクフルトにグーテンベルク像かと思いますが、グーテンベルク像は結構、ドイツ各地で見かけます。それにこのフランクフルトでも活動していたようです。

これでようやく、ホテルに戻ります。十分に広い部屋で、ベッドも快適そうです。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

saraiはこの部屋で旅の記事を書いています。そうしているうちに、配偶者はもうぐっすり寝ていますが、非情にも、たたき起こして、旅の記事の締めくくりを書いてもらいましょう。
たたき起こされた配偶者が旅の記事を仕上げている横で今度はsaraiがぐっすり寝ます。では、また明日も旅を楽しみましょう・・・スヤスヤ・・・。
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