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桂離宮:瀟洒な茶室、松琴亭のモダンなデザインは日本文化の精華

2022年11月9日(水)@京都/4回目

京都、2日目です。
桂離宮の美しいお庭を巡っています。
ここまでのお庭の拝観ルートを地図で確認しておきましょう。
御幸門から外腰掛を経て、洲浜からの絶景を眺め、松琴亭という茶室に向かっています。

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池は人工的に手が加えられて、松琴亭の岸辺は立派に石垣が積まれています。

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松琴亭へは巨大な石が橋として架けられています。ただ、池を渡るときにちょっとでも体の平衡を失うと池ぽっちゃんになりそうです。

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ここまで歩いてきた池の端の道です。

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池の正面には見事な紅葉が見えます。

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茶室、松琴亭の前に立ち、その全景を眺めます。茅葺(かやぶ)き入母屋造(いりもやづくり)の主屋(おもや)に杮(こけら)葺きの茶室があり、二方に深い土間庇(ひさし)を形成し、一の間(11畳)のほぼ中央から土間庇に縁(えん)を突き出しています。

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茶室の中を眺めます。三畳台目(茶室用の畳)の本格的な茶室です。遠州好みの八窓(やつまど)の囲いです。襖の青と白の市松模様の現代的とも思えるデザイン性が印象的です。

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北側の縁側には土の竈が設えてあり、簡単な料理が縁先で楽しめるようになっています。

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石炉が据えてあり、黄色い土壁、飴色の網代戸が実に渋いですね。

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ここにも黄色い土壁、飴色の網代戸があり、その先には市松模様の襖と八窓の障子が見えています。何というお洒落なデザインでしょう。凝りに凝った日本文化の精華です。

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この茶室からの眺めは池の水面が陽光の緑を映し込んで、鮮やかな秋の1日を演出しています。

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茶室は障子戸が開け放たれて、周りの自然と一体化するようですが、その中で青と白の市松模様が人工美であることを主張しています。

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茶室の中から、障子で切り取られた北側の風景が眺められます。東側、西側も同様に池の周りの風景が楽しめる趣向です。茶室の中でお茶を楽しむもよし、ゆったりして、外の美しい風景を楽しむもよし、何と風雅な暮らしでしょう。

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池の端には、石灯籠。夜はどんな趣きになるのでしょう。

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松琴亭の去り際に見える絶景です。ただただ、絶句するだけです。

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京都の素晴らしく整備された美しい庭はこれまでいやというほど見てきましたが、それらとは一線を画す手入れの行き届いた最高の庭が広がっています。ただ、感嘆の思いを胸に抱くのみです。



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